8.欲望にかられた心無い人間たちにより破壊されたジャングルを、今度は疫病が襲う。ジャングルの王たる白いライオン・レオの妻ライヤも疫病に命を奪われ、さらには娘ルキオまでもが病に侵される。そこにやってきた「心ある人間」たるヒゲオヤジ氏、ルキオに注射を施し、さあこれで明日には熱も下がるだろう、と。逆に言えば、注射していきなり元気になる訳でもなく、薬が効くまでには時間がかかる、要するに、人間と動物たちの間に信頼関係を生み出すためには相応の時間がかかる、ということでもあるのだなあ、と。まあ、そう思ったんですけれども、本作はその「時間」を描くこともなく、いきなり場面は翌朝に飛んで、ルキオの快癒を描いてしまう。本当に人間と動物たちは信頼しあえるのか、という「不安の一夜」を経てこそ、相互信頼という奇跡も光ると思うんですが、エラくアタリマエの事として描いたもんです(この間、ハム・エッグ氏側の描写もほったらかし)。まあ、この作品では「ジャングル大帝」の大きな軸をなすレオの前半生に触れていないもんで、レオの人間に対する立ち位置も描きづらいところではあるのでしょうが…。あと、中盤のルネの冒険を描く部分もちょっとテキトー過ぎないかい、という不満もあるんですけどね。でも、多少強引でもどんどん話を進めていっちゃう、この勢いの良さってのも、ひとつの魅力ではあります。そして結局のところ、最大の見どころはやはり、ハム・エッグ氏の濃いキャラと、それを支える談志師匠の名演でしょうか。 【鱗歌】さん [地上波(邦画)] 6点(2015-03-15 08:29:46) |
7.'10.10/25 鑑賞。ライオンキグと勘違い。手塚治虫のコミックのアニメ化ももう一つ。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-03-31 20:08:41) |
6.1994年のディズニー作品「ライオン・キング」に、手塚プロダクションが「こっちが本家」とばかりに真っ向勝負を挑んだのかと思いきや、原作の終盤を映画化するという、ほぼ敵前逃亡に等しい内容で仕上げてしまった手塚アニメ(最初からこういう企画だったらしいんですけど、だったら何で今更こんな企画を立てのかが解らない)。話的には三部作の最終章だけ見せられた感じ。だからレオの行動が唐突で、やけに「人間」だけに優しい物語になってしまってます。作画品質も「ライオン~」には及びもつかないレベル。これではディズニーに対して大きなことも言えませんよ、4点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2006-08-02 00:03:38) |
【あしたかこ】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-09-17 17:55:25) |
4.義理堅いなあレオ。悪くは無いのだが、ちょっと話が重い。 |
3.評価が低い様ですが 娘と観に行って涙が止まらなくなってしばらくハンカチが離せませんでした。「お父さん大丈夫??」と娘に聞かれしまいました。「お母さん大丈夫??」と言った声がまわりから聞こえてました。子供には難しかったかなぁ・・・・ 【だだくま】さん 8点(2003-10-22 10:31:06) |
2.少年ライオン、レオの方が好きなので、レオが死ぬお話はちょっとつらいです。できれば、レオが誕生して成長して、ルネとルキオが生まれるところで終わってほしかった。レオはパンジャよりは長生きしたようですが・・・パンジャの家系は、オスライオンは両親を幼くして亡くす運命とは子供向けアニメにしてはお話が過酷すぎます。でも、ひさびさに富田勲さんの名曲がきけたので○です。 【うーたーまん】さん 5点(2003-06-02 22:43:31) |
1.ジャングル大帝ってみたことなかったんでこんなもんなのかなみたいなで見てました。レオが食われちゃうなんてすごいですね。でもなんか違うかな。。。 【バカ王子】さん 5点(2002-08-04 17:24:47) |