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本日休診

[ホンジツキュウシン]
No Patient's Today
1952年上映時間:97分
平均点:6.53 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(1952-02-29)
ドラマコメディ医学ものモノクロ映画小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-03-04)【イニシャルK】さん
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監督渋谷実
キャスト柳永二郎(男優)三雲八春先生
鶴田浩二(男優)加吉
佐田啓二(男優)湯川春三
田村秋子(女優)湯川三千代
淡島千景(女優)お町
中村伸郎(男優)竹さん
三国連太郎(男優)勇作
長岡輝子(女優)お京
角梨枝子(女優)津和野愁子
増田順二(男優)伍助院長
岸恵子(女優)瀧さん
十朱久雄(男優)松木ポリス
山路義人(男優)船頭
望月優子(女優)ヤクザ情婦
多々良純(男優)兵隊服の男
諸角啓二郎(男優)
草香田鶴子(女優)
紅澤葉子(女優)
原作井伏鱒二「本日休診」
脚本斎藤良輔
撮影長岡博之
製作山本武
配給松竹
美術浜田辰雄
編集杉原よ志
あらすじ
息子を戦争で失い、甥に病院を継がせている八春先生。甥達が慰安旅行に行っている間、「本日休診」の札を出すが、次々と訳ありの患者が殺到してくる。貧乏だと医者にもかかれない時代を、コミカルに描いた映画。戦後直後の風俗や貧困が描かれている。
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4.原作の井伏鱒二には原爆を題材とした反戦文学作品もあるが、こういった飄々とした人情話も、長い戦争を経験した方たちには必要なものだったのだろう。きっとその時代、十分に役割は果たした映画ではないのかな。無いだろうけど仮に今リメイクしたとしたら、戦争を知らない人たちのこなれた他人事作り話になるのだろうね。それがダメとも思わないのだけど。
monteprinceさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-12-20 12:08:49)
3.戦後の日本の下町風景、コメディタッチながらなかなか笑えないのは戦争の傷跡や貧しさのせいだろうか。それでも暗くなりすぎないのは、町医者三雲先生の人徳なのだろうか。戦後からの復興を込めたラストシーンが印象的。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 6点(2013-01-14 21:43:37)
2.2012.02/26 鑑賞。井伏鱒二原作で若い時に読みたい作品の一つだった。映画全盛時の大物俳優が見れ、懐かしさと同時に知らない若々しい姿が素晴らしい。映画としては今では想像もつかないいたわり、やさしさが感じられ、どうしても「昔は良かった」的感慨に陥る。
ご自由さんさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-02-26 22:51:34)
1.《ネタバレ》 気のふれた男も隣人として包み込んでいくホノボノとした庶民ドラマを描きながら、キズモノにされた娘をせがれの嫁にという話を聞いたときには、冗談と思ってつい笑ってしまう田村秋子。このシーンにドキリとさせられた。そのほかの「ホノボノ」の描写は、このドキリを際立たせるための背景のように感じられてくるぐらい、迫る。田村秋子って役柄によっては新劇臭が出てしまう女優だったが、本作では「庶民」の人懐こい優しさとその限界を、まったく屈託を感じさせない笑い(だからより残酷なのだが)でザックリ見せて良かった。渋谷の映画には、こういった庶民の暗部が潜んでいるのでうっかり出来ない。「庶民」という一言で括られることを拒んでいる一人一人の具体的な声を集めた映画と思えばいいのか。ラスト横一列に整列させられてはいても、その一人一人が抱えている夢もエゴももう観客は知ってしまっている。淡島千景は助かるかも知れないという結末になってたけど、それだとリアカーが返ってきてしまった落胆の切なさが弱まってしまったのではないか。あと当時の住環境がよく分かるのもこの映画のいいとこ。舟暮らしは戦前からあったが、電車住宅ってのは戦後ならではの光景だろう(ただ暗くて仕組みがよく分からないのが残念)。男女一緒の病院の病室ってのも、ヘーと思わされた。劇映画であっても、映画は時代の記録になっている。
なんのかんのさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-02-20 10:16:01)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.53点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4213.33%
516.67%
6426.67%
7426.67%
8320.00%
916.67%
1000.00%

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