7.冒頭からボガートってこんなに華奢だったのか意外に思えたところで、クールな言動ではありましたが、今一つパンチに欠けてます。 本作はローレン・バコールありきの作品でしょう。デビュー作にして20歳!というのが信じられない堂々とした立ち居振る舞いです。翌年結婚したというのがさもありなんなボガートの芝居を超えた本気っぷりが見てとれました。 お話的には他愛ない結末なのですが、この際どうでもよろしいです。 |
6.言わずとしれたボガートとローレン・バコールを結びつけた映画で、その立役者はハワード・ホークス。DVD特典に付いている映像を改めてみると撮影当時の状況がよくわかる。若干カサブランカと似通ったストーリーだが、私はこっちの方が好き。ウォルター・ブレナンのエディーにも人間味を感じるし、歌うローレン・バコールもすごく良いと思う。終盤"How Little We Know"を歌うバコールを見つめるボガートの目はまさしく恋している目だ。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-04 10:44:20) (良:1票) |
5.かっこいいハンフリー・ボガートを見たいなら、この作品がおすすめ。 デビュー作とは思えないローレン・バコールの妖艶さ&「リオ・ブラボー」の爺さん役ウォルター・ブレナンがここでもいい味出してます。 ラストのスカット感は最高です。 【きーとん】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-07-17 11:15:20) |
4.この映画、初めて観た時、ビックリした。物語なんて何もありゃしない。こういう映画は作れる人は、天才としか言いようがない。内容、見所は、まぶぜたろうさんとよし坊さんに仰ることに尽きると思う。 【氏木】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-26 13:06:53) |
3.ハワード・ホークス監督によるハードボイルド映画の代表作!ハンフリー・ボガートの人間臭さとローレン・バコールの怪しい魅力とが上手く描かれていて十分楽しめる仕上がりになってます。ハンフリー・ボガートのタバコの吸い方、かっこ良いです。ところどころ笑えるシーンもあったりと、どんなジャンルの映画でも水準以上のレベルにある作品にしてしまうハワード・ホークスという監督もアメリカ映画全盛期の素晴らしい監督の一人だということがどの映画を観ても解る。 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-09 17:17:03) |
2.究極のハードボイルド。笑っちゃうほどかっこいい。絶対本音を言わない男と女。佇まい、歩き方、タバコの吸い方、お酒の飲み方、ボギーの一本調子な声、バコールの低い声、すべてがきまってる。ありえないほどきまってる。いちいちきまってる。ハラハラもするし、クスっと笑えるところもありますが、この究極のハードボイルドカップルを堪能できればOKな映画。今作がデビューのローレン・バコールは20歳。たぶん撮影時は19歳。信じられないほど色気がある。この45歳と20歳のカップルがその後結婚するとは、、。私もハードボイルドに生きようかな、、なんて無謀なことは考えぬように(と、自分に言う)。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-25 13:47:05) |
1.ホークスで一本だけ!となると、「ハタリ」でも「空軍」でも「リオ・ブラボー」でも「雲晴れて愛輝く」でも「ヒズ・ガール~」でも「教授と美女」でも好きにしてください、なのだが、私の好みは「脱出」です。深夜のジャム・セッションの素晴らしさ、ホーギー・カーマイケルのくわえるマッチ、ウォルター・ブレナンの歩き方、そしてローレン・バコール!役者の芝居をいかに引き出すか、いかに1シーンを充実させるか、その粋がここにある。それができたら、あとは適当に撮って、適当につなげば、いい映画が出来る。これぞホークス。 【まぶぜたろう】さん 10点(2003-12-04 02:58:54) (良:2票) |