6.基本、昔の映画なんで、しかも恐竜はキグルミ、役者もあまり有名じゃないし、原始人はボロボロのメイクした普通の日本人、まー、ジュラシックパーク観た直後にこれ観たら、そのチャチさに、ウンザリ度はかなりなもんやと思うけど。うーん、俺、最近、昔の映画、観まくって慣れてるせいか、かなり楽しめました。まず、主要役者は外人なんだけど、日米合作のせいか、なんだか70年代邦画の雰囲気がかなりあり、ちょっぴり古い大人な空気と哀愁、そして邦画特撮の空気がごっちゃまぜになったよーな、昔のレインボーマンと傷だらけの天使とウルトラマンを足した感じのようなテイストが映画全体から漂ってきてまして、特にこれは主役の横暴でうさんくさい、それでいて屈強なハンターの社長おっさんキャラと哀愁たっぷりの音楽の影響だと思われます。そんなおっさんと彼に付き従うマサイ人、軽い感じの女記者、魅力ゼロの男隊員、唯一のおっさん日本人博士の、誰にも感情移入できそーにない異色の5人がドリルモグラに乗り込み、地底の世界に調査に旅立つとゆう内容。そこはキグルミの恐竜がいる原始時代のよーな世界なんですが、風景は綺麗ですが上高地。でも雰囲気で原始時代と思えば、なんだか変な味わいがあります。とくに主要メンバーが異色なので、映画自体も異色に感じれるのは素敵だ。それに出発してからの、テンポのよさもいい。あっとゆーまに地底世界、恐竜は、すぐに現れてくれるし、恐竜どうしの戦いなんかもあって、退屈しませんでした。原始人たちが大勢でダンダン近づいてくるところは、結構怖いし、特に何を考えているのかわからない原始人達の目が怖いです。特撮もチャチーながら人との合成映像も迫力あるし、ドリルモグラは実物大(軽そうだけど)もちゃんと作ってありました。単純な冒険映画でなく、おっさんハンターと最後の恐竜との執念の戦いドラマって感じに仕上げてあるのもいいです。女が「あれは最後の恐竜なのよ」とおっさんに戦う事を諦めさせようとするのですが、そん時のおっさんの台詞「俺もだ」にはしびれました。こりゃ、まさに異色の恐竜映画です。ちょっと変わった恐竜映画を観たけりゃオススメします。 【なにわ君】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-11-19 17:50:11) (笑:1票) |
5.この当時の幼いワタシと言えば、「恐竜・怪鳥の伝説」ですら大興奮して観てたくらいですから、これより若干上等な恐竜対決シーンのあるこの映画に文句のあろう筈も無く。批判能力ゼロですな(成長した今でやっと1くらい)。あれこれ武器作って恐竜やら原始人(!)と戦うんですが、この辺デズモンド・バグリイの「高い砦」のパクリではないかという気もします。気にしないことにしましょう。そんな作品ですが、クライマックスからラストにかけてはかっこいいのです。 【鱗歌】さん 5点(2003-05-10 23:52:39) (良:1票)(笑:1票) |
【あき】さん 5点(2003-03-11 21:27:39) |
3. 確かに円谷プロは参加してますな。恐竜のぬいぐるみが暴れる関係からでしょう。胡散臭い日米合作の代表的作品と言えますが、主役のオッサンというのは恐らくリチャード・ブーンという二流アメリカ人俳優(「アラモ」に出てたっけ?)です。日本側からはクラリオン水着ギャルだった関谷ますみが出演、とキャストも寒い限り。見せ場は恐竜特撮とタイトル・ロールのポーラーボーラ号のつもりなんだろうけど、「スター・ウォーズ」全盛の御時世によくもまぁ臆面も無くヌケヌケと…いくら時代性を考慮しても「ショボい」の一語で切り捨て御免てな感じ。つくづく英二御大の偉大さを痛感するのみ。 【へちょちょ】さん 4点(2003-02-15 12:00:50) |
2.子供の頃は“恐竜映画って言えばこれ!”って感じで記憶していました。ラストのおやじが残るシーンがかなり衝撃的だったもんで。しかし大人になって再び観て・・・・・ハハハッハハハ!大いに笑わせてもらいました・・・・・?特に恐竜の股をくぐったりするシーンなんか最高です。それ以前に、ここに登場しているのは“恐竜”だって思わなくちゃいけないんですよね。だって、どう見たって“珍獣”に見えてしまったもので・・・・・あっ!失礼! 【イマジン】さん 5点(2002-08-25 15:26:30) (笑:1票) |
1.なんか円谷プロが参戦していたような。子供心にイマイチだったような。でも主役のおっさんの執念みたいなものは覚えているぞ(笑) 【3Mouth】さん 4点(2002-05-22 00:58:14) |