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TATTOO<刺青>あり

[タトゥーアリ]
1982年上映時間:107分
平均点:6.25 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(1982-06-05)
ドラマ犯罪もの
新規登録(2003-11-10)【亜流派 十五郎】さん
タイトル情報更新(2024-06-02)【TOSHI】さん
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監督高橋伴明
助監督水谷俊之
キャスト宇崎竜童(男優)竹田明夫
関根恵子(女優)三千代
渡辺美佐子(女優)竹田貞子
矢吹二朗(男優)島田照也
ポール牧(男優)水野
泉谷しげる(男優)刺青師
原田芳雄(男優)書店の親父
荻島眞一(男優)検死官
植木等(男優)電気屋の社長
趙方豪(男優)キャバレーのウェイター
大杉漣(男優)フェリー発着場の酔っ払い
垂水悟郎(男優)三千代の父
山路和弘(男優)鳴海清
脚本西岡琢也
音楽宇崎竜童
作詞阿木燿子「ハッシャバイ・シーガル」
作曲宇崎竜童「雨の殺人者」/「ハッシャバイ・シーガル」
編曲大野克夫「雨の殺人者」
宇崎竜童「ハッシャバイ・シーガル」
主題歌内田裕也「雨の殺人者」(内田裕也&トルーマンカポーティロックンロールバンドとして)
宇崎竜童「ハッシャバイ・シーガル」
撮影長田勇市
製作佐々木史朗〔製作・1939年生〕
ATG
国際放映
企画多賀祥介
プロデューサー井筒和幸
配給ATG
あらすじ
15歳で、強盗殺人を犯し少年院送致された明夫は、胸に刺青を彫り、キャバレーのボーイや、借金の取立てなど、職を転々としながらも、「30歳までにどでかいことをやったる」という誓いをたてる。やがて彼はその言葉どおり、世間を震撼させる大きな事件を起こすのだった。 1979年大阪府で起きた三菱銀行猟銃強盗殺人事件を題材に、犯人の短い生涯と狂気を描いた。
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8.実際に起こった事件をドラマ化したものだが、犯罪シーンはまったくなく、
あくまで主人公の人間描写に焦点を合わせた作り。両方の部分を描いていたら、
どっちつかずになっていただろうし、あの事件の内容はとにかくひどかったので、
どんなに丁寧に主人公の姿を描いても、理解はできなかっただろうと思う。
そういうわけで、犯罪実録ドラマとしては、「復讐するは我にあり」のほうが
圧倒的に面白いんだけど、人間ドラマとしては、こちらのほうが優れている。
主役を演じる宇崎竜童が好演。昔の邦画らしく、全体的に画面が暗いのが難点かな。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-29 16:03:53)
7.30年近く前の作品で、ずーっと気になっていたんだけど、やっと先日鑑賞。実話であるが、特異な顔をもった銀行強盗を描いた映画です。優しく凶暴で繊細で残忍で勤勉で破滅的で計算高い。普通は同居しない性向がひとつの人格にまとまっている。これを奥深い、と言うのだろうか。共感はしないけど、ただの凶悪犯で片付けられないのは、その行動の中に本来なら褒められるべき要素が入っているからでしょう。30歳までにでかい事をやる、という自らに課した誓いがなぜあのようなカタチを取らねばならなかったのか。短絡的という言葉では回答にならない内容を描写していますが、正解は見えない作品でした。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-01-13 12:27:07)(良:1票)
6.学生時代「破滅―梅川昭美の三十年」という本を読み、この事件や犯人に関心を持ちこの映画に出会いました。とりあえず、この犯人はどうしようも無い奴だし、彼の犯した犯罪は死を以ってしても償えない位の酷い行為ではあることは間違いありません。ただ、それだけでは済まないものを感じたのも事実です。ラストにながれる宇崎竜童の「ハッシャバーイ♪」が今も口ずさんでしまうほど印象に残っています。
TMさん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-01-09 19:29:24)
5.この事件はよく覚えている。夜中までテレビ中継を見て、次の日も朝からまた見て、たしか早々に何人かは撃ち殺され、子供連れは解放され、女子行員は裸にされ、銀行の偉い人(だったと記憶してる)が他の人質から耳を切り落とされ、長い篭城の末に射殺。犯人の名前も覚えている。瀕死の犯人を手術しているというニュースでどうせ死刑やのになんで死なせんのやろと思ったこともよく覚えている。その事件に至るまでをこの映画は描いている。正直、事件そのものが描かれていると思っていたので内容に関しては期待を裏切られた、と思ったと思う(かなり前に見たので)。でも恐ろしいほど悲しくてリアルな映画だった。犯人がなぜ凶行に走ったのかというところを突き詰めたわけでもなく、社会派のメッセージを強調するでもなく、ただ客観的に、ひたすらクールに主人公の人生を切り取る。照明の乏しいシーンが多かったが画面の暗さが全く気にならなかった。そしてこの暗さこそに生々しさが凝縮されていた。そういえば、この事件の映画化が決まり主演が宇崎竜童に決まったとき、似てる!って思ったことも覚えています。
R&Aさん [ビデオ(邦画)] 6点(2006-07-28 18:38:39)
4.そこそこ雑なところもあるけど、身動きできなかった。
さらさん 7点(2005-03-15 11:14:58)
3.この凄惨な事件は、映画を観るより前に、新聞社によるドキュメントを読んでいたのだが、映画もなかなか丁寧に事実に基づいて描かれている。
冒頭で荻島真一扮する検視医が「TATTOO」と、本人にとっては勲章であり、自己顕示の手段であり、強さの証明であったはずの刺青を、単なる身体的特徴として口述する。
この出だしから痺れてしまった。
日本の犯罪史上稀に見る凶悪で残忍なこの事件の犯人像に、適度に心情的な距離を保ちつつ肉薄していく、という作り手のスタンスが感じられた。
特に私が興味深かった読書家である一面、ストイックなまでに健康管理に取り組んでいた点なども、きちんと触れられており、何がこの男を凶行に走らせたのか、といった主題からいささかもぶれず、最後まできっちりまとめあげている。
さらに宇崎の演技がすばらしい。
虚栄と自己顕示欲に満ち、勤勉で努力家だが、情緒に欠如しており病質的という難解な役を完全に自分のものにしている。
相手役の関根恵子も、圧倒的な美しさと存在感で目を奪う。
ラストにかかる曲も、この犯人への鎮魂歌になっており、渡辺美佐子の好演とともに胸に深く残っている。私の大好きな作品だ。登録感謝いたします>木戸満さま
poppoさん 9点(2004-05-06 17:30:43)
2.そこそこ・・・かな。主人公が追いつめられていく様を丁寧に描いているとは思うけど
いまひとつパンチに欠ける。
新井さん 5点(2004-02-25 18:52:32)
1.大阪の三菱銀行北畠支店人質立てこもり事件をモデルに作られた映画。「30までにでかいことやったる」少年院上がりの主人公の自らに課した目標がやがて自らを追い込む。少年犯罪者の教育、更生、社会復帰の問題は現在でも根深く、さらに複雑な少年犯罪が増える昨今、大なり小なりこの主人公のような生き方しかできない人間もいるのだろう。
亜流派 十五郎さん 7点(2004-01-14 13:08:58)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 6.25点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4216.67%
5216.67%
6216.67%
7433.33%
818.33%
918.33%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 0.00点 Review1人
2 ストーリー評価 0.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 0.00点 Review1人
4 音楽評価 0.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人
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