10.邦題と結末にもうちょっとインパクトがあってもいいと思いますが、ミステリアスな展開と主演二人と皇太后の演技に引き込まれました。歴史にifは無いといわれますが、ロシア革命が起きなかったら世界はどうなっていたんだろうなどと考えてしまいます。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-02-19 18:17:18) |
【ちゃか】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-04-09 17:32:32) |
8.話の設定が大きい割に、脚本が舞台劇の域を脱していない。つまり、似たようなシーンがチマチマ繰り返されてしまっている。謁見シーンの緊迫感がなければ、かなり印象の低い作品になっていただろう。ただ、バーグマン以上にずしりとした存在感があるユル・ブリンナーはさすが。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-12-03 02:21:14) |
7.バーグマン演じる女が本物か否か、いかにして証明するかが見所でした。少しずつエピソードを紹介しつつ、本物でありそうな、なさそうな、観客を惑わすことに一生懸命です。エンディングは取って付けたようで気に入りませんが、なかなか見応えがありました。バーグマンは撮影した頃40歳ぐらいですが、とっても美しい。 【shoukan】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-04-10 23:42:35) |
6.美貌が衰えたと書かれることが多いみたいですが、むしろ年齢を重ねた美しさがあると思います。ただ、前回と比べれば賞をとるほどの演技とは思えませんでした。なんだかこじんまりした映画ですね。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 4点(2009-07-28 22:07:37) |
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5.ロシア革命の混乱の中で生き残ったと噂される、ロマノフ王朝最後の国王ニコライ2世の第4皇女アナスタシアの物語。こういう人物がいたのは実話(裁判までおこしたらしい)、映画は創作。バーグマンのハリウッド復帰第一作で、彼女はこの作品でアカデミー主演女優賞受賞。受賞にふさわしい演技です。ブリンナーは同年、「王様と私」でアカデミー主演男優賞を受賞。「王様と私」がなかったら、追想で受賞していたかも。二人の緊迫感のある演技に皇太后のヘレン・ヘイズが加わって、厚みを増しています。わけあって、ずっと英語版のビデオで(つたない英語力で)鑑賞してましたが、この度DVDを購入しました。全般的に、日本語字幕や吹き替え版では、英語版で鑑賞したときよりも薄っぺらい印象をもちました。特に、バーグマンとヘイズの謁見シーンは、英語版の方が遙かに迫力があると感じました。 【ひよりん】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-07 14:31:02) (良:1票) |
4.皇太后(ヘイズ)と皇女アナスタシア(バーグマン)との息詰まる謁見シーンがこの映画最大のクライマックス。がっぷり四つに組んだこの二人の演技合戦を堪能するだけでも観る価値有り! 【放浪紳士チャーリー】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-10-15 15:37:11) |
3.ハーレクインロマンス? 恋に憧れる女性が好きそうな甘々なストーリー けっ と思ってもなぜか観てしまう ホームレスの女性を演じたバーグマンに拍手 【宵待草】さん 8点(2004-03-13 17:16:05) |
2.イングリット・バーグマンが、およそ一般人には見えない美貌で、この「詐欺を企てる」というストーリーの骨格を支えている。ユル・ブリンナーはタイの王様になったりロシア人になったり、忙しい人だが、一筋縄ではいかない感じで、やっぱり面白い俳優なのだということが、改めて分かった。二人で駆け落ちして、その後どうするのだろう。ヨーロッパの王室史の裏側という意味で面白い題材だが、その割にはセットとかがショボいかな。 |
1.このなんともほかの映画とまぎらわしいタイトルは、イヤですね。のちの時代になら、ズバリタイトルは原題どおり「アナスタシア」とつけたでしょうに。殺されたはずのロシア皇帝の娘アナスタシアを、生きているように見せかけて遺産サギをたくらもうとしたのが、ユル・ブリンナー。アナスタシアに仕立てられたほうが、イングリッド・バーグマン。ところが事態は思わぬ方に展開していき・・という、ゴージャスな仕立てのサスペンスミステリにして、実にわかりやすい娯楽作。見事です。不倫によってハリウッドから追放されていたバーグマン(1950年代はアメリカでもそんなことがあったんですねえ)がカムバックして2度目のアカデミー主演女優賞を受賞したのが本作、というエピソードも、バーグマンを知るうえで欠かせないですね。 【おばちゃん】さん 8点(2003-12-08 09:52:27) (良:2票) |