2.知名度はあんまりないが、実は製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグとジョージ・ルーカス。音楽はジェームズ・ホーナーが担当という贅沢な作品。母親が死んだ苦しみ、違う種族の恐竜とは遊んではいけないという差別…そういうのが主人公の心の成長の妨げになるんですが、そんな主人公と出会うのは、飛べないプテラノドンや、他人と関わるのが苦手なトリケラトプス、臆病なアナトザウルスに、何も知らないステゴサウルスなどと、やっぱり弱点を抱えた仲間たちです。それを壮大で危険な冒険の中で克服していくあたりは、なかなか憎い演出ですね。…とにかく1つ1つが、本当に丁寧で丹精込めてつくられてます。80年代という時代を感じさせない所や「ジェラシックパーク」「スター・ウォーズエピソード1」などの後世の監督作品に影響をあたえた点は、さすが♪