2.2分に1回はちょろっとつっこみどころが用意されて、くすっと笑える、
そういうのが続きながら、ヒロインとそのまわりの人物がどんどん好きになっていく、
そして共感をひきこみながら、最後にはみんながハッピーなエンディング、と
地味に楽しい映画ですね。
映画館で他の観客の笑いに一体化しながら楽しむ、という、そういう意味でちょっと昔風な映画ですが、次はどうなるのだろう、という展開はとても個性的で新しもの好きにもきっとうけると思います。
イタリア映画って、舞台くさい濃ゆい演出のものが多くて、僕はどちらかというと苦手にしていたんですが、これはよかったです。