5.内容はそんなに詰め込んではないのだが、ゆっくり見せる骨太ストーリー。クリントイーストウッドの監督作品に似ているところがある。カメラをズームさせるところやストップさせるところなどが話のリズムを邪魔するところがあり、そういう演出にはまだ新人監督らしさを感じさせた。でも面白かったですよ。金さえあれば、どんどん上手くなっていったかもしれない監督だと思いました。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-08 02:13:07) |
4.ピーター・フォンダが「イージー・ライダー」で稼いだ金をつぎ込んで作った秀作という評判でした。見る機会を逸していましたが、近年、ニュープリントの再映を見ることができてよかったです。ヴィルモス・ジグモンドの撮影が素晴らしいです。原題と邦題のギャップに当時の映画興行のあり方が感じられます。これをドンパチものの西部劇として宣伝したようですが、それはいかんでしょう。内容は実にしみじみとしていて、味わいの深い物静かな映画です。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-03 20:53:53) |
【Miranda】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2006-08-20 19:33:48) |
2.尊敬するヴェンダース監督の「パリ、テキサス」に相通じるものがあった。本作も中年のダメ男のロード・ムービーとしてみることが可能だろう。美しいシーンの数々と随所に挿入されるスローモーション、ギターの音色が監督の演出の冴えを感じさせる。結局主人公は帰りたくても帰れなかったという事になるのだろう。しかし、娘との関係が中途半端なまま終わり(娘は最後まで「パパ」と呼ばなかった)、その点が残念だった。娘が登場する必要はなかったのではないか。 【マイカルシネマ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-24 22:15:40) |
1.出逢って別れて、出逢って別れて、出逢って別れて、そしてまた、出逢って別れて。人は出逢いと別れを繰り返すことでしか生きられない、哀しく切なく、愚かで美しい生き物。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-21 03:26:40) |