18.カルメンのオペラの部分が好きです(^^)けど、あのオープニングシーンを見たときは、「あ、また駄作借りてきちゃった・・(汗)」と思ってしまいました(><) 【法子】さん 6点(2004-06-26 14:46:50) |
17.《ネタバレ》 この映画を見てから、カラスの人生経歴、そしてこの映画について少し調べてみた。そして観賞後の感想はいっそう強くなった。ありえない。親しかった、大好きな友人のために監督が作ったフィクションだという事はわかった。でも、これだけストイックな芸術家が本当に口パクの映画企画に頷くだろうか?高名な人ほど日々の積み重ねを大切に思い、だからこそプライドが高いのではないだろうか。彼女を担ぎ上げた人々も、彼女の内面までよくよく考えてこの話に賛成したとは思えない。演出も多少大げさに感じた。これだけ熟練の俳優が揃っていたからくどく感じただけだろうか?“カルメン”のシーンは華やかで良かったが、華のある優雅な女優ファニー・アルダンの“カルメン”であって、“マリア・カラス”というフィルターを忘れてしまう。今回私はどうしてもフィクションの中に入りきれなかった。本物のカラスをもっと知りたいな、という良い機会にはなったと思うが…。ただ途中、カラスが新人の俳優とキスをし我に返るシーンがあり、あの瞬間だけは彼女から悲しみが溢れてくる感じがよくわかって切ない気持ちになった。彼女の人生を深く細かくたどった映画ではないので、内面まで悟ることはできなかったが。 【のはら】さん 4点(2004-06-20 17:01:34) |
16.全盛期が偉大であればある程衰える事は辛い。昔に戻れないと分かっているであろうに夢を見てしまったカラスとラリー。夢の部分である「カルメン」。オペラの知識が無い自分には、理屈ぬきで胸に響いた。このまま突っ走るのか、どこで夢から覚めるのかと観ていたのでラストの二人は切なかった。早くに逝ってしまったカラスは、第二の人生の舞台は自身考えられなかったのかと思うと悲しい。威厳に満ちた姿、美しさ、痛々しさ。ファニー・アルダンの演技は圧巻。 |
【愛人/ラモス】さん 6点(2004-04-06 16:16:58) |
14.ジェレミー・アイアンズ 見たさに・・・・。長髪はいただけないが、やはしカッコよかった♪ 内容は可もなく不可もなくって感じですが・・・。 【あずき】さん 6点(2004-03-28 11:59:54) |
13.邦題を読んで、じっくり腰を据えて観なければと思っていたのに意外にあっさりしてたので拍子抜けした。いい意味で期待を裏切られた。苦悩を描いてるわけだが、決して暗くない。ファニーアルダンの活き活きした演技がとても良かった。オペラの世界はあまり分からないけど、このカルメンはめっちゃ観てみたい。さすがに音楽が素晴らし過ぎる。 【ぷりんぐるしゅ】さん 6点(2004-03-26 19:45:11) |
12.《ネタバレ》 映画としてはまあまあ。当時こんなプロジェクトがあったら面白かった。最も当時の技術では無理だろうけど。この映画のオペラシーン、全編見たいです。そして絶対DVD買います。カラスは有名ですが決して美声ではなかったし(美声と言えばジョン・サザーランドのような歌手を言うのではないかしら)欠点をカバーしてドラマチックかつ内面的に歌を歌った人ではないでしょうか。 それはとにかくオペラシーンだけでも10点あげたい。 【naosuke】さん 10点(2004-03-22 16:56:30) |
11.《ネタバレ》 ♪ラリーィ なぜ泣くの カラスの勝手でしょ~ ファニー・アルダン様をお慕い申し上げるかーすけ、ほんとはけなしたくないのだけど、ラストの急転、これはサスペンス並みに驚かされ&がっくり~。パクパク苦悩をもっと掘り下げて欲しかった。これも書きたくないけど、監督さんがお年を召されていることが裏目ではないかとさえ思う。自分はカラスを熟知してます、実力に反して彼女自身の苦しみはこれこれで、多少の誇張も入れて表現しました、観客の皆さんなら容易に理解していただけますでしょう・・といった老練なる自信である(私の思いすごしであってほしいです)。中盤までは皆さんが書いておられる通り、それはそれは盛り上がったので、最後にヘナッと気が抜けてしまった私でした。アルダンの英語はちょっと気になったけど、ハンデ克服努力が画面一杯に感じられたし、稽古中にキレるところなどは(ギリシャ系?の)カラスに似せて叫んでいたように思う。「ある晴れた日に」は良かった、生声付きやし。もっと気になったのはロン毛が超違和感のジェレミー・アイアンズ・・正面から映しても病弱な老人に見え、意欲満々の製作者という風格を感じられませんでした、演技は言うまでもなく素晴らしいんですが・・。ああ、大好きなジャンルなのにケナすだけになってしまいそうだ、、老女メイド役:ブルーナを演じた女優さんが祖母コン心をグラグラ揺らしてくれたので+1点。旧作になったらも一回観ます。 【かーすけ】さん 7点(2004-03-18 00:51:47) |
10.《ネタバレ》 オペラをきちんと聴いたことはありませんが、地元のレンタル屋が100円デーだったのと映画館でロングラン上映していた事が気になってて借りてみました。言われている方も多いですがオープニングが「これオープニングシーンなの?」とちょっとビックリ。違うDVDを借りてきたのかと思った。。最後のシーンは「よくよく考えたら・・・そう決断するよね」と結末があっさり分かるのですが、オペラに無知でもそれなりに面白く観賞できました。 【はっぴ~】さん 6点(2004-03-17 15:43:17) |
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9.《ネタバレ》 確かにオープニングはアタシもちょっとのけぞっちゃったわ。 これってマリア・カラスの映画だったわよね!?みたいな。 アタシはマリア・カラスが死んだ頃に生まれてるらしいので、もちろんリアルタイムでは彼女を知らないんだけど、あの有名な三角関係といくつかの写真は知ってたの。 でもどんな人だったのかは全然知らなかったんだけど、この映画を見てなんとなく彼女の人物像がわかったような気がするわ。 アタシが思うに、マリア・カラスってきっと世間が思ってるような美貌と完璧な歌声に恵まれた「天才」じゃなくて、コンプレックスと異常なまでの完璧主義に悩まされ続けた「秀才」タイプだったんでしょうね。 実際誰よりも練習熱心だったっていうし、サナダ虫ダイエットは有名だし。 もちろんあまりに仕事にストイックだったために周りから誤解されることも多かったようだけど。 まあ要するに不器用な人だったってことかしら。 でも、その他人には理解できないほどの歌に対する熱心な態度が、死んで30年近くたってもこうして映画ができたり、いまだに彼女を超えるオペラ歌手はいないって言われたりすることにつながってるんでしょうね。 やっぱり常人とは違うのよ、感覚が。 ってことでモロ常人のアタシには感情移入はできなかったけど、やっぱり歴史に名を残すような人は違うなあ、とアタシは素直に感心しちゃったわ。 …マリア・カラスのオペラ、実際この目で見てみたかったわー。 【梅桃】さん [試写会(字幕)] 7点(2004-03-09 00:22:04) |
8.オープニングシーンが何故かすごく安っぽい。70年代を背景に した映画だからか?って思ってたらすぐにゼフィレッリらしい映像に。とにかくこの映画の見所は、ここまでやれば女優冥利に尽きると思われるアルダンの演技。余すところなく晩年のカラスの苦悩を表現し非常な好演。ゼフィレッリの分身ともいうべきゲイ のプロデューサーを演じたアイアンズも影が薄い。 |
7.私は、この映画のマリアカラスの性格がどうしても好きになれませんでした。歌声は本当に素晴らしかったですが。。。。。 【カルーア】さん 6点(2004-01-12 21:45:35) |
6.企業紹介ビデオのようなわかりやすい説明と、演出不在のお芝居と、運動感や躍動感の欠如した空疎に豪華なオペラの再現と、文化祭のポスターに「凄い絵だ」と魅了されるわけわかんない人々と、「マリア・カラスはなんでこんな倫理に欠ける企画にのっちゃうわけ?あ、やっぱラストはこうなるのか。最初から無理ない?」といった空虚な物語があるばかりで、肝心の「映画」はどこを探しても見つかりません。オペラが観たいならオペラを観ましょう。 【まぶぜたろう】さん 0点(2003-12-07 21:02:29) |
5.歌声が素晴らしかった。劇中劇をもっと楽しみたかった。ホントの伝記にして欲しかったなと言う気持ちもある。 【paruru】さん 8点(2003-11-27 12:56:42) |
4.名匠ゼッフィレリ監督の小粋な佳作。オペラシーンだけでも1本にして見たい!シャネルの衣装もすてき。カラスに興味なくても感動できます。もっとこういう映画が見たい。 【mimi】さん 8点(2003-10-18 18:31:30) |
3.マリア・カラスの事はな~んも知らなかった。CDすら聞いたことがなかった。だいいち、オペラを観た事が1度もない。で、まあ、観たわけですが。物凄く綺麗な声だと言う事は分かる。でも、私にはそこまで。よっぽど音楽のセンスがあるか、マリア・カラスのファンでないと一番良いところが楽しめないかも。でも、マリア・カラスを知らない世代でも十分楽しめる。感動できる。監督はじめ製作者と出演者に愛があるからでしょうね、マリア・カラスに。 【山岳蘭人】さん 8点(2003-10-18 17:41:42) |
2.アルダンのカラスが最高~ 容姿は似てないのに雰囲気でカラスそのものに見える。彼女なくしてはこれほどのカラスを再現できなかっただろう。劇中のカルメンのオペラはほんの一部だけど演出と衣装が本格的で見ごたえがある。彼女と親交の深い監督ならではだが、失恋や納得できる歌が歌えなくなって苦悩する生々しいカラスが描かれる。作品で使われたカラスの最盛期の歌はもちろん、本人が失敗だったという日本公演の歌でさえ素人耳には素晴らしかった。 【キリコ】さん 8点(2003-10-17 17:05:29) |
1.マリア・カラスの歌声を初めて聞いたが、鳥肌モノだった。劇中劇のカルメンは迫力があり、ファニー・アルダンの演技もとてもいいし、静の美しさがある。カラスの人生についてもっと知識を蓄えてもう1度見たい。唯一、オープニングがあまり好きではないので-1点。 【いざ、ベガス】さん 9点(2003-10-14 00:23:39) |