サバイビング・ピカソのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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サバイビング・ピカソ

[サバイビングピカソ]
SURVIVING PICASSO
1996年上映時間:125分
平均点:4.55 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
公開開始日(1997-01-15)
ドラマロマンス
新規登録(2003-12-25)【あろえりーな】さん
タイトル情報更新(2023-07-13)【Olias】さん
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監督ジェームズ・アイヴォリー
キャストアンソニー・ホプキンス(男優)ピカソ
ナターシャ・マケルホーン(女優)フランソワーズ
ジュリアン・ムーア(女優)ドーラ
ダイアン・ヴェノーラ(女優)ジャクリーン
ジョーン・プロウライト(女優)フランソワーズの祖母
ジョス・アックランド(男優)マチス
ボブ・ペック〔男優〕(男優)フランソワーズの父
脚本ルース・プラワー・ジャブヴァーラ
音楽リチャード・ロビンズ〔音楽〕
撮影トニー・ピアース=ロバーツ
製作イスマイル・マーチャント
字幕翻訳松浦美奈
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11.フランソワーズ以外のピカソの妻たちは、自殺とか発狂とかひどい最期だったらしい。アンソニー・ホプキンスはここでも怪物を演じたってわけだ。映画には「魔の領域もの」ってジャンルがあるみたいで、スターとか芸術家とか、日常とかけ離れた場所に魅せられていくものたちを描く作品群。一般人は、そういうものに憧れ、またこっちは普通で良かった、と胸をなで下ろす、そんなジャンルだ。フィルムってものが、多かれ少なかれそういうかけ離れた秘境を記録して、日常に暮らす我々に提供するものなのだから、非常に正統的なジャンルということになる。ピカソの製作風景が興味深かった。ライトでのペインティングは見事。ゲルニカを製作している下で、女たちが争っている。芸術の偉大さと、それが生まれてくる背景の俗っぽさ、得てしてそういうもんなんでしょうなあ。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2009-05-18 11:58:51)
10.ピカソ(ピカソに限らず)がどんな人だったかなんてことを映画に求めていない。だから私と伝記映画は相性が悪い。この作品はピカソがどんな人であったかということを、彼の作品ではなく彼と関係のあった女から紐解いてゆく。男女の織り成すドラマをメインにするところがアイヴォリー監督らしいとも言える。ドラマ自体はピカソではなくフランソワーズのドラマと言っていい。この部分は個人的に好感が持てるのだが一般的にはおそらくピカソを主人公にした作品のほうが好評を得やすいと思う。しかし、どっちにしろ誰もがその名を知るピカソである。フランソワーズを主役にしたところでやっぱりピカソはこんな人ってところに行き着いてしまう。興収を気にしない映画など無いのだから仕方がないのだが、ピカソを無視して男女のドラマが描かれていればもっと面白くなると思う。じゃなきゃ、いっそ監督と脚本変更でピカソとピカソの作品に寄ったものにするか。
R&Aさん [DVD(字幕)] 5点(2009-04-09 14:10:29)
9.うーん。なんとなく中途半端なまま終わってしまいましたねえ。ピカソの性の部分を描くのだったら、もっと泥臭く行っても良かったと思うのですが、妙にドライというか、淡々としたまま終わってしまいました。ベッドシーンとかも全然ないし(マケルホーンの突然の全裸はありましたけど)。逆に、作品論で行くのなら、美術館的な見せ方ではなくて、一つの作品に絞って(例えば「ゲルニカ」とか)、それが完成するまでを時代背景を絡めて描くとか。どっちかに絞って欲しかったですね。せっかくアンソニー・ホプキンスという最高の素材を使っているわけだから、もうちょっと料理の仕様があったのではないかと。ピカソの生涯って、有名になる前も含めて、結構波乱万丈で面白いはずなんだけどなあ…。
鳥居甲斐守さん [ビデオ(字幕)] 4点(2007-03-02 18:58:35)
8.製作側が本作においてピカソをいかなる人物として描きたかったのかがさっぱり分からないため、作中にポイントがまったく存在しない。したがって、その辺の男女の濡れ話と全然変わらない内容になっている。せっかくアンソニー・ホプキンスという人材を得ているのだから、もっと常人と違った側面を強調した方が得だったと思うのだが。
Oliasさん 4点(2004-10-17 01:44:19)
7.ピカソとの関係の中で唯一正気を保ち続けたフランソワーズ・ジローの視点で描かれる、俗人パブロ・ピカソ。ピカソは生き様そのものがサディスティックだったので、彼の関係者は男女問わずマゾヒスティックになってしまう。ピカソに隷属することで得られる悦びは至上のもの。最後の愛人で最後の妻・ジャクリーヌ・ロックはピカソを「閣下」とまで呼ぶ(ほとんど「女王様とお呼び!」ってのと変わりません)。しかし、見るからにSタイプのナターシャ・マケルホーン演じるフランソワーズはMになれなかった。これはタイトル通り、飛行機事故生還者の手記に近いものがあります、6点献上。
sayzinさん 6点(2004-10-05 00:15:47)
6.あまり印象に残る作品じゃなかったです。2時間が凄く長く感じました。地味すぎます。
ギニューさん 3点(2004-10-02 15:05:15)
5.アンソニー・ホプキンスはこんな役もできるのね、と素直に感動しました。アンソニー・ホプキンスのファンは見なければだめです。それだけです。
かわまりさん 5点(2004-09-26 07:29:43)
4.なんとも印象の薄い。少し期待していた分、ちょっとねぇ;;
かずのすけさん 3点(2004-09-25 20:56:57)
3.ピカソに少し似てるというだけでホプキンスがピカソ役をやってるような気がします。実際のピカソのドキュメンタリーを作ったほうがまだ面白いんじゃないかと、思いました。
さん 4点(2004-09-23 02:53:31)
2.いまいち入り込めなかった。もっとコンパクトにまとめて良いんじゃない?アンソニー・ホプキンスもあんまり存在感無かったし。
SAEKOさん 5点(2003-12-26 23:14:26)
1.ナターシャ・マケルホーンの、、、、ぜ、、全裸!
あろえりーなさん 5点(2003-12-25 13:37:46)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 4.55点
000.00%
100.00%
200.00%
3218.18%
4327.27%
5436.36%
6218.18%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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