13.山田洋二監督は自分の作品も日本の喜劇映画100に推薦していました。馬鹿でも阿呆でもある種の純粋さは心の琴線に触れるものがありますね。寅さんより素朴でがむしゃらな人物をハナ肇がいい感じで演じていました。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-05 18:26:58) |
12.「無法松の一生」も好きだけどこっちの映画も好き。桑野みゆきのご新造さんが安五郎の身を案じて「本当は強くないのよ。運が良かっただけ」と言ってを止めようとするときほろっと来てしまった。無法松の松五郎よりも馬鹿さ加減が目につくけど、人間くさくて良い。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-02-15 21:41:55) |
【ホットチョコレート】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-05-20 06:35:51) |
10.普通ならホロッと泣けてしまうようなシーンもあるのですが、バックのミュージックがなんだか間抜けで、最後まで喜劇でした。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-06-30 20:07:48) |
9.ハナ肇と渥美清のからみが観られたのは良かった。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-10-14 17:42:29) |
8.もともと桑野みゆき目当てで見たんだけど、山田洋次作品だし渥美清も出てたりするのでちょっと期待したけど桑野みゆき以上のものはなかったなと。時代的にも思想的にも「男はつらいよ」のように単純なコメディとして楽しめないというか。ちょっと悲劇的するぎる気がする。 【バカ王子】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-30 23:31:45) |
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7.ぜんぜん楽しめませんでした。「寅さん」シリーズは好きなのですが、これは合いません。要は主人公にどこまで共感できるかなのでしょうが、やっていることが意味不明な個所が何ヶ所もありました。これって、私が生真面目なせいなのでしょうか。とにかく退屈でした。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2005-11-19 19:11:35) |
6.困っている人がいたら放っておけない。頼まれたら断れない。恩義には忠誠で報いる。正しいと思ったことは相手が誰であろうとぶつかっていく。でも惚れた女は口説けない。男気を感じさせる安五郎の七転八倒ぶりに拍手を送る。 こんな馬鹿なら町内に一人ぐらい居て欲しい。 【WEB職人】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-16 11:34:19) |
5.喜劇としてはちょっと重たいけど、最後まで楽しく見られた。ハナ肇演じる安五郎のキャラクターが最高に面白い。「男はつらいよ」以降の山田作品では見られない展開や、「男はつらいよ」では見られなかったハナ肇と渥美清の絡み(初期の山田作品の常連であったハナ肇は「男はつらいよ」シリーズには一作も出ていないため。)が見られるのが嬉しい。ラストの植木等の使い方が「たそがれ清兵衛」の岸恵子と全く同じだったのがちょっとビックリした。 傑作とは言いにくい映画だけど、ラストの告白シーンにちょっと感動してしまったのでちょっと甘いかもしれないけど9点。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2005-08-14 17:47:05) |
4.皆さんと違って、私は山田洋次の最高傑作だと思う。「馬鹿」の荒々しさとやさしさ、危ないところと人の良さ、生真面目さとはちゃめちゃさが、実にペーソスをなしていて、極上だ。『寅さん』も初めのほうはそうした性格が出てたけれども、しだいに荒々しさを失って、国民的アイドルとして品良くなりすぎていった。それにテキ屋という危ないところのある設定が、もう時代に合わなくなっていたと思う。それに比べて、ここにはまだ戦後のどさくさ時代のバイタリティがあって、「馬鹿」の生き生きする余地があった。ハナ肇の油っこいところがすばらしい。それに渥美清もちょい役で出てくるが、実に生き生きとしていた。 桑野みゆき(小津安二郎『彼岸花』の娘役)も素敵だった。 【goro】さん [地上波(字幕)] 10点(2005-08-07 04:24:30) (良:2票) |
3.今さっき、30分ほど前までBS2で放送していたので今回、初めて観ましたが、寅さんに比べるとどうしても落ちる気がする。けど、それなりに楽しめました。ハナ肇演じる松さん、憎めないキャラですね。タイトル通り、本当に馬鹿まるだしな映画ですけど、そこは監督が山田洋次監督とくれば、近頃のお馬鹿で、下品なアメリカンコメディよりはずっと良い。 【青観】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-03 22:00:23) |
2.レンタルショップで一生懸命探して、背表紙の色あせた一本をやっと見つけた。寅さんシリーズに比べると重い内容のシーンが多い「馬鹿シリーズ」だけど、安さんのキャラクターが凄く好き。一生懸命で可愛い。なんだかレビュー数が少ないけれど、もっといろんな人に観てもらいたい。 【揺香】さん 7点(2004-07-08 15:57:55) |
1.寅さんの原型となる山田喜劇の誕生とも言うべき重要な佳作。完成試写を見て、喜劇を作れと会社に言われたのに、ひどく糞真面目で、ちっとも可笑しくなく、しかも全くつながってないバラバラの映画が出来た、俺はもう駄目だ、クビだと、完膚なきまでに山田監督は落ち込んだそうだ。ところが映画館で上映すると客がみんな笑ってるという知らせを受けて、劇場に駆けつけた監督は上映後、柱の陰から出てくる客に泣きながら頭を下げたという。こういうエピソードを知ると、喜劇って真面目な話なんだなと痛感する。そして、大衆がこの監督を支え育てたという事実は本当に素敵なことだと思う。 【ひろみつ】さん 8点(2004-05-09 00:37:52) (良:1票) |