上海特急のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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上海特急

[シャンハイトッキュウ]
Shanghai Express
1932年上映時間:81分
平均点:6.60 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
ドラマアドベンチャーモノクロ映画ロマンス
新規登録(2003-07-26)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2008-11-11)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督ジョセフ・フォン・スタンバーグ
キャストマレーネ・ディートリッヒ(女優)マデリンこと上海リリー
クライヴ・ブルック(男優)ドナルド・"ドク"・ハーヴェイ大尉
アンナ・メイ・ウォン(女優)フー・フェイ
ワーナー・オーランド(男優)ヘンリー・チャン
ユージン・パレット(男優)サム・ソールト
ルイーズ・クロッサー・ヘイル(女優)ハガティ夫人
エミール・ショータール(男優)レナード少佐
脚本ジュールス・ファースマン
撮影リー・ガームス
ジェームズ・ウォン・ハウ(ノンクレジット)
製作パラマウント・ピクチャーズ
配給パラマウント・ピクチャーズ
美術ハンス・ドライヤー(ノンクレジット)
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【クチコミ・感想】

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10.「待つわ」2番の歌詞そのままの上海リリーを演ずるディートリッヒの魅せる事に拘りぬいた美しさに目を瞠る。監督はそれ以外の事に使うエネルギーが残っていなかったのか他愛のない物語及び雑な演出に心満たされなかった。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2019-04-30 02:07:26)
9.ミステリアスさとスリリングさを醸して、ピュアなロマンスに仕上げていました。この映画のディートリッヒはかわいいですね。
shoukanさん [DVD(字幕)] 6点(2016-11-12 22:58:26)
8.《ネタバレ》 お金持ちの男達の間を渡り歩いて、金を貢がせ、世間で”上海リリー”という悪名を頂戴している女が、昔の恋人である軍医と再会し、ヨリを戻す話。ディートリッヒは鉄面皮のように表情を変えず、その退廃的で人間離れした容貌には最後までなじめなかった。異国趣味、戦争、サスペンス要素を加えたメロドラマといった内容だが、脚本はかなりいい加減だ。サスペンスが第一で、恋愛は不可要素と考えていたのだが、あてがはずれた。従って、かなり退屈に感じられた。物語というか演出に問題ありでえ、ダイナミックな起伏が少なく、緊張が高まるところがないのだ。終始ゆるみっぱなしといった印象。リリーの感情も軍医の感情も伝わらない。この映画で泣く人はいないだろう。冒頭に出てくる「神」と描かれた巨大銅鑼からして意味不明。中国語もでたらめ。一等席の乗客のほとんどは噂話をする程度の役割でしかない。傍ら、線路にたむろし、列車の通行の邪魔になる牛や鶏の描写が妙にリアルで印象に残る。反乱軍のチャンは武力で列車を乗っ取り、政府軍に捕まった部下と交換できる有力者を探すが、結果軍医が人質となる。リリーは軍医を無事救い出そうとチャンと直談判する。このチャンが間抜けでいらいらさせられる。やることなすこと”ぬるい”のだ。挙句の果て、リリーの女友達にあっけなく刺殺される。その動機は不明だ。賞金目当てか、政治がらみか、リリーを助けるためか?女友達がいつ、どうやってチャンの部屋に忍び込めたのかも描かれていないので不満が募る。無事救い出された軍医はリリーの行動を知らず、リリーも何も語らずで、ここからはすれ違いメロドラマ。結論は見えているので、感情は動かない。ディートリッヒ演じるリリーを、時代を先取りする”強い女”と見れば、違った感興がわいてくるかもしれない。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-11 17:48:53)
7.マレーネ・デートリッヒという女優は特別に美人というような顔ではない。しかし、見ていると凄く美しく思えてくるから不思議である。大人の女の色気と怪しさに男たちは皆、狂っていく。この映画のマレーネ・デートリッヒにしてもそうである。とにかく美しい上に怪しげな態度で男を魅了する。サスペンス映画としてのワクワク感よりは一人の大人の女の美貌と怪しげな魅力で見せる映画と言って良いぐらい本当にマレーネ・デートリッヒが良い。あの煙草の吸い方、持ち方といい、一人だけの空間になっている時には他の男達の前ではけして見せない恐怖に怯えているような表情といい、その演技力の凄さを見るだけでもこの映画は見て損のない映画になっている。マレーネ・デートリッヒ演じる上海リリーという女性の名前から想像するに山田洋次監督はこの映画が好きなのかもしれない。いや、それ以上にマレーネ・デートリッヒのファンなのか?とも思える。
青観さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-09 21:22:32)
《改行表示》
6.北京から上海に向う特急列車“上海特急”。 実際に、私自身がこの区間の列車に乗ったことがあるので、時代を超えた不思議な臨場感というか、一体感を観ていて感じた。  マレーネ・ディートリッヒは、まさに妖艶な大人の美しさ。 モノクロの決して観やすい画像とは言えない本作の中でも、際立つ美しさとオーラを放っていた。  列車という閉鎖的な空間がいまいち活かされていないのが残念ではあるが、それは無いものねだりかもしれない。 謎の黒髪中国女の存在が、序盤からサスペンスな雰囲気を盛り上げてくれた。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 6点(2011-05-22 23:32:21)
5.《ネタバレ》 北京から上海に向かう特急を舞台に「上海リリー」とハーヴェイ大佐の愛の行方を軸とした人間ドラマ。時は1931年内戦の中すんなりと上海に着くはずもなく、途中軍による捜査や銃撃戦があり主人公たちも拘束の危機が訪れる。多少サスペンスの要素も入るが、やはりみどころはマレーネ・ディートリッヒの美しさ。北京の線路が路面電車状態で、大勢の人々や家畜がうごめく中を走る機関車の様子が面白い。全体的には平凡な作品。
きーとんさん [DVD(字幕)] 5点(2010-09-28 19:33:02)
4.ストーリーは別に普通でもディートリッヒは・・綺麗だ。監督のジョセフ・フォン・スタンバーグは中国に行ったことないのに中国を舞台にした映画を作ったそうだがなかなからしい雰囲気が出てて面白かったです。でもここまで彼女の為に、作ったと見える映像はスゴイ。監督さん、撮り方がよくわかってますねぇ。市場の中を汽車が走り抜けるのは今でもベトナムだったかタイだったか、そっちのほうでもまだあるので時代っていつまでたっても変わらないんだぁと違うことを考えてしまった(笑)
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-11 11:05:11)
3.息を呑む美しさが際立つという点では、ある意味マレーネ・ディートリッヒの代表作とも言える本作の魅力は、異質であるが故に類稀なものになっている。北京の情景、そのギュウギュウの町の真ん中を、黒煙を上げて走る汽車、そして汽車の客室の質感とクセのある登場人物の面々。そしてその浮名を受け流し、黙して語らず、ただ愛する人の信頼だけに委ねる上海リリー。ディートリッヒが、これ程のカリスマ性、存在感を持ち、尚且つその魅力をスタンバーグの手によって最大限に引き立たせた奇跡の記録の中でも『上海特急』はやはり特別な作品です。
よし坊さん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-26 05:55:40)
2.北京から上海への特急列車に乗り合わせた人たちのドラマが、政府軍、革命軍入り乱れる混乱の中国を背景に描かれる。一種の群像劇のような作りだがメインは昔愛し合った男女の恋愛ドラマ。惚れられる軍医だが、革命軍に捕らえられ開放されるが、この時上海リリーがなぜ心変わりするのか気がつかない。誰だって察しがつきそうなところなのに、このぼんくらぶりが間抜けっぽい。リリーがわが身に変えても守りぬく、というほどの人物に思えないのが苦しい。でもまぁ、デートリッヒが美しく魅力的で引き立つのだからそれで十分。
キリコさん 7点(2004-02-01 17:17:00)
1.ストーリーはとても単純で素朴だが、マレーネ・ディートリッヒを見る価値は大いにある!
みねこさん 7点(2004-01-10 23:23:13)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 6.60点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5110.00%
6220.00%
7770.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

1932年 5回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞ジョセフ・フォン・スタンバーグ候補(ノミネート) 
撮影賞リー・ガームス受賞 

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