本陣殺人事件のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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本陣殺人事件

[ホンジンサツジンジケン]
1975年上映時間:106分
平均点:5.80 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(1975-09-27)
サスペンス犯罪ものミステリー小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-10-01)【Olias】さん
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監督高林陽一
キャスト中尾彬(男優)金田一耕助
田村高廣(男優)一柳賢蔵
高沢順子(女優)一柳鈴子
東竜子(女優)一柳糸子
伴勇太郎(男優)一柳良介
水原ゆう紀(女優)久保克子
石山雄大(男優)田谷照三
沖時男(男優)源七
原聖四郎(男優)村長
加賀邦男(男優)久保銀造
常田富士男(男優)三本指の男
東野孝彦(男優)磯川警部
村松英子(女優)白木静子
小林加奈枝(女優)お直
三戸部スエ(女優)菓子屋の女
原作横溝正史「本陣殺人事件」
脚本高林陽一
音楽大林宣彦
撮影森田富士郎
製作西岡善信
ATG
企画葛井欣士郎
配給ATG
美術西岡善信
編集谷口登司夫
録音林土太郎(整音)
照明山下礼二郎
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1
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9.金田一役に中尾彬。さすが、若い頃からしっかり苦み走ってて、金田一さんにしてはちょっとコワい顔なんですが、それなりに朴訥とした感じもあって、意外に違和感もなく。
何だか、金田一役って、誰でもできるんじゃないの?という気すらしてきますが。
さて、本陣殺人事件。な訳ですが。例のトリックを、繰り返し映像で見せてくれはするんですが、この描写で、原作読んでない人にもトリックの全貌が伝わりますかねえ。この奇抜なメカニズムを、もうちょっと手際よく見せられないものか、と思っちゃうのですが。
庭の琴柱や鎌の存在も、原作を読んだ時に感じる不気味さが、映像ではなかなか感じられなかったり。
それ以上に残念に感じるのが、「雪の密室」の典型たるこの題材、なのに、あまりに雪の印象が薄い事で。季節外れの雪、というのは、花や蛙で示されていることからも、よく判るんですが、やっぱり事件当夜の描写においてまで雪の印象が薄いのは、ちょっとツラい。予算不足、なんですかねえ。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-07-31 05:45:37)(良:1票)
8.この映画なぜか好きです。時代設定も現代に変更されてるし、金田一の服装、中尾彬さんの金田一という違和感だらけの映画ですが、好きです。映画そのものが丁寧につくってあることと、言い方が変ですが謙虚なところでしょうか。金田一のキャラクターに頼らず、大げさなスプラッターシーンも入れず、地道にストーリーが進んでゆきます。あと、石坂金田一が世に出る前の作品なので、自由なアプローチかつ独自の表現が魅力的で、日本の風情の美しさが非常によく出ています。これはおすすめの映画です。
金田一耕助さん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-23 15:24:16)
7.1976年の「犬神家の一族」から始まった横溝ブームだが、これはその前年に公開された作品。
原作自体が評価の高い作品で、密室トリックの複雑怪奇さが面白いのだが、
あまり詳しく触れておらず、推理物としては正直ちょっと物足りない。
金田一は長髪、袴姿ではなく、風来坊の青年というスタイル。それに合わせているのか、
ドロドロ色はやや控えめで、ドラマのほうに焦点を当てた作りになっている。
ビッグタイトルと比較すると娯楽性は乏しいが、演出や映像に多少のこだわりを見せているので、
横溝ファンならまあ楽しめる範囲内の作品かと。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 4点(2011-08-05 02:23:31)
6.和服でない金田一耕介とは珍しい(しかも中身が中尾彬!)。市川版「犬神家の一族」と続けて観たので、あまりのケレン味の無さが気になりますが、事件を分かりやすく丁寧に描写しているのは確か。
次郎丸三郎さん [DVD(邦画)] 6点(2010-04-09 22:30:14)
5.岩井俊二監督の証言によると、この「本陣殺人事件」は、晩年の市川崑監督で再映画化の話が進められていたようですね。正直「犬神家」リメイクよりそっちの方が観たかったかなあ・・・なんて。ATG製作という事で低予算映画にもかかわらず、意外なほど丁寧に作られていたのには感心しました。いまやテレビバラエティ番組の重鎮中尾マフラー彬氏のヒッピー風金田一も、こういうアプローチの仕方もあっていいのかなって私は許容範囲内。ただ豪華キャストが見得を切ってケレン味たっぷりの大芝居を見せる、一連の市川監督版横溝金田一シリーズを見ている人間にとっては、今ひとつ盛り上がりに欠け物足りない。鈴子役は今なら栗山千明か。何故か音楽担当がデビュー前の大林宣彦監督なのも一興。言われてみれば旋律がそれっぽい(笑)
放浪紳士チャーリーさん [DVD(邦画)] 5点(2009-04-03 11:44:21)
4.完璧を求める、ぼんやりだがと分かる気がする。
三本指の男が死ぬまでのシーンが一番泣けたが、
中尾彬はどうしても悪役顔で、
本編を見るまでDVDのパッケージ写真は
容疑者の一人だと思っていた。
原作未読だが、結局真犯人は自殺するという
金田一ものの定番はすでにここから始まっていたのか。
Skycrawlerさん [DVD(字幕)] 6点(2007-12-04 23:28:29)
3.制作費が乏しいのはいいとしても、達成感が乏しすぎるのは如何なものか。ハマる程の面白さは無いものの、雰囲気は出てたと思う。中尾彬、若いなぁ。
aksweetさん [DVD(邦画)] 5点(2007-01-10 16:10:28)
2.「犬神家の一族」の前年、横溝正史ブームの先陣をきったのが本作だったんですねぇ…。メジャーの横溝作品に比べると、いかにもなATG臭さが全編を覆ってましたけど、この耽美的世界観は横溝作品にぴったりの様な気もします(顔が1/5位しか見えないカツラの高沢順子が怖~)。それにしたって、本来なら金田一耕助が関係者一堂を集めて真犯人を特定するのがセオリーの筈。しかし本作は、終盤にダラダラと真相が明かされていくので(一部は犯人の独白)カタルシスが非常に小さい。この高林陽一の娯楽に背を向けた作風が、ATGのATGたる所以でしょうか…、5点献上。
sayzinさん 5点(2005-03-24 00:06:07)
1.こんなにうまくいくものかと疑問は抱きたくなるが、この密室トリックは日本独自のものという点でちゃんと原作を守ってましたので良いと思います。
亜流派 十五郎さん 6点(2003-10-30 11:25:02)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 5.80点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
416.67%
5640.00%
6640.00%
700.00%
816.67%
916.67%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review2人
4 音楽評価 4.50点 Review2人
5 感泣評価 2.00点 Review2人
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