10.主人公の中国人に対する思いも通じず日本兵の残虐性が随所に描かれています。古今東西戦争とはこのようなものだというもう少し客観性を持った観点が加わるとさらに共感できたように思います。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-08-09 10:07:16) |
9.こんなむごい映画を自部屋のホームシアターで観とるなんて・・・、平和の極致や脚 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-01-24 00:12:00) |
8.捕虜脱走だけであれだけ話を保たせるというのも、たいしたもの。第一部より面白かった。王享立の存在感、渡合の悪辣ぶりが強烈でした。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-09-29 17:21:13) |
【ホットチョコレート】さん [地上波(邦画)] 7点(2011-08-27 20:26:00) |
6.「高い料金を払ったが、ヒューマニストの専用車に乗り込んだよ」。お寿司うまそうだったなあ。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-02-15 18:37:26) |
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5.第1部では重い内容の中でも梶が妻といるシーンだけは雰囲気が和んでいたが、この第2部ではその二人のシーンすらも重くなり、梶が人間として苦悩する姿など第1部に比べて見ていてかなり辛い。高をはじめとした脱走を企てたとされる捕虜たちが処刑されるシーンは直接的な残酷な描写がないにも関わらずショッキングに感じた。それでもほとんどが重々しいシーンばかりの辛い内容なのについ引き込まれてしまうのは第1部に続いて完成度の高い作品という証拠だろう。この第2部では梶の妻・美千子の悲しみがよく描かれており、また演じる新珠三千代もその悲しみをうまく表現する名演を見せており、素晴らしい。以前、小林正樹監督が男性的な作風の監督であると何かで読んだことがあるが、この作品の美千子を見ていると、やっぱり脚本担当の松山善三共々木下組出身ゆえか女性の描き方もうまいと感じる。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-06-04 20:34:47) |
【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-20 18:41:56) |
3.工人達への非人道的な仕打ちの中、最後まで己の正義を曲げなかった梶、しかし、使われるだけ使われて免除されたはずの兵役へ、、、侵略戦争の中の被害者としての梶がそこにありました。ラストの”鬼”、”鬼”と蔑まれていたシーンはとても悲しかったです。 【maemae】さん [DVD(邦画)] 10点(2006-09-26 03:02:39) |
2.6部作のなかでは1部、2部が個人的には面白かった。梶の「このままじゃ俺は人間じゃ無くなってしまうんだ!」というセリフが印象に残った。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-07-17 19:22:09) |
1.日本人の手により、中国人労働者(彼らは普通の民間人である)への苛烈な仕打ちが強まってゆく。自ら置かれた立場に人間として苦悩、苦闘する梶。あくまでも自分の良心に従う。そんな姿に観客はすっかり感情移入してしまい、彼の一挙手一言に目が離せなくなる。さすが名優仲代達矢だ。そんな中、仲間思いの中国人高と、女性の幸せを求めてやまない娼婦楊春蘭との堅く切ない愛が観る者に涙を誘う。沖島を演じた山村聰も微妙な役どころを好演。宮島義勇の鮮烈なカメラワークも言う事なし。今作の後半には、日本軍憲兵の戦慄の非道さがリアルな描写と共に浮き彫りにされてゆく。そしてこの作品の持つテーマ性が、ますます重みを増しのしかかってきます。 【光りやまねこ】さん 10点(2004-01-17 15:23:58) |