17.ジュール・ヴェルヌとともにSF小説の先駆者として知られるH・G・ウェルズの原作小説に基づく映画。少年の頃はこれらの小説を良く読んだものだ。今となっては物足りない面も多々あるが、19世紀の原作に20世紀に起きた戦争や核の脅威を付け加え、私たちに警告を発している。そして戦争のない理想社会ユートピアとはなど、ウェルズの思想も伺える。ところでこのページにはフェイ・ダナウェイ出演とあるが、彼女の映画初出演は1967年だったと思うのだが・・・ 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-08 08:03:02) |
16.NHKの海外ドラマ枠で放映してそうな、品のいいSF映画。古い映画にも拘らず、 きれいな映像にアクの感じさせない作りは、アメリカの映画というより、 イギリスの映画に近い雰囲気を感じてしまう。さすがにストーリーや登場キャラは、 ちょっとしょぼいところがあるけど、原作自体がジュブナイル向きなので仕方ないのかも。 というわけで、小学生から中学生のお子さんをお持ちの方は家族揃って一緒に。 でも、ワクワクまではしないかな? 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-11-22 19:28:30) |
15.先にリメイク作品のタイムマシン(2002年)を見てからこの映画を鑑賞しました。1959年の映画にしては映像が綺麗でした。そこそこ楽しめました。 【エムシュー】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-13 11:41:52) |
14.H.G.ウェルズの有名小説の映画化。原作が書かれた当時にはまだ起こっていなかった戦争のことなどが書かれており、客の「興味」に応える為にはあって当然のシーンだとは思うが、そこから一気にモーロックの話に飛んでしまったため、ストーリーがブツ切れというか現実的な話から非現実の話に飛ばされる点で興味がそこで途切れてしまう。モーロックの部分はもう少し脚色してもよかったと思う。特撮はかなりしょぼくこれを見るとゴジラが絶賛されたのも当然だろうと思った 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-31 13:45:25) |
13.タイトルからバリバリのSFを想像したが、実際は情緒あふれるB級作品だった。学芸会の着ぐるみのようなモーロックがかなり笑える。タイムマシンの上品な感じのデザインなどが気に入っている。多くの人に薦めたいとは思わないが、SFファンなら観ておくべき価値のある作品。 【えいざっく】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-13 12:00:45) |
12.制作年を考えると特撮はこんなものかと納得してしまう。小学校のころ読んだ原作を記憶をたどりながら見ました。個人的にはそこそこ楽しめた作品。 【ucs】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-04-11 00:07:24) |
11.なんか「タイムマシン」という何かのリメイクらしきトンでも作品を見てしまい、しばらくポカーンとしていて、あ、これの事かー!と思って手に取りました。 トンでも作品ではなくって、ひとまず、ほっ。当時としては特撮はよろしいんじゃないでしょうか。一応、純粋な気持ちでこれに接したかったです。とぽぽ。 |
10.まずいっとくと、特撮はかなりしょぼい。そして、全体的にリアリティー感はうすい。なんか「キテレツ大百科」を、お金あんまりかけずに実写にしてみましたってノリ。だから、このチープ感を好きになれるかどーかで評価分かれると思う。俺は微妙。ただ、タイムマシンが出発するときは、俺も一緒に旅する感覚でワクワクした。 最後の戦いは、うーん、もっとどーにかできたと思うんやけどな。 【なにわ君】さん 5点(2004-05-14 22:41:11) |
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9.初見は随分前になる子供の頃なんですが、あの手作り感に満ちたタイム・マシンのデザインにはもうゾクゾクものでした。思い出しては色鉛筆でノートに丁寧に描いたものです。個人的には「海底二万哩」のノーチラス号と甲乙つけがたい程の、アナログ感溢れる魅力的なデザイン。コクピットから窓を通して見える時空が過ぎ去る様子や、マネキンの衣装が目まぐるしく変わるシーンが印象的で、作り手のセンスの良さを十分に感じさせてくれる。さらに切ない友情を絡めると共に、核の驚異という確かな文明批判をも見てとれる内容。特撮うんぬんより、SF的な着想とテーマ性は何ら古ぼけておらず、想像力を掻き立ててくれるSF映画の名作です。 【光りやまねこ】さん 9点(2004-03-08 17:26:14) (良:1票) |
8.B級の薫り高い娯楽作。リメイク版での、万感の想いを込めてタイムマシンのレバーをグググッ!と引く熱さに比べると、なんとお気楽な…でもまあ原作イメージに近いのはコッチの方か。でも…殴るだけで死んでしまうモーロックの弱さは、ちゃんと科学的理由があるんだけど、映画ではなんの説明もないんでお笑いにしかなってないぞ。見るならDVD版をお勧めします。オマケでついてるTV特集での寸劇が、そのまま本作の後日談となってて気持ちがいいんですよ。ま、オイラはSF作品の評価には厳しいんで点数低めにつけますけど、気楽に見れて一度は楽しめる、お勧め作品です。 【エスねこ】さん 5点(2004-03-08 05:40:44) |
7.この「タイム・マシン」という作品は小説も映画も大好きです。この映画はかなり昔の作品なので、特撮がチープなのはしかたないと思います。しかし、特撮など気にならないくらい今見ても完成度は高いです。80万年後の未来世界の描き方がメルヘンチックなところも個人的には好き。2002年に公開されたリメイク版もありますが、原作に近い世界観で描かれているのはこっちの1960年版のほうです。原作との相違点は、原作が回想なのに対しこちらは回想ではありませんし、原作の未来人は小人で、知らない言葉を話していたのに対しこちらは普通の人間で、全て英語を話しているところや、小説ではもっと過去にも行き、地球の終焉を見てきます。それとウィーナの結末、タイムトラヴェラー(この映画ではジョージですが、小説に名前はありません)の結末も違います。ちなみにDVD得点の実際に年をとった二人がリアルタイムに再会するシーンは最高ですので、見るならDVDをお勧めします。 【A.O.D】さん 7点(2004-01-27 16:42:03) |
6.チープな特撮、ぐるぐる回る太陽や衣替えするマネキンで表現する時間経過など笑ってしまう。でもこの映画はとてもいい。観て楽しむ映画ではなくて考える映画なのです。進歩や理想にあふれた夢の世界ではなかったからこそ主人公は未来を選んだのでしょう。ウィーナの美しさに見とれてしまいました。 【WEB職人】さん 9点(2003-12-29 13:30:08) |
5.時間が進む描写で、カタツムリが凄い速さで這ってたり、マネキンの服装がどんどん変わっていくのは今見ても楽しいです。殴っただけで血吐いて倒れるモーロックも微笑ましい。最後は余韻を残させる終わり方で実に爽やかでした。 【終末婚】さん 7点(2003-04-16 20:09:43) |
【CCCP】さん 6点(2003-02-01 19:28:05) |
3.80万年後に、同じ言語を話し同じ身なりの進歩(または退化)していない人類には会いたくありません。ありがちな未来ではダメですか? 【ヌリ】さん 3点(2003-01-12 18:46:34) |
2.「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のスポーツカー型タイムマシンとは違い、その位置を動かない極めてオーソドックスな固定型のマシーンだけに、時空を越える瞬間がいかにも解説的で実に分かりやすくて説得力がある。原作は読んだことはないが、おそらく忠実に視覚映像化したその部分においては、一応の成功をみせているのではないだろうか。とりわけマシーンに乗った主人公の周囲だけが光速で変化していく様(例えば太陽と月とが交互にぐるぐる回転していく様子や、或いは洋品店のショーウインドウに飾ってある服のファッションの変わりよう等々)を、フイルムのコマ落としによる手法で表現した視覚効果は、当時としては斬新でありスリリングでさえあった。ただストーリーそのものは、かなり陳腐な内容だったように記憶している。 【ドラえもん】さん 7点(2002-05-24 23:23:32) |
1.なかなか哲学的な作品だと思った。H.G.ウェルズの原作を映画化したものだが、この原作が、初めて時空の旅というアイデアを話にしたものらしい。ウェルズの発想の発明に敬意を表したい。今みると、どうしても模型のシーンなどは見劣りしてしまうが、1960年の映画なのだ。その映像表現も含め、よくつくったなとむしろ讃えるべきだ。何しろ話が面白い。先が気になる展開だ。80万年後、エロイ族など、一見突拍子もないように聞こえがちだが、観れば違和感はない。SF映画の古典として、評価に値する作品だ。 【あろえりーな】さん 7点(2002-05-06 16:49:31) |