16.ハイライトはブレーキの効かないクルマで山道を駆け下りるシーンでしょう。本来ならもっともハラハラするシーンのはずですが、助手席に乗ったヒロインの大騒ぎや手脚の絡ませ方のせいで、もっとも笑えるシーンになりました。このあたりがヒッチコッックの真骨頂でしょうか。 なお、もう1人のヒロインを他の映画でもたまに見かけますが(それも主演級で)、私はこの人を絶対に美人とは認めたくない。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-17 02:15:18) |
15.派手さはないけど手堅いサスペンス・コメディ。前半エドワード捜しのミステリー風展開にしたのもよい。その後との対比が生きています。両カップルを適度に描きわけながら、クライマックスに持っていくところもうまいです。被害がこちらに及ばず、他人事としてサスペンスを楽しめるのもいいところ。まあとりあえずは、バーバラ・ハリスがキュートでグーですな。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-12 10:57:43) |
14.やっぱりヒッチコックって、変態とかオタクとか天然とか、つまりあまり格好良くない人たちを描いている方が、断然光っているし、演出が楽しそうなんだよなあ。こんなまともなサスペンスだと、逆に凡庸な出来になってしまっています。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-05-12 23:01:23) |
13.ヒッチコックの遺作ということですが、映画というよりもテレビドラマを観ているようでした。ストーリー的にもちょっと無理のあるコミカルな勘違いサスペンスですが、あまり可笑しくもなくハラハラドキドキ感もなく中途半端で残念でした。 【ProPace】さん [地上波(吹替)] 4点(2014-12-09 17:47:29) |
12.最後まで見ないと全体像がつかめないところが悪い点です。よかったのは、山田康雄さんと小原乃梨子さんの声。特に小原さんは、こういう可愛くて色気があって、それでいて頭がちょっと弱いキャラクターを演じさせると最高です。「萌え」っていうんですよね(笑)。 【クロエ】さん [地上波(吹替)] 5点(2014-12-04 05:07:29) |
11.互いに無関係のふた組のカップル。一方はインチキ霊媒師を営んでおり、一方は誘拐犯を営んでいる、という、どちらも感心できない連中なんだけれど、両者の間にひょんなことから生まれた接点から、騒動が巻き起こる、ってなオハナシ。そりゃまあ、ヒッチコック最後の作品と思うとそれだけで感慨が沸いてきてしまい、じゃあとりあえずホメとこうか、みたいな気持ちになってしまうことも否定しませんけど・・・でもやっぱり、オモシロい。インチキ霊媒師カップルが知らず知らずのうちに自ら危険に飛び込んで行ってしまう、というタイプの映画で、ヒッチコックお得意のいわゆる「巻き込まれ型」というヤツではないのですが、それでも、いかにもヒッチコック「らしい」映画のように思えてくるのは、無類のユーモアと、この先どうなるかわからないサスペンス。身代金代わりのダイヤを奪いに行く場面で見せる長廻しなどもバシッとカッチョ良くキマっていて、緊張感があふれてます。最後まで、人を楽しませる作品を、ヒッチコックは作ってくれました。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-24 21:50:48) |
10.DVDのヒッチコックコレクション、後半正直しんどかったけど、 最後のこれはなかなかおもしろかった。 ゆるいコメディ×サスペンス。 タイトルで少し損をしてるのかもしれない。 コメディ好きの映画ファンにも見てほしい1本。 |
9.何といってもブルース・ダーン(山田康雄)バーバラ・ハリス(小原乃梨子)の吹き替えバージョン、『日曜洋画劇場』放映時のものがベスト。シャーリー・マクレーンはじめ、少々喜劇味かかった女優さんのアテレコをやらせたら小原さんに敵う人はいないと思います。ホントこの人のアテレコは凄い!小原さんの声質、自分昔っから大好きなんです。ガキの頃ドロンジョ様に感化されたせいもあるやも。この映画、ヒッチコックとしては既に枯淡の境地にいたのか、全盛期の頃の大技も使うつもりはハナっからなかったみたいですね。ユーモラスなカーチェイスシーンは「北北西」や「泥棒成金」の明らかなバリエーションだし、以前使ったテクニックを規模を縮小しつつ再利用してるって印象。でも他人の技ではなく、かつて駆使したご自身の技を使っている事に文句などつけれるはずもありません。やっぱりと名人と言われる方は亡くなるまで、唯一無二の存在なんだよなあ・・・。 【放浪紳士チャーリー】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-05-19 11:10:25) |
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8.ヒッチコック先生の遺作にしてはちょっと物足りない気がする作品ですが私的には結構好きな作品です。ブルース・ダーンとバーバラ・ハリスの漫才のようなコンビぶりが面白く、特に「お勤めをちゃんと果たして!」に対する「ステーキも毎日食べると飽きるんだよ。」というセリフには大笑い。ステーキっていう響きがピッタリなので。 ドタバタコメディとサスペンスを微妙にミックスさせたヒッチ先生の手腕には下の方が書いておられるように落語の師匠がちょっと粋な小話をする様な味のある作品だと思いました。 二人が台所でハンバーガーを食べるシーンでのテーブルの上のケチャップのフタに注目してください。不思議なシーンがありますよ。 【JEWEL】さん 7点(2004-03-22 22:41:08) |
7.昔、滅茶苦茶面白かった記憶があった。今回見直してちょっとがっかり。ひょっとして違う作品やったんかなぁ。 |
6.「ヒッチコックの遺作」であるということ以外、話題にならない。 【STYX21】さん 4点(2003-11-13 20:26:03) |
5.カレン・ブラックとヒッチコック、なんとなく合わない気がしましたが、どうしてどうしてなかなかでした。ヒッチコックの映画では、これや「ハリーの災難」などライトなものに惹かれます。 【omut】さん 6点(2003-08-04 03:52:27) |
4.山田康雄&小原乃梨子の吹き替えが妙にハマっていて面白さが倍増した。ストーリーも程よく“ヒッチコック”していて楽しめた。関係ないけど、犯人役の女性の人、米倉○子に似てると思う。 【プミポン】さん 6点(2003-02-24 01:53:03) |
【あろえりーな】さん 5点(2003-02-20 21:35:31) |
2.バーバラ・ハリスとブルース・ダーンのコンビが味があってよかった。話に引き込まれるとか感情移入できるとかいう面白さではないけど、落語か講談の名人が宵の軽いところでやるといった語り口が楽しめた。当時のアメリカの空気も出ていて、ヒッチコックは最後まで新しいものを求めていた人なんだなと思った。 【アンドロ氏】さん 8点(2002-12-24 01:19:39) (良:1票) |
1.面白いです。ヒッチさんの遺作です。彼の数多の作品群においては地味な部類かもしれませんが、なんというか、”普通に”面白いです。 【愚物】さん 8点(2002-11-06 02:29:04) |