21.夫の愛人のいけしゃあしゃあとした物言いに虫唾が走る。夫の同僚の厚かましさにもイライラする。そんな二人に対するジュリエット・ビノシュにも「はぁ???」 おフランスならではの人間関係に呆れるばかり。娘がほったらかしな展開にも腹が立ちます。 |
20.ひたすらチマチマじめじめしている独善的な心理描写が続く、いろいろな意味で何とも辛い作品。ジュリエット・ビノシュだったからそれなりに見ることはできたが、通常レベルの俳優だったら破綻していたのではないかと思う。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2023-05-12 00:27:00) |
19.フランス国旗の色、青・白・赤をモチーフにした三部作の一作目、本作は青。 ヒロインの心情描写が目一杯たっぷりと描かれていて、フランス映画らしい演出とともに、 画面から溢れてくるぼんやりした青色の絵が、彼女の哀しみや不安をさらに際立たせていた。 ヒロインの女優さんは他作品でも何度か見ていたんだけど、普通にしてても寂しげな表情なので、 ハマリ役といってもいい役どころ。音楽家という設定が効いていて、音楽の使い方もいい。 フランス国旗の青は「自由」という意味があるらしく、それを念頭に入れて鑑賞すると、 理解しやすくなるかと。三部作の中では、やっぱりこの一作目が一番良かったかな。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-13 07:21:03) |
18.三作目を最初に見てしまって、かなり期待したのですが、やけに退屈でした。ヒロインが好きになれなかったのが原因でしょうか。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-23 17:15:35) |
17.ブルーを基調にした映像は確かに美しいが、息をのむほどに美しいかと言えばそうでもない。 しかも、シーンの切れ目で画面が暗転し、大げさな音楽が流れるあの演出も、どうも気に食わない。 色や音楽を過剰に強調した本作だが、それが評価されたからこそのベネチア金獅子賞だと思われるが、私にはその良さがどうも分からなかった。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-11-16 23:44:49) |
16.10年以上前に鑑賞したので細部は覚えていないが、人生に衝撃を与えた作品。 こんな事を題材に作品をつくり、感動させてもいいんだ、 ということを教えてくれた映画。 30歳を過ぎた今、もう一度鑑賞すべきなんだろうけど、大好きだから満点。 【ぺんぎんうさぎ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2008-03-29 03:00:25) |
15.ヨーロッパの映画らしい大人なテイストの作品でした。こういう雰囲気は嫌いではありませんが、主人公の行動を中心にして、何をしているのか、何を言いたいのかよく分からない部分が多々あり、それが高得点に繋がらない原因になっていると思います。人にはお勧めしません。 【mhiro】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-12-10 11:27:44) |
14.藍色がきれい。でも最後まで例の曲が良いとは思えなくて、突然鳴り響く度に気持ちが萎えた。コーラスの歌詞も陳腐すぎてくどい。ビノシュは役柄のイメージにぴったりでよかったが・・。多分もう一度観たら確実に寝ると思う。 |
13.実は内容をあまり良く覚えていないのだ。スミマセン。当時不眠症に陥っていた私はその日も48時間以上一睡もしてない状態でイライラがつのり、友達の彼氏(何故?)を誘ってこの映画を見に行った。そして、最初の20分程気持ちよく寝た。その後目覚めて最後まで見たからそれなりに面白かったんだと思うけど。眠りにおちた時のあの開放感が今も忘れられない・・。 【黒猫クロマティ】さん 5点(2004-03-22 13:48:22) (笑:1票) |
12.ジュリエット・ビノシュはやっぱり演技がうまい。でも、だいぶ退屈してしまいました。期待しすぎていた分、こんな点数になってしまいました。 【きょうか】さん 4点(2004-02-04 21:55:56) |
|
11.青がきれいだった。ビノシュの演技が上手だった。映画館で見たのだが、音楽が少しうるさく感じた。しかしそれしか印象が残っていない。 【トマトマート】さん 6点(2004-01-05 14:25:16) |
10.仏語3本はキツイので、とりあえず青から借りました。周囲に悪人いないのに、ヒロインをこんなに強く応援したい作品は少ないものです。ビノシュが目だけ、唇だけで演じる絶望…ちょい出のナースを優しい美人にしたりして、さらに彼女が可哀想なのよ。 皮肉な事実と彼女の寛大さが切り替えるきっかけなんて…ため息。 突然鳴り響く音楽と青色はちょィとシツコイか、、おかげで茶色が綺麗に思えました。女としてピンチ超えてきた熟女さんには、共感で胸一杯になれるおフランスではないかと思います。 【かーすけ】さん 8点(2003-12-12 20:55:30) |
9.ジュリエット・ビノシュが好きなので、「青の愛」だけ観た。 青は涙の青だなあ・・・と染みる、欠乏感と悲しさに溢れた映画。「青の愛」から得たのは、「愛する者を失う=深海に注ぐ雨」というイメージ。 【よしの】さん 5点(2003-11-22 16:40:43) |
8.私は苦手です。観よう。と思って観ないと観れない映画です。情緒的な映画で、私には主人公の気持ちなどわからない。「気をしっかり持ってね。ジェリーとしか思わなかった。」映像の美しさと間の取り方とか、やっぱ、さすが芸術の国フランスというか、品が漂ってました。 【万次郎】さん 6点(2003-06-19 08:51:28) |
7.どこかにも書いてあったが、ジュリーのプロモーションビデオ?!受け入れたくもない状況を無理やり受け入れざるを得ない展開には、作者がよほど女性から冷たくあしらわれた結果、サディスト的な嗜好を持ち合わせたのでは、と勘ぐりたくなる。もしくは、ひたすら母性愛を求めるマザコン男の推薦作として、むやみに母性愛を求める幼い男性は心打たれるだろう。あの趣味の悪いクラシック音楽もどうにかしてほしい。無様なビブラートのかかったリコーダーは、それなりの映像美を台無しにしている。センス悪し。 【む】さん 2点(2003-02-04 22:05:33) |
6.そして私は、私を青のなかに浸していった・・いつか私の懊悩は、冷たい透明な氷となって、青い海原を流れていった・・・ああ・・なろうことならひそやかに、この青の深みを漂っていたい・・・って感じの映画です・・と言っても意味不明ですよね。自己陶酔してごめんなさい。とにかく私は良い映画だと思います。 【毬】さん 8点(2002-06-22 21:46:30) |
5.青は孤独に美しい。この映画で表現されるビノシュの青は、哀しみです。画面の彼女が崩れ落ちるとき、青白い素肌が妖艶な炎のように、情景に広がる静謐から沸き立ちます。僕らは、ただひたすら、彼女の青に溶け込む透徹な美しさ、何ものをも受容しない絶望の美しさに酔うのみなのでしょう。フランス国旗のトリコロールの青は自由を表すといいますが、哀しみが何ものにも代えられない自分を抱えることと同義であるという意味において、この映画の青と象徴的な重なりをみせるのでしょう。 |
4.この映画を、授業でみました。けれど、まったく何がいいたいのかわかりません。この映画について詳しいことを教えて!!pray_1201@hotmail.com 【kei】さん 0点(2001-12-13 10:14:04) |
3.ベネチア国際を取った映画な訳ですから、それ相応の期待をしたのですが・・・。いつもの如く、難しい感じのする作品に仕上がっていますが、またそこがこの監督の持ち味で、個人的には面白かった方です。ジュリエット・ビノシュはこの手の作品に無くてはならない存在と言ったところでしょうか? 【イマジン】さん 7点(2001-09-25 12:16:42) |
2.三部作の中では一番好き。というかこの三部作って、特にコンセプトとしてあまり面白いものだとは思わないんですけど・・・。厭世観漂うヒロインを演じるJ・ビノシュの表情にこの青の画面はよく映える。 【モーリス】さん 7点(2001-07-10 06:10:01) |