【Junker】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-10-27 23:13:51) |
12.《ネタバレ》 スピルバーグとエイブラムズという新旧エンタメ作家の共作という雰囲気で、TVドラマ『LOST』のスリルとサスペンスのなかに『ET』の子どもたちを放り込んだという感じでした。とくに最初の列車脱線シーンは、『LOST』の墜落シーンを思わせる見事なスペクタクルでした。宇宙人が思ったより凶暴でびっくりしましたが、それは80年代と現代と比べて「他者」というものの持っている意味がすっかり変わってしまったということでもあるかもしれません。9.11以降のあれこれを考えれば、恐ろしい存在のエイリアンだからこそ、そのエイリアンと心を通わせることの意味というかメッセージ性はとてつもなくストレートなわけです。これは『ET』とは似て異なる、現代的なメッセージを反映した映画だといえます。ただ、それでも、やはり2人の映画作家の世界がうまく共存しているとは言い難く、スピルバーグで育った自分にとっても、あまりにもスピルバーグ映画へのオマージュを詰め込みすぎの印象でした。もっとエイブラムズの色というか、「2010年代のSFはこういうものなんだ、すごいだろ」というところを、見せてほしかったなあと思いました。 【ころりさん】さん [映画館(吹替)] 6点(2011-09-05 13:59:32) |
11.《ネタバレ》 宇宙へ帰れない可哀想な宇宙人なのに、姿はデカくてグロくて人間を食べちゃうから同情しにくい。劇中で主人公の少年達が8mmフィルムで自主制作していた短編映画の完成形がエンディングで流れてオマケ映像的な役割をしているが、こっちのほうが面白くて『本末転倒』になっているような気がする。 【がーぷ】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-09-04 11:53:00) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 一言で表現すると「微笑ましい映画」。 1966年生まれ、私と一つ違いの監督が今に至るまでに得た経験・思いが良くも悪くも全編に散りばめられている。 この監督さん、本当に映画が好きなのだろう。 映像化したい場面が普段から頭の中に沢山詰まっていて、それを本作で一気に表現した感じがする。 なので、他レビュアーの皆様ご指摘の通り、どこかで観た事が有る様な場面ばかりになってしまったのかも。 いずれにしても、"Boy meets Girl"の王道ストーリーも含め、何だかとても微笑ましい作品。 小学校高学年~中学生位の、ちょっと「ヲタク」が入ってる息子さんをお持ちの家族の皆様に強くお薦めいたします。 アリス役のエル・ファニングは逸材。お姉さんとは異なるキャラで将来に期待大。 それと主人公の部屋のポスター類が良かったので+1点して6点です。 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-07-24 15:23:06) |
《改行表示》9.《ネタバレ》 スーパー8、観ましたよ。 う~ん、みなさんの話すとおり、「未知との遭遇+ET」に近いですね。 終盤がかなり、あっさりしてる気がします。 終盤で寝続けていたダニーが、結局、物語の何もよく分からず寝ている というのが、現実でもそうですね。 なんも考えていない、楽天的な人は争いにも関与しない、できない。 多分、観賞後、大半の人が「まあまあ」と言うと思います。 まあまあな映画だと思います。 |
8.言いたいことは色々あるけど、最大の欠点はエイリアンにまったく感情移入できない点だろう。あの姿、あの暴れっぷりなら、最後はやっつけて終わりにした方がまだましだったと思う。エンドロールで流れた8mm映画とエル・ファニングが良かったので+2点。 【万年青】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-07-03 08:14:43) |
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《改行表示》7.話題作「スーパーエイト」を観てきました。 何でしょうか、どこか懐かしい雰囲気を持った作品でした。 しかしながら、正直言っておもしろくありません。 脚色もいたって平凡で、劇場に響く大音響ばかりが目立ちました。 最も目がいったことと言えば、冒頭に出たスリーマイル島の事故くらいでしょうか... 評価できることと言えば、エル・ファニングの存在ですね、こりゃ、姉ちゃん以上の逸材ですよ。 あとは、アメリカの一発屋、ザ・ナックのマイ・シャローナがじっくりと聞けたことくらいでしょうか。 【ミスプロ】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-07-01 19:56:54) |
6.《ネタバレ》 何が起こっているかは、はっきりと見せない手法で物語が進んでいく。エイリアンもどんな姿かは終盤まで見せない。そんな手法は珍しい手法ではないし、悪くは無いが、全容がわかった頃にあっさりと終わってしまうのが惜しい。エイリアンがジョーと対話したのちにあっさりと宇宙へと帰ってしまうのがいまいち。しかも、この映画はエイリアンの話と言うよりかは、親子の話と言う部分の印象の方が強い。それだけに、エイリアンの話については薄くなってしまっていた。エイリアンは、ただ単に、観客を所々で驚かすだけの存在になってしまっていた。主要キャストは子役ばかりだが、なかなかみんな良かったと思う。中でも、エル・ファニングは可愛いと言うよりかは、“魅力的”と言う感じで、彼女の印象が最も強く、好印象だった。点数的には、本当は5点と付けるところなのだが、エンドロールで少年たちの撮影したフィルムが流れたので、おまけの1点をプラスして6点とした。 【スワローマン】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-06-27 21:48:17) |
5.《ネタバレ》 期待して行ってみたが、それほどでもなかったというのが正直な感想だ。エイリアンがかかわる必要性を感じない。それよりもお化けか何かの方がよかったように思える。ダコタファニングの妹は、とても魅力的だ。昔のファンタンゴと共通するものを感じた。エルファニングが成長したら、ファンタンゴで出てきた女性になるのではと思えるぐらい魅力的だった。将来が楽しみだ。エイリアンが人間と意志疎通が出来ることをもっと丁寧に描くべきだろう。それに、人間を食しているのかわからなかった。食しているなら、もっと怖いはずだ。ETのように描くならもっとエイリアンと交流する場面を作らないと感情移入はとても出来ない。どうも子供向けに作って、過激にしないように配慮した感がある。おしい映画といえる。 【matan】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-06-27 08:31:42) |
4.《ネタバレ》 レビューアーさん、概ね一致の意見ですが「スピルバーグの文法で書いたエイブラムス作ET」ってのがアタリなんでしょう。でもハレーションも使っているし(駅で深夜シーンの背景がディストーション起こす)、エイブラムス君ならではのシグネチャー・シーンもちゃんとある。なんというか、プロデューサーとディレクター、つまりSSとJJがラッシュ見ながらニヤニヤ、あるいは手を叩いて「そーそー!やったやったこの撮り方、俺、こー言うフレームの切り方、好きなんだよ♪」とか「お、新しいねぇこれ、いいじゃん♪」「でしょう?」とか言いながら楽しんでいたのが判るような。 で、この映画の一番好きなのは70年代後半の雰囲気再現の忠実性。 家の中、ファッション、田舎町を走る車の種類、ちらっと映るサウスランド時代のセブンイレブンの看板などなど、町並みの細かいところまで手を抜かずに作り込んでいる。 これはビッグピクチャーを撮れる映画人にとって根性の見せ所だとおもうし、ディティール小ネタにかなーりの執着心を感じるのが好き、いや大好き。 それにフィルムの空気感、これはまるで「シュガーランド・エクスプレス」(続・激突!←なんじゃこのタイトル)。劇中、もしかしたらどっかのシーンでゴールディー・ホーン、カメオ出演してるかしらと期待させるくらいの70年代風味たっぷり。これはデジタルで撮って後処理かしら?夜のシーンなんかフィルムじゃないシャープさもあるんだけど、これも意地なんでしょね? こーいう映画人のこだわり、好きです♪ で…、皆さん下げ気分のストーリー いや、こらーもう確信犯でしょーねぇ。 制作者たちにとってストーリーはあくまでも画面を作り込みする状況設定であって、いわゆる巨匠と旬の映画人がコンテ作成中に好きなように楽しんで、「あれやろう」「これやろう」とこさえた脚本だろうから、そら薄っぺらくても仕方ない。「ジョーズの頭が海から飛び出すあのシーン入れたいね?」「いんや、ボクはデュエル(激突!)ブーツかバックミラーのシーンが好きですねぇ…!」「じゃ、その辺、全部乗せ!いれちゃおうか?」みたいな…(笑) なので私はそれに好意的、でも物語としては大して面白くはない、これもあきらかに事実、よって6点。 【crushersyu】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2011-06-27 05:50:57) |
3.《ネタバレ》 前半の雰囲気作りは良かったです。スタンドバイミーやグーニーズのような感じで悪ガキ達が何か仕出かすぞとワクワクしました。また、見えない何かにも非常に引きつけられました。ただ後半があまりにもベタで使い古された展開だったのが残念です。広げるだけ広げた割に畳むのが早すぎます。父親の行動や理科の先生の死、大佐の死に様など簡単に片付けすぎです。そもそもあの宇宙人は何だったんですか?全然納得は行かないですが、エンドロールが面白かったので最後は少し救われました。 【アフロ】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-06-26 01:58:24) |
2.《ネタバレ》 監督がJ・J・エイブラムスだし?なんか裏あるんでしょ?と期待してラストまで注意深~く鑑賞したところ。。。きれいにまとまって終わりました。子供も安心して見られるし、「E.T.」と「スタンド・バイ・ミー」が合わさった感じだね、と同行者と感想を述べていると後日、某新聞社のコメント欄とまったく同じ(笑)なーんか色々と組み合わさっていて、オリジナル感が薄い気がします。面白いとは思うんだけど、素直に受け止められない。オマージュと言えばそれまでだけど。パニックがあって、SFがあり、そこに友情と恋愛、親子愛まで絡んでいて、何に重点を置いて見れば良いのか戸惑う。結局は深読みしすぎました。でもエンドロールは楽しめた。最後まで見てこのタイトルなんでしょうね。 【西川家】さん [試写会(字幕)] 6点(2011-06-23 00:32:00) |
《改行表示》1.《ネタバレ》 「CUBE」meets「セブン」が某作品を紹介する言葉なら、 この作品は「E.T.」meets「クローバーフィールド」ですね。 少々乱暴なホームシックE.T.が出てきます。 福島原発に符合するようなTMIのテレビニュースのシーンは 偶然とは云え、ちょい衝撃が走りました。 音楽は私世代的にはGoo!でした。で、+1点献上。 【遮那】さん [試写会(字幕)] 6点(2011-06-14 21:45:21) |