インセプションのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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インセプション

[インセプション]
Inception
2010年上映時間:148分
平均点:7.19 / 10(Review 281人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-07-23)
アクションサスペンスSF
新規登録(2010-03-08)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2018-08-22)【イニシャルK】さん
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監督クリストファー・ノーラン
キャストレオナルド・ディカプリオ(男優)コブ
ジョセフ・ゴードン=レヴィット(男優)アーサー
エレン・ペイジ(女優)「設計士」アリアドネ
トム・ハーディ〔男優〕(男優)「偽装師」イームス
渡辺謙(男優)サイトー
キリアン・マーフィ(男優)ロバート・フィッシャー
トム・ベレンジャー(男優)ピーター・ブラウニング
マリオン・コティヤール(女優)コブの妻 モル
ピート・ポスルスウェイト(男優)ロバートの父 モーリス・フィッシャー
マイケル・ケイン(男優)マイルス教授
ルーカス・ハース(男優)ナッシュ
テイラー・ギア(女優)コブとモルの娘 フィリッパ(5歳時)
ティム・ケルハー(男優)痩せた男
マイケル・ガストン(男優)入国審査官
内田夕夜コブ(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
土田大アーサー(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
渡辺謙サイトー(日本語吹き替え版【DVD/BD/テレビ朝日】)
五十嵐麗コブの妻 モル(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
三木眞一郎ロバート・フィッシャー(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
石塚運昇ブラウニング(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
小川真司〔声優・男優〕マイルス(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
木村雅史ユスフ(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
丸山詠二ロバートの父 モーリス・フィッシャー(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
諸星すみれフィリッパ(5歳時)(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
浪川大輔コブ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
松田洋治アーサー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
冬馬由美コブの妻 モル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
白石涼子「設計士」アリアドネ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
平田広明「偽装師」イームス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
江川央生ユスフ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小山力也ロバート・フィッシャー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
谷口節ブラウニング(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
糸博マイルス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
納谷悟朗ロバートの父 モーリス・フィッシャー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
金田朋子ジェームズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
釘宮理恵フィリッパ(5歳時)(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
恒松あゆみブロンドの女(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
勝杏里ナッシュ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本クリストファー・ノーラン
音楽ハンス・ジマー
挿入曲エディット・ピアフ"Non, je ne regrette rien"(水に流して)
撮影ウォーリー・フィスター
製作クリストファー・ノーラン
エマ・トーマス
製作総指揮トーマス・タル
制作東北新社日本語版制作(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクジョエル・ハーロウ
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
美術ガイ・ヘンドリックス・ディアス(プロダクション・デザイン)
フランク・ウォルシュ[美術](美術監督スーパーバイザー)
衣装ジェフリー・カーランド
編集リー・スミス〔編集〕
録音リチャード・キング[録音]
字幕翻訳アンゼたかし
日本語翻訳アンゼたかし
あらすじ
コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、夢に入り込み、潜在意識から貴重な情報を盗むことを生業としている。絶大な富と権力を有するサイトー(渡辺謙)から情報を盗み取ることに失敗したコブであったが、反対にサイトーから競合相手を貶めるため、ある人物の潜在意識に考えの芽を植え付けることを依頼される…。
ネタバレは禁止していませんので
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【クチコミ・感想】

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261.主人公ディカプリオが映画館で目が覚めて「全て夢だったのか」というラストシーンだったなら10点かも笑
kocyanさん [映画館(字幕)] 5点(2010-07-20 14:56:47)(笑:2票)
260.この「インセプション」が私の初レビューです。

まず思った感想が、「この映画を作った人間の【アイデア】を盗みたい」。すごい映画を創る人間がいるもんです。クリストファー・ノーラン監督はやはりやってくれた。

「夢の中の話」というのは決して斬新とは言えないが、練りに練られた脚本、無重力アクション、スローモーションなど独特の映像などはやはり素晴らしい。そして日本人としては渡辺謙の活躍は嬉しい限り。

ただ、何点か言わせていただくと、この手の映画によく登場する【強烈な悪役】が特にいないのでアクションシーンに緊迫感やスッキリ感があまり感じられない。さらには彼らが言う【インセプションの危険と難しさ】がいまいちピンとこなかったことと、ミッションのスケールが意外とこじんまりしてるかな…と。
「会社をつぶす」よりも、せっかくなら世界を変えてしまうようなもっとすごいことできるんじゃないかと思った。

この映画は1回じゃ十分楽しめない。何度も観ることでどんどん深く潜れる映画。
テンパーるさん [映画館(字幕)] 7点(2010-07-19 10:40:58)(良:2票)
259.《ネタバレ》 これは大好き。何がいいって、驚愕にして緻密なアイディアと、それを美しく視覚化した映像の素晴らしさ。音楽も良いし、キャスティングが100%はまった、その心地よさ。こうまでハマった!と感激なのは”L.Aコンフィデンシャル”以来。主演クラスからM・ケインやP・ポスルスウェイトに至るまで良い。
「夢」を扱ったものはファンタジーテイストで独り浸りな感性のものが多いように感じて、あまり合わないなあと思っていた。けれど本作はそれこそ夢中になった。理屈についていくのが精一杯で、148分阿呆ヅラで観賞したけれど、もうわくわくでいっぱい。無重力映像の摩訶不思議なこと、予期せぬピンチがいい具合に訪れて話を締める脚本の良さ、役者の好演。
「三階層」「潜在意識の武装化」「キックまでの時間」と初めて触れる概念に圧倒されつつ、仕事に集中するJ・G・レヴィットの手際の良さに見惚れ、T・ハーディの軽い伊達男っぷりにくらくらし、いつになくしくじるディカプリオには突っ込みを入れ、「謙さんがんばって!」と手に汗握って、と大変忙しくそして楽しい。
悩める大富豪の御曹司役のC・マーフィも良かったな。”他者から植え付けられた”偽自意識ではあるけれど、彼の場合これで良かったのだと感じる。一生父親への確執を抱えてうじうじすることにならず、自分の足でちゃんと前に進めそうだもの。依頼者の希望は叶うし、ターゲットも結果良い方向へ向かいそうだし、コブも家に帰れたしで、商売で言うところの「三方ヨシ」みたいでストーリーもすごく好き。私はあのコマは当然倒れると信じて疑ってません。
tottokoさん [DVD(字幕)] 10点(2016-12-16 17:04:49)(良:1票)
258.映画の最初の方は、いろんな映像を散らかして見せただけ、という感じで、ちょっと辟易してしまいます。「夢だから、支離滅裂なんです」という事を言わんがために支離滅裂な映像をわざわざこんなに時間を使って見せてくれなくても、なあ、と(ただしそれでは申し訳ないということか、ラストへの伏線にちょっとだけなっているんだけど・・・こういうのを伏線って言うんだろうか。冒頭とラストをただ機械的に繋いだだけ)。
という訳で、それなりに派手だからそれなりに目を楽しませてはくれるけど、結局回りくどい説明を聞かされただけなんかい、という出だしに対して、物語の主部に入ってくると、夢の夢、そのまた夢、さらにその夢、という階層構造を提示して、いやコレ、支離滅裂なハズの夢の世界の割には、なかなかよく整理されてます。ちゃんとその階層構造を意識できるように各段階を並行して描く親切設計。この映画でやってることは「火災を消火する夢を観たらオネショしてた」とかいうレベルの何ともアホらしい事で、でもそれをホントに映像にしてみせてくれると、何だかワクワクしてきちゃう。
ただ、それはいいけど、この物語において、何がゴールなのか、がピンとこないので盛り上がり切れません。主人公のコブはコブで勝手に妄想みたいなのに苦しんでるし、ロバートも勝手に何やら父に対する微妙な感情を抱えているし、サイトーさんに至ってはゴメン、もうどういうヒトなのかサッパリわからない。登場人物それぞれに、てんでバラバラの悩みや重荷を抱えさせ、ドラマに形だけの「重み」を持たせてみせてくれても、物語がどこにも向かっていないのではどうしようもない。そりゃ、夢なんだから、いずれ、醒めるでしょうよ。
とは言え、劇中では別途、ある種のタイムリミットらしきものがちゃんと提示されていて、それが、「超スローモーションで落ちていくクルマが着水するまで」っていう訳ですから、ああこんなおバカなタイムリミットの可視化の方法があったのね、と、これには笑わされ、感心した次第。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-11-23 11:42:36)(笑:1票)
257.これはストーリーの〝解読〟に苦労するかな、というのが最初の印象。しかし、要するに何段階もの〝夢オチ〟の話なんだとわかってからは、すんなり理解できました。ずいぶん都合のいい夢だなと思いつつ。
かなりプレッシャーとストレスの溜まる仕事でしょうが、少なくとも不眠になることはなさそう。「いつでもどこでも、周囲でドンパチが始まっても、たとえ死にかかっても寝れる」ということは、もしかして超ド級の健康優良児なのかもしれません。
などと斜に構えて見ていましたが、マリオン・コティヤールの美しさと、クライマックスで一瞬だけ登場する「子連れ狼」ばりの風車に、図らずもグッと来てしまいました。あれって世界共通なんですね。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-11-21 20:46:36)(笑:1票)
256.《ネタバレ》 ノーラン監督の傑作映画、しかも日本の謙さんも出ている。
夢オチ物は安易だという向きはありますが、こりゃレベルが違います。
装置で繋がった相手と、夢が共有可能になる。
夢の中で、夢を見ると時間は長くなる。
重ねた結果、50年の人生を過ごしてから目覚める事が可能に?
なるほどそういう設定で来ましたか?
目の付け所チャイますね、この監督。
なんか毎年リプレイして見てしまうスルメの様な作品でした。
グルコサミンSさん [DVD(字幕)] 9点(2016-04-06 22:07:36)(良:1票)
255.おもしろいよーノーランすきよー
Mementoさん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-13 03:13:04)(笑:1票)
254.《ネタバレ》 クリストファー・ノーランによる傑作の一つ。

夢の中で「これは夢だ」と意識をハッキリ保つ明晰夢。
その世界を詳細な設計までして自由自在に操ろうとする正に夢見たいな映画だ。
脳味噌だけ生きてさえいれば、その世界で永遠に生き続ける事さえできる。
だが、現実は常に動き続けけして止まる事はない。

人の夢の中に侵入して記憶を盗むという企業スパイたち。
作られた夢の世界と二重、三重の階層空間。深く潜りすぎれば心が死んでしまう。
階層事に感じる体感時間の違い。

現実と夢の狭間で行き交う人々、夢から夢へジャンプしていく無限の世界観。

コブは自分の罪と失った者の事をズルズル引き連りながら戦い続ける。
妻のための“インセプション(植え付け)”が仇となる罪の意識、夢と現実の区別が付かなくなる恐怖。
夢の中の過去を断ち切らなければ次に進めない。

自分の都合で仲間を危険に巻き込む危ない奴だ。
世界の運命よりも過去との決別。

そんなグラグラなコブを献身的に支える古女房のアーサーがカッコ良い。
イームスのオッサンも隠れ武闘派で頼りになるぜ。孤軍奮闘して仲間を守り作戦を遂行する頼もしさ!

CGを協力抑えてこれだけの世界観を構築してしまうノーランは凄い。

雪山のスキーと銃撃戦の迫力、夢の中は何でもありだ。

コブは現実に戻れたのか、それとも・・・駒はあの後止まったのか、回り続けたのか。それは解らない。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-10-07 17:55:09)(良:1票)
253.《ネタバレ》 世界観は良いのですが、主人公はメンタルに問題がありすぎて終始プロだとは思えませんでした。ノーランお決まりのダラダラ長い&主人公が優柔不断であまり楽しめませんでした。雪山は舞台に工夫がありませんでした。予告編でも有名なアリアドネ(エレン・ペイジ)の地面が奥からぐるぐると巻き上がってくる能力は終盤の鍵になると思ったのですが、中盤で披露しただけでその後は何もなくて、とてもがっかりした映画です。
DAIMETALさん [映画館(字幕)] 3点(2014-08-15 22:23:42)(良:1票)
252.こんな映画思いつくのが凄い
何度見ても興奮する
pillowsさん [DVD(字幕)] 10点(2014-04-05 03:45:08)(良:1票)
251.《ネタバレ》 夢と現実を行き来してどちらにいるのかわからなくなる。
世界観が独特で、『マトリックス』と通じるものがある。
夢の共有や三層構造の設計、キックの定義など、そこにおけるルールや設定が難解で把握しにくい。
セリフのやりとりによって説明されているが、それだけではすんなりとは入ってこない。
深層心理を素材にした物語で、心理学の概念を応用しているのでその方面に明るいと受け入れやすいのかも。

ストーリーをおもしろくするために、都合のいいルールや設定をこじつけた感がある。
どうやって夢を設計し、他人の夢に潜入し、共有できるのか、そのメカニズムはあいまいで明確に描かれてはいない。
そこに整合性と説得力のあるロジックが成立しえないから、あえて省いているのか。
一部機器も装着しているようだが大掛かりなものではないので、まるでエスパーのように自在に夢に出入りしているようにも見える。
細かく見れば矛盾点や疑問点も出てくるが、もともと夢というのは論理的ではなく話がとんとん運んでいくもの。
この映画自体もそれと同じ感覚で、分析せずになんとなくわかったような感覚で受け入れるのが正しい楽しみ方なのかもしれない。

アイデアはとても独創的でおもしろく、特にコブとモブのエピソードには惹かれる。
サイトーの依頼した仕事をもう少しシンプルに整理して、コブとモブの話にもっと軸足を置いたほうがわかりやすかった。
戦闘シーンが結構長いのでそこは短くできたと思うが、アクションは売りものとしてしっかり見せたかったのだろう。
ラストのコマが微妙に揺れたところでカットアウトするのは、夢か現実かあえてあいまいにさせて解釈を委ねている。
そういう委ね方を映画ではときどき見かけるけど、これは作り手として少し無責任に感じるときもある。
いわゆる夢モノが性に合わないのと、シュールな世界観で自分の好みからは外れた。
飛鳥さん [DVD(吹替)] 5点(2013-06-22 23:16:29)(良:1票)
250.《ネタバレ》 夢の中、また夢の夢の中・・・という設定はとても興味深く、また映像も無重力?のシーンや部屋が回転しながらバトルするシーンなどはとても素晴らしかった。ただ、それ以降の一番盛り上がるべき?第三階層の雪山のシーンがあまりにも地味すぎてただでさえ長めの上映時間がさらに長く感じられてしまったのも事実で、見終わった後素直に面白かったと思えなかった。夢の中という設定をもっとうまく使えればもっと面白くなったんじゃないかなと思う。
ほかろんさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-05-29 16:44:32)(良:1票)
249.《ネタバレ》 この監督はいつも発想が違うし、奥が深い。個人的に好きな監督であるが、それは別としても、終始目を離せないスリリングな展開と、階層的な夢の世界観の描写、そして、主人公コブを通した内面世界の葛藤をからめ、大変な秀作に仕上がっていると思う。脳内世界での物語展開という意味では、「マトリックス」等にも既視感があり、決して新しいわけではないが、他人の夢に浸入して、アイデアを盗むだけなら凡庸なストーリーに堕してしまうところ、アイデアを植え付ける、題名どおり他人の考え方の「発端」をつくってしまうという発想は見事という他ない。そもそも夢というものは現代科学でもあまり解明されておらず、その点では本作も「下の階層ほど時間が遅く進む」に代表される自由な設定をつくることができる訳で、SFとはいえ、十分に許容できるし、本作はそれを最大に活用することに成功している。物語中盤で数人が夢の世界を共有するため眠っているシーンで、そこにいた老人が「夢と現実は、本当は逆ではないと誰が言い切れるのか」という趣旨のセリフを言っているが、本作のテーマは、まさにその発想を基にしているのだろう。ラストシーンのコマは、回っているように見えるが、まさにバランスを崩しそうになっているようにも見える。まさに観客にこのテーマを投げかけ、結論を委ねたかったのではないだろうか。
田吾作さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2011-05-13 09:40:32)(良:1票)
248.《ネタバレ》 人間誰しも一度は考えたことのある、「夢を操る」と言う妄想を発展させたような映画。
妻の邪魔がしつこすぎて、それが話を混乱させる原因であるように感じたものの、そこまで理解し難いストーリーではないと思いました。アイデア勝負の映画は、大抵話の筋が通らなかったり、後半の盛り上がりに欠けてしまいがちですが、この映画はそのような事は無く、良い意味で期待を裏切られました。迫力のある映像(特に折り紙のように道路が折れるシーン)も素晴らしいです。
不満点はインセプションという壮大な計画の割りに、それを実行する目的が「ただの会社潰し」と非常にしょぼい、前半部分が説明不足で少々退屈になってしまうといったところ。エンディングはどんなに考えても不毛なので割愛します。関係無いのですが、この映画を見てドラえもんの「うつつまくら」と言う話を思い出してしまったと言うのは自分だけでしょうか…?
やらかしさん [DVD(字幕)] 8点(2011-04-02 02:22:11)(良:1票)
247.《ネタバレ》 夢の世界を描いた映画といえば、押井守の『うる星やつら2/ビューティフルドリーマー』を思い出す。何層にも分かれた夢の世界を行ったり来たり…どこからが夢でどこまでが現実なのか。登場人物同様、観客も夢の迷宮世界に迷い込んでしまう。これまでアニメでしか描けなかったようなことを実写で表現したクリストファー・ノーラン監督の才能は確かなもので、極力CGに頼らなかったという壮大なロケーションと、誰も観たことがない無重力アクションに目が釘付けになる。含みをもたせたラストも素晴らしい。…ところで、トム・ベレンジャーの姿を久し振りに見た(随分老けたな…)。
フライボーイさん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-13 15:42:31)(良:1票)
246.非常に素晴らしい。凄い。こんなにもオリジナリティーに溢れた映画は久々に見た。夢の中で夢に入る連鎖がゾックゾクする。メメントの監督なんだね、クリストファー・ノーラン、天才すぎる。
六爺さん [DVD(吹替)] 9点(2011-01-10 12:23:46)(良:1票)
245.《ネタバレ》 すごーく面白くなりそうな設定はあるんだけど……。どうにも独りよがり過ぎて、苦手。ストーリーとしては単純な一本道じゃーないですか!
なのにわざと分かりにくい複雑な構成にしたり、特殊な設定も説明をしないでどんどん進めてっちゃったり。
そんな些末に神経を尖らせないで私は感情移入がしたい。
時間軸のシャッフルも緊張感が途切れるからキライ。
むしろ何でもありの夢を題材しているこういう映画でこそ
「ルール」を観客と共有してフェアな冒険に挑むべき。
雪山のシーンとか、せっかく夢なんだから、無いのかロケットランチャーとか! ドンパチはもういい! と延々続くバトルに食傷気味でした。
EDはハッピーエンドにしときたい所ですが、あまりにも不自然すぎるお出迎えや思い出の中と同じ格好の子供たちを見るに、解釈を分けたいんだろうなぁって感じ。
そういえばコブの奥さん、スイートの窓からどうやって向かいのビルの窓まで行ったのかな。こういう粗さは非常にもったいないと思います。

ちなみに脱線すると、アリアドネというのはギリシャ神話の悲劇の少女の名前です。
ミノタウロスの潜む迷宮に放り込まれる英雄テーセウスに糸巻を持たせて導くという「アリアドネの糸」が有名。そのへん絡ませるのかな~と思ったけど、あまり意味はないんですね。 ちなみにイカロスのパパである ダイダロがラビリントスの設計者なんですが、この人長男が自分より優秀なので嫉妬して殺します。
この映画の父子とは対照的ですねぇ。
kiryuさん [DVD(吹替)] 5点(2010-12-31 23:07:27)(良:1票)
244.予告からは単なる映像美の映画かと思ってたし、オープニングで違和感ある和風のお城?の中の、これまた違和感あるケンさんが出てきた時には、「これは失敗か・・?」って思った。でもそこからの、頭フル回転しないと着いていけない展開ときたら。かなり集中して鑑賞させていただきました。奥さんの設定とか、本当に切なくなっちゃった・・。マリオン・コティヤールを起用しながらテーマ曲?がエディット・ピアフだったり、迷宮からディカプリオを救いだす女性の名前が「アリアドネ」とか、監督遊んでるなと思った。
ネフェルタリさん [映画館(字幕)] 8点(2010-12-31 17:32:03)(良:1票)
243.《ネタバレ》 この監督は普通に天才だと思う。容易に破綻しうるストーリー内容でありながら
、特に矛盾なくまとめているのは、頭の中で明確なビジョンがあるからであろう。
多少強引な所はあるが許容範囲。最後のシーンが気に入らない人がいるのは頷ける。
あの後、アレは倒れたと思いたい。だって夢の中よりグラグラしてたから(笑)
まぁ好きに捉えてということでしょう。
私も夢の中で暮らしたい。フラれたあの子とイチャイチャ?そんなつまらない。
とりあえずハワイで小錦と曙に巨大うちわであおがれながら、美女に囲まれよう。



hanabutoさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2010-12-29 07:30:11)(良:1票)
242.《ネタバレ》 クリストファー・ノーランすごいです。メメントでもすごいなあって思ったけど改めて思ったよ。誰もが何となく頭に思い浮かぶアイディアなんだけど,ここまで上手くまとめられないから誰もできないし,誰もしていないのだと思う。ノーランがこの映画でまとめて見せてくれるので「ああ,こんなの夢オチじゃん」「だいだいこんな感じのストーリーだよな」なんて思うけど,文章でまとめて,話の辻褄を一応合わせて,映像化できるっていう,この才能がすごい。2番煎じのような,どこかで聞いたこと見たことあるような設定だけど,よくよく考えてみると誰もしていない。少なくとも,私にはこの映画を作るの(脚本を書いて,映像化)は無理だわ。きっと途中で勝手に盛り上がって,自分にしか分からない映画になりそうだもの。そして,無理やり「最初っから全部夢でした」てオチをつけてしまいそう。自分に才能がないのは分かっているがノーランの光る才能がほんとうに素晴らしいです。もしかすると,「メメント」でも似たようなコメントを付けてるかもしれない・・・
蝉丸さん [DVD(字幕)] 10点(2010-12-27 02:42:36)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 281人
平均点数 7.19点
010.36%
141.42%
241.42%
362.14%
451.78%
5196.76%
64114.59%
77526.69%
85519.57%
94516.01%
10269.25%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.94点 Review19人
2 ストーリー評価 7.64点 Review42人
3 鑑賞後の後味 7.45点 Review37人
4 音楽評価 7.50点 Review34人
5 感泣評価 5.90点 Review22人
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【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
作品賞 候補(ノミネート) 
脚本賞クリストファー・ノーラン候補(ノミネート) 
撮影賞ウォーリー・フィスター受賞 
作曲賞(ドラマ)ハンス・ジマー候補(ノミネート) 
視覚効果賞 受賞 
音響効果賞リチャード・キング[録音]受賞 
音響賞 受賞 
美術賞ガイ・ヘンドリックス・ディアス候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2010年 68回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
監督賞クリストファー・ノーラン候補(ノミネート) 
脚本賞クリストファー・ノーラン候補(ノミネート) 
作曲賞ハンス・ジマー候補(ノミネート) 

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