10.次女の性格やら経験はかなり自分と被るものがあったので、興味深く鑑賞出来ました。 まあ、印象だけでいえばかなりの好印象なのですが、ドラマに於ける変化は早々にみえてしまい、以降がドラマの駄目押し的エピソードの積み重ねの役割にしかなっていないのが残念。構成をもうちょっと考えたほうがよかったと思う。 余談。元気な地方が描かれていて気持ちいいですが、実際田舎に帰ったりすると不景気な話ばかりで気が滅入っちゃうことが多い。日本はどうなるんだろうな~。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-12-30 03:13:12) |
9.《ネタバレ》 口を開けば文句ばかり。プライドだけは一人前。世間知らずもいいところ。上野を観ていると腹が立ちます。でもちょっと苦くて、むず痒い。自分自身を観ているようだから。間違いなく、ああいう時期が自分にもあった。というか、今もその傾向が無いとは言えません。なんともお恥ずかしい限り。だから彼女の気持ちや考え方はよく分かる。電気屋は家電製品を売るのが仕事。部屋の模様替えなんかに付き合っていられるか。ごもっとも。でもそれは普通の電気屋の考え方。それではライバル店には勝てません。ジュリー夫妻は開店当初、顧客開拓のために町内の家々を全て回ったという。さらに“売った製品の面倒は最後までみる“というポリシーを貫いてきた。他の店がやらないこと。だから価値がある。量販店が他では出せない低価格で製品を提供するのと同じ発想。商売で成功する秘訣をジュリーは知っている。しかもその仕事に喜びを感じ、みんなから感謝されている。こんなに素晴らしいことはない。外面の天才?それがどんなに凄いことか。学校の勉強では教えてくれないこと、経験して初めて分かることがある。彼女は直に電気屋の仕事に触れることで、ジュリーの偉大さに気付いたはずです。(もっとも素直にそう思えるまでは、もう少し時間が必要かと思いますが。)幸せのスイッチは”気付くこと“だと思う。それは大人の入り口にある灯り。人生を照らすひかり。彼女は今、パチンとスイッチを入れました。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-12-06 18:23:08) (良:3票) |
8.ナショナル製品が凄い勢いで壊れる映画。 電球は切れるし、冷蔵庫は冷えなくなるし、テレビは映らなくなる。 まあ、そんなことはどうでもいいんだけど、町の電気屋さんも必要かも知れないという妄想を抱かせる作品だった。 微笑ましい三姉妹と憎めないお父さんの人情物語で、ラストの温かい町の灯りがなんだか心も照らしてくれているようで嬉しかった。 でも、物語としてはそんなに面白いわけでもないので、温かい雰囲気を楽しむ程度のものだけどね。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-08-23 17:00:25) |
7.出演者の演技がすごくうまかった。特に沢田研二はピカイチです。話も悪くないし、飛びぬけておもしろいとは言えないけれど、安心して見れる良い作品です。 【アフロ】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-06-05 00:01:00) |
6.《ネタバレ》 凄い山場があるわけではないですが、沢田研二のやってる電気屋を中心に一家のふれあいが見てて楽しかったです。どこの家庭にでもあるような他愛もない会話が心地いい感じです。 【うさぎ大福】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-05-31 16:53:29) |
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5.題名でネタバレをさせているわけで、何か釈然としないスイッチであった。 |
4.悪くはない、悪くはないけど、..良くある展開、と言うか..もう一捻りほしいところ.. 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-04-17 14:41:36) |
3.《ネタバレ》 沢田研二も本当に良い年のとり方をしていますね。まあ、「8時だよ全員集合」でも志村けんとコントを演じてたりしてたんで、コメディアンの素養はあると思ってましたけど、「あの」ジュリーが完全に喜劇役者になってますからね・・・・・。まさに「時の過ぎ行くままに」という感じなんですけどね(どんな感じだw)。 上野樹里は相変わらず良いです。やはり関西人なので関西弁が板についていますね。こういう気の強い役が本当にはまります、この人は。 何せデストロイヤーですからw まあ、ストーリーは小さな町の電器屋さんが舞台で、松下電器が特別協賛ということもあり非常にベタですけど、こういうの好きなんで楽しめました。新屋英子(「ジョゼと虎と魚たち」でも思いましたけど凄いインパクトありますよね)のエピソードなんかも、ちょっと心が暖かくなる感じで好きです。 まあ、浮気の真相がうやむやなままで終わったのがちょっと気になりましたが、見終わった後ほんわかと幸せな気分になった作品でした。 【TM】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-03-23 19:10:25) |
2.電器屋の娘が時代遅れで儲け度外視の父親に反発しつつも、店の仕事を手伝うことで段々と父親を理解していくという過程が描かれた作品。この手の映画にしてはストーリーはよくありがちだし、先の展開も読めるし、少々盛り上がりに欠けるし、感動を誘うにはややパンチが弱いなどの欠点があるが、娘の父を思う気持ちや仕事に対する情熱などが非常に丁寧に描かれていて彼女の心情がありありと伝わってきたので、その点は良かった。また、俳優陣の演技も素晴らしく、特に上野樹里の終始不機嫌な演技が良かった。その不機嫌な表情は、見ていて途中でむかっ腹が立ってくるほど(笑)だったが、その不機嫌な顔がふっとスイッチが入ったかのように満面の笑顔に変わった瞬間が何より素敵だったのです。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-11-30 00:13:06) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 馬鹿にしている父の仕事を手伝う事で、拗ねていじけた怜(上野樹里)の気持ちが次第に解けて行く様がとても丁寧に描かれていて、実に後味のいい映画でした。 キャストもいいし、もっと沢山の劇場で長く上映して大勢の人に観て欲しい映画です。 【MID】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-11-08 14:48:12) (良:1票) |