レミーのおいしいレストランのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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レミーのおいしいレストラン

[レミーノオイシイレストラン]
Ratatouille
2007年上映時間:120分
平均点:6.63 / 10(Review 112人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-07-28)
コメディアニメファミリー動物ものグルメもの3D映画
新規登録(2007-06-25)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2024-06-13)【にじばぶ】さん
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監督ブラッド・バード
ヤン・ピンカヴァ(共同監督)
演出木村絵理子(日本語吹き替え版)
パットン・オズワルトレミー
ルー・ロマノアルフレッド・リングイニ
ブラッド・ギャレットグストー
ピーター・オトゥールアントン・イーゴ
イアン・ホルムスキナー
ジェームズ・レマーラルース
ジャニーヌ・ギャロファロコレット
ブライアン・デネヒージャンゴ
ジョン・ラッツェンバーガームスタファ
ブラッド・バードイーゴの秘書 アンブリスター
ブラッド・ルイス〔製作〕追加音声
岸尾だいすけレミー(日本語吹き替え版)
佐藤隆太アルフレッド・リングイニ(日本語吹き替え版)
有川博グストー(日本語吹き替え版)
家弓家正アントン・イーゴ(日本語吹き替え版)
茶風林エミール(日本語吹き替え版)
麦人ジャンゴ(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子コレット(日本語吹き替え版)
東地宏樹ホルスト(日本語吹き替え版)
朝倉栄介ポンピドゥ(日本語吹き替え版)
浦山迅スキナー(日本語吹き替え版)
原作ブラッド・バード(原案)
ヤン・ピンカヴァ(原案)
ボブ・ピーターソン〔声〕(原案補足)
脚本ブラッド・バード
音楽マイケル・ジアッキノ
製作ピクサー・アニメーション・スタジオ(共同製作)
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ(共同製作)
ブラッド・ルイス〔製作〕
製作総指揮ジョン・ラセター
アンドリュー・スタントン
配給ブエナビスタ
美術スーザン・ブラッドリー(タイトル・デザイン)
編集ティム・シモネック
録音ランディ・トム
オムニバス・ジャパン(日本語吹き替え版)
東北新社(日本語吹き替え版録音制作)
日本語翻訳佐藤恵子
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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112.《ネタバレ》 リングイニが「目的のないダメ男」との批判があるようなので、ちょっと擁護したいと思うのですが、彼は元々コックになりたかったわけではなく(本人がそう言っている)、序盤にスープの味付けをしていたのは、誤ってこぼしてしまったのを隠すため。彼がそもそもこの店を訪れたのは、母親の紹介状があったからで、料理がしたかったからではない。とにかく職にありつく必要があったのだろう。身寄りもなく才能もない彼にとって、職を得るのは大変なことで、要するに生活がかかっているのだ。コックだのウェイターだのと選り好みをしていられる立場ではない(当然クビは何としても免れたい)。また、コレットがレミーの存在を知ってからも「ダメ男」リングイニと付き合っている件だが(つまり彼には料理の才能がないと知った)、リングイニの長所は、レミーをパートナーとして選んだことだろう。彼はいち早くレミーの才能を見出し、たとえネズミであっても、友人として迎え入れた。それは、「誰でも料理を作れる」というグストーのモットーであり、グストーに師事するコレットにとっては、リングイ二を好きになる充分な理由になるのではないか?リングイ二は確かにちょっと頼りなくだらしのない男だが、ネズミを殺すこともできない優しさを持っている。レミーがグストーの遺言状をシェフの手から取り返したのは、誰のためだろうか?友人であるリングイ二のためではないか?リングイ二はレミーに操られているだけのように見えて、実は二人(?)は運命共同体、どちらかをなくしては成立し得ない存在となっている。つまり、リングイ二は充分魅力的な人物として描かれており、リングイ二あってこその「レミーのおいしいレストラン」なのだ。しかし、この作品で最も素晴らしいのは、何と言ってもフルCGで描かれた映像スペクタクルだろう。レミーの表情、仕草、体毛の質感は勿論のこと、ネズミの視点で描かれたアクション、息を呑むパリの夜景、涎が出るほど美味しそうな料理の数々。まさに「眼福」と言いたい。
フライボーイさん [映画館(吹替)] 8点(2007-08-09 08:38:10)(良:2票)
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111.《ネタバレ》 事前の予告編から想像していたのは、料理の得意なねずみのレミーが、冴えない見習いシェフ、リングイニの黒子となって見事な料理の腕を発揮、そして色々な事件、葛藤の末ダメ男のリングイニは、レミーの助け無く、ひとりの男として、人間として大きく成長していく、というものでした。 しかし、実際観た物語はそうではなく、リングイニ自身は相変わらずレミーや厨房の先輩であり恋人のコレットの助けなくしては一本立ちできないという「成長」が全く見られないまま終わってしまいます。 しかもリングイニがレミーあってこその料理人だとわかったのに、恋人コレットは彼の元を離れない(彼の何処に魅力を感じたのか?)。 これではドラえもんののび太状態のままです。彼が物語の軸になるには解せない(題名は確かにリングニイの物語、とはなっていませんが)。 ではねずみのレミーの物語なのかというと、確かに彼は自分の「ねずみ」であるという宿命を打ち破り、レストランをリングイニとともに開業するのですが、それだけではリングイニやコレットにとって果たしてそれで良いのかと若干の物足りなさが残ります。 とはいえ各シークエンスの細かい演出には驚かされたり、うっとりしたり、大笑いしましたし、レミーやその他のキャラクターは表情豊かで暖かく愛らしい。 特に「後ろばかり見てると、未来から来るものを見逃すよ」と敬愛する名シェフグストーの霊に促され、薄暗い下水道から駆け上っていくレミー。そして登り詰めてみると、そこは彼が夢見、憧れたパリの街だった・・・。 このシーン、鳥肌が立ちました。映画史に残る美しいシーンだと思います。 ピクサー作品のCGには毎回驚かされますが、今作に至って、もはや芸術的とも言える境地に達したと思えるのは、ソフト、ハードのテクノロジーの進歩に助けられた画面上の質感の向上という面だけでなく、キャラクターの生き生きとした動きと豊かな表情の変化です。 どんなにデフォルメされた人間であろうと、地を這うネズミであろうと、彼らがスクリーンのなかで間違いなく生きているんだと確信させるほどの説得力を持っていました。 これは製作過程に於いて、徹底的に研究を重ね労力を惜しまず追求してはじめて生み出される、職人芸ともいえるものだと思います。 こういう部分にもピクサー作品の映画に対する愛と真摯な姿勢を感じるのです。
ロイ・ニアリーさん [映画館(字幕)] 9点(2007-08-03 13:58:47)(良:2票)
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110.《ネタバレ》 吹替え版での鑑賞です。 まず日本語タイトルが  原題の「ラタトゥーユ」から変更になったのかが  疑問に思えます。  物語中盤と終盤にタイトルにまつわる肝となる部分が  ちゃんと用意されているのにと不思議に思いました。  CGは流石にピクサー製作だけあり、  本編前に上映された他のディズニーCG作品とは  一線を画す出来です、逆に凄すぎて  実写でいいじゃんと思えるくらい…。  まぁ物語終盤でCGでしか表現出来ないな画を  まざまざと見せつけられる訳ですが(笑)  只、CGや個々の演出面では文句のつけ様が無いくらい  よく出来てるのですが、脚本に多少の無理があるようで  登場人物の立ち居地が説明不足であり、  悪人が悪と表現されておらず、ヒロインに至っては  もう一人の主人公リングイニに好意を寄せる過程が全然  描写されていないので(本当は一瞬だけあります)  唐突に恋愛関係になった印象が拭えません。  それと退場したまま最後まで出てこない人物達も  非常に気になりました。  料理で例えると美味しいのだけど  味に深みが足りないと言った処でしょうかね。 声優は本職の方ばかりで流石に安心して観れました。
ままごとさん [映画館(吹替)] 7点(2007-07-29 19:00:48)(良:2票)
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109.映画を見終えたとき時の感想は「素直に面白い映画だった」でした。 ミッキーはマウスなのにこちらの主役レミーはラットなのでぜんぜんキュートではありません。同じネズミでも「トムとジェリー」が好きな人には違和感なく楽しめると思います。その不潔そうなネズミと高級フランス料理の意外な組み合わせによるドタバタ劇は期待通りの面白さでした!またディズニーらしい心温まるストーリーや最新CGの綺麗さ(食事がおいしそう!)と迫力は、映画は最高の娯楽だと改めて気付かせてくれます。でも逆に期待以上といえるところはあまりなく、雑さの目立つ、都合よく進みすぎるストーリーにはいまいち乗れませんでした。また内容も子供向けとも大人向けとも少々どっち着かずな感じです。少々気に入らない点はありましたが、大人から子供まで安心してお勧めできる良い娯楽作品だと思います。 
ろいぶきゃなんさん [映画館(字幕)] 8点(2007-07-27 21:32:51)(良:2票)
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108.《ネタバレ》 説得力を欠く荒唐無稽な設定や展開をお伽話だからと納得したとしても明らかな失敗が多々目立つ。  どこに焦点を置きたいのかわからない内容ですし、このプロットならレミーがリングイニを利用してパリの一流店、一流シェフを目指すという方向性をしっかりと打ち出し、軸とすべきだか、そのシチュエーションは成り行きで始まり、成り行きで進む。  そして、リングイニというのは何者なのだろう? 冒頭、勝手に料理へ手を加えているので、おそらく料理人に憧れてはいるのでしょう。しかし、その後はレミーに任せっきりでご満悦。終いにはウェイターにおさまってご満悦。何をしたかったんだ、こいつは(レミーに依存しているだけなので、友情関係も描けずじまい)。シェフに憧れるが才能の無さを痛感して、それでも料理に関わる仕事をしたいとウェイターへ、という描写がなされていれば問題ないが、これじゃあ逃げてるだけのろくでなし。単なる脇役なら問題ないが、進行上の重要人物だし、それなりの扱いをしているんだから、もっと気を遣いましょうよ。  そして、何より思ったことが「配慮が足りない」。上記2例もちょっとした配慮で容易にフォローできると思う。解決となるネズミ仲間の助けも料理人意識を欠く行為なのに後悔や反省の描写が無い(レミーが一番彼らがいかに不潔で無神経か知っているはず。全身洗わせればいいという問題じゃない)。あくまで「窮状故、やむなく」とすべきであって、「助けてくれるんだ、ありがとう。うまくいった、やったー」で終わっちゃダメ(それでもかなり強引な内容ですけど)。  ・・・と、欠点をあげればまだまだきりがない。プロット自体はこの方向性でいいと思うが、全体の印象となると失敗作となってしまう残念な作品。 土壇場での監督交代や脚本の建て直しがあったらしいけれど、まさにその影響が如実に表れている。
カラバ侯爵さん [映画館(吹替)] 3点(2007-07-25 13:56:30)(良:2票)
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107.《ネタバレ》 視覚と聴覚だけでもこんなに楽しめたのに、味覚や嗅覚をもってすれば最高だっただろう。異国情緒たっぷりで、愉快で味わい深い映画だった。 天才ねずみと若者のやり取りを見て学べるのは、謙虚さが大事ということ。これが欠けると、いくら相性がいい者同士でも歯車が噛み合わないのだと感じた。 感銘を受けたのは、田舎料理ラタトゥイユを辛口批評家に出した時、彼の少年時代がフラッシュバックするシーン。眠っていた過去の記憶を呼び起こすほどの、「おいしい」だけの言葉では説明できない、料理の持つ強さを感じた。
カジノ愛さん [インターネット(字幕)] 8点(2017-11-21 18:43:04)(良:1票)
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106.“動物もの”のファンタジー映画として不足はなく、ピクサーならではの映像完成度と娯楽性によって充分に楽しめる佳作に仕上がっていると思う。 しかし、この映画には致命的な難点があって、もうそれはこの物語の構成上致し方ないことだけれど、やはり最後までその部分が引っかかり続けてしまった。  それは詰まるところ、ネズミが料理を作るという不衛生さに対する拒否感だ。 この映画の製作陣やファンは、それを言っちゃあ元も子もないと言うのだろうけれど、どう取り繕ってもネズミがレストランの厨房に我が物顔でのさばり、自ら料理を作っちゃあいかんだろうと思ってしまった。 しかもこの映画の主人公でもあるネズミは、どんなに愛らしくキャラクター化していても"ドブネズミ”にカテゴライズされるタイプのネズミであり、綺麗事をいくら並べ立てたところで「不潔」であることは揺るぎようも無いのである。 主人公のネズミは、自身の不衛生を気にし申し訳程度に手を洗ったりはしているけれど、「いやいや、そういうレベルの問題じゃないから!」と突っ込まざるを得なかった。  個人的な話をすると、若い頃に地下街の飲食店でアルバイトを始めたことがあった。 しかし、閉店後の片付けの最中に巨大なネズミが走り回る現状を目の当たりにして、耐えきれず一週間で辞めてしまった。当然その後、その店には客としても決して行く気にはなれなかった。  これはもはや、ほぼすべての動物映画の根底にある博愛主義をいくら盾にしたところで、無意味な類いの問題であろう。 すべての生命と共存しようとすることは素晴らしいことだと思うし、決してネズミたちに罪はないけれど、世界中の飲食店の裏側に潜むネズミが病原菌を媒介してしまうことは現実であり、そういう部分をあまりにも無視してただファンタジックに仕上げてしまっているこの映画の在り方には疑問を禁じ得ない。  ただし、そういうことをすべて見て見ぬ振りしてしまえれば、楽しめる映画であることも事実。 単純に“動物”+“料理”のファンタジー映画として捉えれば良いのかなー……、でもやっぱり大量のネズミ(主人公ファミリー)が露呈するシーンにはユーモラスというよりも“おぞましさ”が先行してしまったな……。
鉄腕麗人さん [DVD(吹替)] 5点(2013-02-27 17:34:57)(良:1票)
105.《ネタバレ》 ネズミのレミーがシェフになりたい夢を実現する話。奇想天外でおもしろいです。彼には才能があり、努力もし、困難にへこたれないガッツがあります。夢をあきらめかけたとき「自分自身でいいんだよ」と幻のシェフに励まされ、「僕はシェフだ」とレストランに駆け戻るシーンは感動的でした。家族との絆、父親から認められることなども描かれています。ですからこの路線を最後まで突っ走ればよかったのです。しかし「料理は誰でもできる」という主題があり、これが諸悪の根源です。つまり「料理はネズミでもできる」ということになり、ついてゆけません。毛深いねずみ達が作った料理は誰も食べたくないでしょう。区別は必要です。口に入るものなのですから。その結果グストーの店は閉鎖、小さなレストランで隠れて料理するというしょぼいオチです。ハッピーエンドじゃありません。ねずみが人に指示して料理を作らせるというところに留まればよかったのです。そしたら楽しく見れました。それにリングイニは料理ができないままですよね。彼はグストーの息子なのに矛盾してます。やはり選ばれた者しか料理はできないのです。彼の隠れた才能をレミーが導き出すことはできたはずです。彼は労せず遺産で店を手に入れて天狗になり破産。最後まで料理はレミー頼り。彼の成長が見られないのが最大の欠点です。彼に何かになりたいという志があってもよかったはずです。恋愛も付け焼刃的で、祝福する気にはなれません。偶然キスされただけで相手を好きになるなんて、女性を馬鹿にしてます。彼はただ職を得たいだけで終わってます。また料理評論家との勝負があるものの、他の料理人との料理対決がないのも残念なところ。「おいしい映画」とはいきませんでした。悪役シェフはグッジョブ。
よしのぶさん [DVD(吹替)] 5点(2010-03-04 14:49:42)(良:1票)
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104.《ネタバレ》 子供向けの簡単な映画かと思ったが、節々に突っ込んだ表現があって驚いた。 例えば、レミーが見るシェフの幻。幻がレミーの進むべき道をアドバイスしてくれるわけだが 子供向けの映画として作るなら、シェフは霊的な不思議な物としていればいいものを 「私は君の想像だ」と登場しょっぱなに宣言する。 レミーはその事について触れないので、まだ本当に幻なのか霊的な物かはわからない。  しかし、中盤レミーが捕まるシーンで、自分自身で話し相手が欲しい為、幻を見ているフリをしている 演技をしているとカミングアウトする、更にネズミといる時はネズミのふり、人間といる時は人間のふり、 誰かに合わせて演技するのがウンザリだと怒り、物語のメッセージ性のひとつでもある 自分に正直に生きる、という事とも絡んでくるのが非常に複雑で面白かった。 この辺りの話の展開が、子供向けの映画なんだらからなんとなくでいいじゃんって感じが しなくて良かった。  映像的には、3DCGではあるものの、一秒とて同じ表情で留まっていないという 表情の豊かさに驚く。一昔前の3DCGは、冷たい印象だったが、この感情豊かな表情が加わった事で 実写以上に移り変わる感情の変化や、微妙な心境を伝え、物語を心豊かな物にしていた。 CG技術の高さ、脚本の完成度ともに高く、日本のCGアニメーション業界も頑張って欲しいと思う。
六爺さん [DVD(吹替)] 8点(2008-08-16 00:34:17)(良:1票)
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103.《ネタバレ》 ピクサー製作なので、安心して映画に挑むことが出来ましたが、今回も良い出来でした。ピクサーは相変わらず映画の設定を考え出すのが上手いですねえ。清潔さとは正反対の存在のドブネズミが料理の天才でデビューする。それだけでワクワクしてきます。 キッチンを所狭しと動き回るレミーがとても可愛かったです。 若干、リングイニとコレットが恋に落ちる過程が納得いきませんが、これもご愛嬌。 相変わらずマイケル・ジアッキノは良い楽曲を作りますね。  
民朗さん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-03 01:26:27)(良:1票)
102.CGで作られた料理、パリの夜景は見事。映画のテーマは、ありきたりの“ハンデを乗り越えての挑戦”なんでしょうけど、素直に感動しました。シンプルなんだけど人生の中でスゴク大事なことや忘れていた事を教えてくれる。ピクサー作品にはこういった心地良い感動があります。子供が生まれたらディズニーでも宮崎駿でも無く、私はピクサー作品を見せてあげたいと思っています。
三毛たまさん [映画館(字幕)] 10点(2008-02-26 11:10:40)(良:1票)
101.2008年の元旦に観ました。ディズニー作品はシナリオが完成されてますね。登場人物もよく練られていて、シーンに無駄がありません。CGアニメならではの演出も随所にあり、非常に完成度の高い作品だと思います。また、おもしろいだけじゃなくて、「自分に限界を設けるな。やればできるんだ!」という力強いメッセージが伝わってきて、なんだかやる気がでてくるおまけつきです。新年早々とてもよい作品に出会えました。
kokiwoさん [DVD(吹替)] 8点(2008-01-10 22:48:15)(良:1票)
100.はっきりいってストーリーは相当雑で唐突な描写も多いけど雰囲気と映像はすんごいレベルです。パンやスープの質感もさることながらそのうまそうレベルはハイジにも匹敵する。昼と夜の水面の違い、ステンレスのボールに代表されるCGも圧巻。本当にスゴイ。「ほ~」「へぇ~」「うわぁ~」と驚きっぱなし。料理人の仕草もレミーが料理を作っているときの表情もいきいきしてる。リングイニとの橋のたもとでの打ち解けあいやキスシーンのドラマチックな雰囲気もグッド。ネズミのコックとは突拍子も無いが「どこからでも名コック生まれる」という作中の言葉にも忘れかけていたアメリカンドリームを見せられた気がします。ムッシュ村上を思い起こされるグストーの言葉のように夢がいっぱい詰まった作品でした。
カリプソさん [DVD(字幕)] 7点(2007-11-17 14:05:28)(良:1票)
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99.見ている最中も、見終わった時も本当に幸せな気分になれました。瓶詰にされた時のレミーの表情がなんともいえなく可愛らしい! ハットなるほど、きれいな巴里の夜景。 実写以上に心にうったえる。アニメだからこそできた景色だと思います。そして、おいしそうなフランス料理の数々。なぜだろう、料理の温かさまで感じることができました。ねずみ君たち♪大好きな映画です!   追記  ねずみの手に注目!ちゃーんと4本になってますよ!   ハムスターを飼っている人いたら観察してください。前足の指は4本に見えます。(実 際は5本で、うち一本は小さくて隠れてみえないのです。)ミッキーマウスの手も4本 。アメリカのアニメは動物描写が上手いですね。
ぬーどるす!さん [映画館(字幕)] 8点(2007-09-19 22:42:42)(良:1票)
98.予告で何度か見て、まあ、わざわざ映画館で観る必要ないかなと避けていたがたまたま観る機会があって観賞した。実はピクサー作品を映画館で観るのは初めて。全く期待していなかったので評価は高め。途中感涙しそうになってしまったのが大きい。アニメは吹き替えの方が絵に集中できていいのだが、今回のリングイニの吹き替えがしょっぱなから「?」で、絶対どっかの俳優がやっていることはわかったが、それが誰か分からず、モヤモヤしながら最後に佐藤降太ということがわかり、なんかそこで脱力した。。。レミーの吹き替えはよかったのにリングイニはそれでなくてもあまり魅力がないキャラなので、せめて声だけでも上手な人にやってほしかった。そして後半はテンポが速すぎて余韻が残らなかったのが残念。それでも予想外に楽しめたので○。
おっちょさん [映画館(吹替)] 8点(2007-09-05 23:43:49)(良:1票)
97.《ネタバレ》 ストーリー自体はある程度予定調和ですが、その分安心して見ていられるし、見終わった後は満足感でホッとできます。各キャラクターの描写も丁寧で、個性が伝わってくるので楽しいです。映像が綺麗なのは、ピクサー作品な以上もはや当たり前かもしれませんが、それでも息を呑むような映像美に見とれてしまいます。各シーンに映る登場人物や風景、そして何より本作品のキモである料理が本当においしそうでした。どれだけリアルに見えるかを追求しがちなCGですが、リアルさとコミカルさをどれだけ両立させるかがCGの真髄なのではないかと、この作品を見て感じました。
Nerrucさん [映画館(吹替)] 8点(2007-09-03 01:14:46)(良:1票)
96.《ネタバレ》 ピクサー作品はCG臭さを感じさせない努力なんてものはもはや当り前の事で、ポイントはそこからもっと先、どれだけ独自の世界を組み上げてゆくか、というところにあるような感じがします(世のCGは実写との合成まで含めてCG臭いモノが殆どだったりするのですが)。今回の『レミー』に感じたのは、昔のファミリー向け実写映画の匂い。もちろん、ディズニーも含めて。そう言えば、最近こういう味わいの映画ってなかったなぁ、と懐かしさに浸りました。もしかするとディズニーの正統な流れを汲んでいるのはピクサーなのかもしれません。映画はネズミ達が大挙して作った料理を果たして食べたいと思えるのか?という大きなひっかかりを感じて(そこに今日の誰が作ったかも判らない食品に対する疑念や、偏見や差別に対して試されていたりとかの意図があったにしても)、ラストにしても共存ではなく棲み分けという形に落ち着いている点で、問題を投げかけた、でも回収はしていないという感じがしないでもありませんでした。また、物語上、実は頭数揃えるためだけに必要だったキャラ達に対して、意味ありげに多くの設定と描写をし過ぎているために、「クライマックス前であっさり退場」に違和感を抱いてしまったり。でも、そんな部分をマイナスしても、ピクサーの安定した水準で提供される娯楽は存分に楽しめました。ピクサーはモーションや表情がちょうどいい心地良さなんですよね。マリオネットががちゃがちゃ動いてるような硬さも、アメリカのトゥーンにありがちな極端な表情の付け方もなくて。デザインもクセがあるのになじめます、って感じですし。ピクサーのセンスの前では、毎回細かい事なんてどうでもよくなっちゃうなぁ。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2007-08-19 18:19:42)(良:1票)
95.《ネタバレ》 3D CGの基本は、表現しようとする対象物や現象を、まず観察して、観察して、観察したおすこと。でも、それをただリアルに再現するだけでは、生のキュウリをかじっているようなもの。そうやって手に入れた素材を如何に料理するかがクリエイターという名のシェフの腕の見せ所な訳です。私がPixerというレストランに繰り返し通うのは、その味付けが私の舌にとても心地よいから。ラストシーン、暖かく家庭的でこじんまりしたレミーのレストランで、幸せそうにラタトゥーユを食べるイーゴに自分の姿が重なりました。
OKKOさん [映画館(字幕)] 8点(2007-08-19 11:41:29)(良:1票)
94.《ネタバレ》 物語序盤の、レミーがリングイニ操縦を訓練するシーン。ボトルから手酌で注がれたワインがグラスを外れ、背景にピンボケで見えている白いテーブルクロスの上に落ちて跳ねる。その質感、水滴が跳ねながら、半ば布に染み込んでいく様子。その一瞬のリアルなことに思わず見とれた。‥‥‥キャラクターはユーモラスにデフォルメされ、完全に漫画キャラだが、背景のリアルさや料理のシズルはますます磨きがかかっている。さすがはピクサー、CGアニメ世界一を自負するだけのことはある。動きもCGならではの不自然さがなく重量感もあり、観ていて違和感を全く感じなかった。‥‥‥ヒロインがリングイニを好きになる行程が無く、筋書きはツッコミどころ満載だが、節々にボケとツッコミが効いていて大変面白い。散弾銃を打ちまくられシャンデリアと一緒に落ちたネズミたちとそれを凝視するオバアさん、保健所の調査員がキッチン一杯のネズミ軍団を見て立ちすくむ保健所の調査員。このあたりの「一瞬呆気にとられて固まる」様子がスピーディーでリズミカルに表現されていてユーモラスだ。‥‥‥またレミーが「味を感じる」様子や、イジワル評論家が田舎料理に衝撃を受けるシーンなど、CGの技術だけに頼るのではなく心象表現も大変工夫されている。主人公は結局ネズミの力を借っ放しで自立できないダメコックのままだけど、とても見応えのある一作だった。
six-coinさん [映画館(吹替)] 7点(2007-08-08 01:16:02)(良:1票)
《改行表示》
93.私は料理が全く出来ません。 なので、ネズミでも良いのでレミーがいたらどんなに助かるだろうと思います 
taronさん [映画館(吹替)] 8点(2007-08-06 23:08:38)(笑:1票)
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【点数情報】

Review人数 112人
平均点数 6.63点
000.00%
100.00%
221.79%
365.36%
465.36%
5119.82%
62017.86%
72623.21%
83026.79%
9108.93%
1010.89%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.91点 Review23人
2 ストーリー評価 6.55点 Review27人
3 鑑賞後の後味 7.42点 Review26人
4 音楽評価 7.04点 Review22人
5 感泣評価 5.65点 Review20人
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【アカデミー賞 情報】

2007年 80回
脚本賞ブラッド・バード候補(ノミネート) 
脚本賞ヤン・ピンカヴァ候補(ノミネート) 
作曲賞(コメディ)マイケル・ジアッキノ候補(ノミネート) 
音響効果賞ランディ・トム候補(ノミネート)(音響編集賞として)
音響賞ランディ・トム候補(ノミネート) 
長編アニメーション賞ブラッド・バード受賞 

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