1.《ネタバレ》 たぶん8年ぶりにヤコペッティの残酷シリーズを見た。
人間なんて死ねばいいのにといったドキュメンタリータッチの映画だ。
残酷というよりも世界の奇妙なところをとりあげているみたい。
作品に漂うなんともおかしな雰囲気が結構好き。
語りは開始早々皮肉たっぷりだ。
半分ヤラセみたいな感じもしますが。
カメムシを生地に包んで食べる場面や、ユダの死体(のお菓子)を貪って食べる場面では
エルトポ以来の衝撃と荘厳さがある。
教会の集団ヒステリーがかなり良かった。
子供に器具を取り付けて体を変形させる虐待などを見るとどんよりと重い気分になる。
モンド映画って言葉をこの映画で初めて知った。