ライフ・イズ・ビューティフルのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ライフ・イズ・ビューティフル

[ライフイズビューティフル]
Life Is Beautiful
(La Vita è Bella)
1997年上映時間:116分
平均点:7.79 / 10(Review 634人) (点数分布表示)
公開開始日(1999-04-17)
ドラマコメディ戦争もの歴史ものロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-07-29)【イニシャルK】さん
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監督ロベルト・ベニーニ
キャストロベルト・ベニーニ(男優)グイド
ニコレッタ・ブラスキ(女優)ドーラ
ジョルジオ・カンタリーニ(男優)ジョズエ
マリサ・パレデス(女優)ドーラの母
ホルスト・ブッフホルツ(男優)レシング医師
原康義グイド(日本語吹き替え版【ソフト】)
日下由美ドーラ(日本語吹き替え版【ソフト】)
久保田民絵ドーラの母(日本語吹き替え版【ソフト】)
水野龍司フェルッチオ・パピーニ(日本語吹き替え版【ソフト】)
宮寺智子校長(日本語吹き替え版【ソフト】)
矢島晶子エレオノーラ(日本語吹き替え版【ソフト】)
中村正[声優]レシング医師(日本語吹き替え版【ソフト/テレビ朝日】)
稲葉実タッペツィエーレ(日本語吹き替え版【ソフト】)
中村千絵教師(日本語吹き替え版【ソフト】)
村松康雄知事(日本語吹き替え版【ソフト】)
安井邦彦ロドルフォ(日本語吹き替え版【ソフト】)
青山穣(日本語吹き替え版【ソフト】)
山寺宏一グイド(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中敦子〔声優〕ドーラ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
常盤祐貴ジョズエ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
佐々木勝彦エリゼオ・オレフィチェ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
岩崎ひろしフェルッチオ・パピーニ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
辻親八(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
斎藤志郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
藤貴子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
島香裕(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田原アルノ知事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ロベルト・ベニーニ
ヴィンセンツォ・セラミ
音楽ニコラ・ピオヴァーニ
編曲ニコラ・ピオヴァーニ
撮影トニーノ・デリ・コリ
配給松竹富士
アスミック・エース
特撮ジョヴァンニ・コリドリ(特殊効果)(ノンクレジット)
美術ダニーロ・ドナーティ
衣装ダニーロ・ドナーティ
字幕翻訳吉岡芳子
その他角川書店(提供)
ロベルト・ベニーニ(presenter:英語吹替版)
ヴィットリオ・チェッキ・ゴーリ(presenter:英語吹替版)
ニコラ・ピオヴァーニ(指揮)
あらすじ
ユダヤ系イタリア人のグイド(ロベルト・ベニーニ)は、いつも陽気で前向き。 美しいドーラ(ニコレッタ・ブラスキ)と恋に落ち、可愛い息子ジョズエ(ジョルジオ・カンタリーニ)にも恵まれ、毎日を幸福に暮らしていた。 しかし、そんなささやかな幸せは、続くことはなかった。 家族は、ナチス・ドイツにより強制収容所へと連行されてしまうのだ。 収容所でグイドは、幼いジョズエにこの悲惨な現実を悟らせぬよう、笑顔で悲しい嘘をつく。 「これはゲームなんだよ」
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【クチコミ・感想】

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523.遅ればせながらなんだが「ライフ・イズ・ビューティフル」だ。
この作品…あのダウンタウンのまっちゃんが滅茶苦茶に好きなんだよね。

いや、凄い…観終わった後で恥ずかしながら泣いてしまったね。
この作品は「感動ポルノ」と真逆の映画。
まず、泣かせようと思うシチュエーションをワザワザ作ってない。
音楽もさり気ないし、物の見せ方って意味で滅茶苦茶勉強になった。
話の流れに感動の骨格が出来てるんで、妙なテクニックも使う必要なし……なのに、泣ける。
そして、男の在り方を嫌って程に見せつけられた。

パワーがあって喧嘩に強い…それも確かに男らしさだろう……(注:イメージ)アーノルド・シュワルツェネッガーやシルベスタ・スタローンのように。
姿は冴えず、弱々しい男だけど…グイドを演じるロベルト・ベニーニは映画を観てる時間につれて、ウザい男かた素晴らしくなってゆく。
けど、この物語ではロベルト・ベニーニが明るい優しさで妻を愛し、機転の利くギャグで子供を護る。
その姿を観てると胸が熱くなって来るんだよな…本当に。

このオッサン…喧嘩はきっと弱いし、その方面で人と勝負する事は絶対に無いだろう…いや、それ以前に敵なんか作るタイプじゃないと思う。
周囲すらも明るくしながら、家族を決してドン底に堕としたりはしない……本当に最強のオヤジだなーと思った。
そして、今の自分を思いっきり反省しちゃったんだよな…マジで。

喧嘩の強さってのは…ガキの頃から鍛えれば強くなる。
少なくとも、何もしてない一般人よりは確実に強くなるものだ。
けど、この明るさと機転の良さ、周囲と仲良くしながら護るべきものを護るチカラ…これこそが本当にガキの頃から教育しなきゃならないモノなんじゃないか?なんて考えた。
そして、それを教える大人も、自身を垣間見て…反省と改善で己を高めていかなきゃと思うんだよな…。

ともあれ――映画って何だろう?

俺は映画を「人と同じ価値」とか「最高の景色や場所」と同等に考えてる。
だから不必要に(配慮なき)罵詈雑言は言わないし、どーしても嫌なら心の中で「ヤな映画だなー」と思う。

けど、沈黙ばかりってのも嫌だ…少なくとも、自分の心の中では。
だって「映画が人と同じ」って事は、好みもきっとあるはずだから…ましてや人生に拘りがありゃ、好き嫌いがしっかりとあるはずなんだ。

その景色があるから、この映画に出逢えた。
その拘りがあるから、この映画を好きになれた。

俺は、そう信じている。

ああ、素晴らしき人生よ。
ああ、ライフ・イズ・ビューティフルよ。

人生を愛する人に観て欲しい。
映画の奴隷さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2022-11-05 00:10:43)
522.前半少し退屈ですが、後半に入り収容所の親子のやり取りは本当に素晴らしい!
ラストは何回見ても泣けますね。
テーマ曲が頭にずっと残ります。
とれびやんさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-07-03 19:52:52)
521.最初から最後まで、ず~っとしようもないことを周囲の人間を無視してしゃべり続けるグイドがうざったくて、ストーリーが頭に入ってくれませんでした。闇の中で死体の山を目撃してからようやくまともな人間になった印象です。
次郎丸三郎さん [DVD(吹替)] 1点(2020-01-25 23:04:51)
520.イタリア映画あるある、子役の扱い方が反則級。
前半は主人公の軽薄さだけが目立ってしまってやや鬱陶しいのですが、これによって後半との対照が際立ちます。
シリアスな戦争映画でありながら、重さはまったく感じず、泣かせようとする演出は一切ありませんが、泣けます。
めたもんさん [DVD(字幕)] 6点(2020-01-20 21:06:32)
519.見たのはずいぶん前だが、記憶に強く残る良い映画。突っ込みどころはあるだろうけど、見て良かったと思える映画。
竜ヶ沢中段さん [3D(字幕)] 9点(2019-01-25 23:17:02)
518.戦争物はあまり好きではないが、思ったほど重たくなかった。

BGMって大事だなあ。

それ以上特に感じることはありません。
2年で12キロさん [インターネット(吹替)] 5点(2017-07-17 18:15:21)
517.映像ならではの都合の良さが詰まっていると思う。脚本の演出過多と偏りは感じてしまうが、では抑えればよかったのかというとまた別の問題だと思う。素直に面白い映画でした。
なさんなさん [DVD(字幕)] 6点(2016-03-31 12:10:33)
516.正直、前半はコメディ盛りだくさんでしんどかったが夫婦共演だからか家族愛に対しての演技は偽りなく光った作品だと思う。
ユダヤ人迫害の時代背景の中でどんな状況下でも人生は生きるに値するほど美しいと信念を持った主人公。
生まれた時代、文化が違うからか自分にはこんな明るく振舞うのは「無理」と心の中で言ってる。
mighty guardさん [地上波(字幕)] 6点(2015-08-26 23:03:24)
515.10年以上前に観て凄く感動した映画(珍しく2、3度観ている)。
今回、改めて観なおした。映画の構成を気にしながら観たら、やはり作り方が上手いと思う。でも、以前感じたほどの感動は無かった。
自分が10年前とは違う感覚になっているのかもしれない、と認識できた映画だった。人生において同じ映画に常に同じ感想を持つわけではないのかも。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-07 13:49:40)(良:1票)
514.予備知識なしで観ました。序盤からの溢れ出す違和感をコメディだからと抑えながら観ていましたが、観終わると涙が溢れていました。「ニュー・シネマ・パラダイス」もそうですがイタリア映画はラストで泣かせてくれます。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-26 21:23:18)
513.私の中でベスト3に入るおすすめ映画です。グイドが最後の最後まで楽しく愉快な父親を貫いたところが素晴らしい。確かに戦争映画だし理不尽だったり悲しかったりで見ていて気分が沈みそうになるけど、グイドの演技で見ているこちらも救われました。戦争映画でもあるし、家族愛の映画でもあります。
はちまろさん [DVD(字幕)] 10点(2012-10-14 17:53:21)
512.観終わるまでが本当にしんどかった。ああいう形で人間の残酷さから我が子の心を守った父親の、渾身の子育てにただただ圧倒された。最後に一等賞の戦車を登場させてくれて嬉しい。この子は一切ナチに傷つけられることなく生き延びた。ひとりでも実在していてほしい。実話であってほしい。
tottokoさん [地上波(吹替)] 8点(2012-09-23 01:32:38)
511.前半と後半の色がここまで違う映画も珍しいかも。家で鑑賞時は長いので勝手に前編後編とさせて頂き見分けている。ベニーニのキャラは苦手だが、この映画に関してはそれが効いていると思う。悲しい時代はどこの国にもあるよね。同じ事は二度と繰り返してはいけない。
movie海馬さん [映画館(字幕)] 8点(2012-07-29 20:35:10)
510.良くも悪くも「映画」っぽい。映画としてかなり上手くできているが、突っ込みながらみるコメディとしては破綻していると思う。下手すると前半30分で止めてしまいそうな一作。
楊秀清さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-23 17:29:20)
509.前半はまったくのコメディだが、後半はコメディの中にもユダヤ人迫害の悲惨さが滲み出てくる。戦争や迫害の悲惨さから息子を必死に守ろうとした父、息子は父が亡くなり戦争が終わって初めて父親の深い愛情を感じたことだろう。私も映画を見終わって涙が止まらなかった。
映画は前半はつまらなく感じていたが、後半一挙に盛り上がる。言葉が通じないことを逆手にとって、都合良く息子に話して聞かせる、そのおかしさがたまらなく良い。またそれが逆に、悲惨さの裏返しであることに気づかされた。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 9点(2011-10-18 08:53:49)(良:1票)
508.評価の難しい作品ですね。良い映画か、悪い映画か、で考えれば良い映画と思います。アカデミー賞の各部門の受賞は納得です。あとは、個人の受け取り方によると思いますが、私は全編荒唐無稽に思えて、残念ながらしっかり感動できませんでした。0点、1点あたりをつけられている方々のコメントに共感をおぼえる部分が多々あります。やはり、ファンタジーと割り切って見ることのできない歴史の重みは無視できないですね。リアリティーをこの作品に求めてはいけないのかもしれないですが。
ジャッカルの目さん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-24 11:07:28)(良:1票)
507.とても切り口の面白いドラマ。主人公が明るく、ややコメディータッチということで、
これまで詰め込んできた強制収容所に関しての知識が、お話に集中させる事を邪魔するのだが、
彼の妻と息子に対する思いは十分伝わってくる。本来なら前半と後半でメリハリをつけた方が
ドラマとしての深みは出たのだろうが、主人公のキャラ自体が物語の伏線になっているような、
変わった趣向の作品なので、ちょっと難しい部分もあったのかも。
創作ドラマとしてはとてもよく出来てるし、彼一人で監督・脚本・主演をこなした事を考えると、
がんばって作ったなぁと、感心することしきりの作品だった。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-11 15:53:06)
506.痛い、心が痛いです。再見は無理です。嗚咽します、ご用心を。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-03 16:44:55)
505.これ以上美しい嘘はないでしょう。
akilaさん [DVD(字幕)] 10点(2010-12-16 02:55:56)
504.前半のラブコメパートは伏線が次から次に嵌っていく感じが好きです。
子どもみたいな帽子の取り合いがあんな風に繋がっていくとは思いませんでした。
よく出来ていると思います。
後半は戦争の暗部とユーモアのバランスが取れていて、結構冷静に見られました。
事前の情報では泣けるという話だったので覚悟していたのですが、僕はこのゲームが意外と楽しかったです。
結局泣かないまま終わるのかなと思ってたけど、最後の最後で安心してしまったのか、涙が溢れてきました。
救いようのない絶望的なラストになるはずはないと想像していたけど、やっぱりどこか不安に思っていたのかも知れません。
これがハッピーエンドなのかどうか僕にはよくわかりませんが、グイドの願いが叶って良かったと思います。
もとやさん [DVD(吹替)] 8点(2010-10-20 12:36:52)
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【点数情報】

Review人数 634人
平均点数 7.79点
081.26%
181.26%
2101.58%
3121.89%
4233.63%
5355.52%
6589.15%
76510.25%
89715.30%
915324.13%
1016526.03%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.72点 Review25人
2 ストーリー評価 8.04点 Review41人
3 鑑賞後の後味 7.26点 Review38人
4 音楽評価 7.29点 Review31人
5 感泣評価 8.50点 Review40人
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【アカデミー賞 情報】

1998年 71回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ロベルト・ベニーニ受賞 
監督賞ロベルト・ベニーニ候補(ノミネート) 
脚本賞ロベルト・ベニーニ候補(ノミネート) 
脚本賞ヴィンセンツォ・セラミ候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ニコラ・ピオヴァーニ受賞 
編集賞 候補(ノミネート) 
外国語映画賞 受賞 

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