11.現代アメリカ社会(特に都市部)で差別を味わった、見た、感じることはない、我々日本人には体感できないドラマだと思います。確かに、様々な人々の群像劇で印象的なシーンも多く、脚本もしっかりした良質な映画だとは思いましたが。 【★ピカリン★】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-01 12:34:16) |
【NIN】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-21 04:01:13) |
9.ラストで雪じゃなくてカエルが降って来たら”マグノリア”だな。でもいい映画だった。見えないマントには泣けた。 【GO】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-15 20:19:04) |
8.一人一人がそこまで大きくかかれない映画は普通内容が薄いとかで批判されるものだが何故この映画はたくさんの登場人物であるにもかかわらず人気があるのだろうか?一つ目もポイントには脚本でうまくかみあわせていること。これは絶対条件だろう。二つ目には一つ一つの話がいい意味でも、悪い意味でも重く書かれている。ひとは人の深刻で重い話を聞くほど気分的にたくさんその人を知った気になるので、きちんと一人一人描かれていると判断してしまうのだと思う。そして最後にこの話において人種差別やそれに関係なく誰もにある出来事であるということを伝えるにはひとりを描くだけでは十分でないということから多くの人の関係の中での話にする必要があった。それが本当にうまくかみ合ってるからこそここまでいい作品になったのだと思う。 【ランニングハイ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-04-25 20:55:48) |
7.《ネタバレ》 この映画はなによりもエンディングテーマきょくがだいすきです。もともと、エンディングのメイビートゥモローをうたってるステレオフォニックスがだいすきなのでつかわれててうれしかった--。歌詞もこの映画にぴったり!なみだがでそうです。映画の内容も複数の主人公たちがいろんなところで関係してくるのがたのしかった。とくにわたしがすきなエピソードは、演出家の妻と人種差別する警官のはなしです。これは特になけました・・・はじめはコノヤロウ!とおもえるくらい嫌な警官が後半では異様にかっこよくみえる。夫人を助けたあとで、あの警官はいままで自分がしてきた差別についてのことをふりかえっていたんでしょうね。すごく、印象的な目をしてました。人間ってやっぱりよわくて、誰かとかかわってないと生きていけない。それが辛くもあって、うれしくもある。ほんとにいい映画でした。 【ギニュー隊長★】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-04-11 22:07:49) |
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6.サンドラ・ブロックが後半に言う「私がこんなにイライラしているのは、黒人に車を盗まれたことだけが理由じゃない」という一言が重い。この登場人物たちは、自分が抱えている問題を、「見た目」「言語」「文化」「宗教」という、わかりやすい<ちがい>に押しつけ、自分の境遇を「やつら」のせいにして、なんとか自分を納得させて生きている。しかし、そんな人たちの人生が重なり合い、自分で作り出してきた殻を破ろうとする後半の展開は本当に感動的だった。難をいうなら、舞台がLAじゃなくて、どっかの小さな町なんじゃないかと思うくらい、登場人物どうしの偶然の出会いが続くことかなあ。最初から最後まで、そのあたりがちょっと都合よすぎ・・・。せめて、PTA監督の『マグノリア』くらい、微妙な登場人物どうしのつながりが存在していれば、そのあたりも気にならなかったのかもしれないけど。 【ころりさん】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-04-07 09:05:26) |
5.《ネタバレ》 人は皆孤独だけど、1人きりでは生きられない。そんな人と人の繋がりを緻密にそして容赦なく描いている。人種差別やすれ違いはちょっとした勘違い等から生まれることもあるんだろうなぁと、再認識させられる。群像劇って時に訳わかんなくなるケースもあるけど、この作品は脚本が良いため、素晴らしい作品となっている。 【Andy17】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-03-26 18:35:53) |
4.《ネタバレ》 エピソード毎の関連づけがスムーズで、登場人物が多くても比較的ストレスを感じずに観ることができました。やはり脚本の力はあなどれないですね。『妖精の透明なマント』でうるっときてしまいました。守られてよかった・・・(^^) 【芦毛牝馬】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-03-16 00:12:33) |
3.《ネタバレ》 映画の前半は「こんな『自称:素晴らしい自由の国』が好き放題やらかして世界がこの映画みたいな人達で支配されちゃったら最悪だな」なんて思いながら見ていました。肌の色や民族や階級で断絶しあう人達が、接点を持つ事によって生まれる衝突は、それぞれの自尊心ゆえ。しかし、その自尊心が他者をどれだけ傷付け、どれだけの悲劇を生むのでしょうか。『ミュンヘン』と同じく、この映画もまた人種、信仰、生じる差別を個人レベルの視点で語る映画になっています。悪意と善意の狭間で生きる、全ての人に共通して存在する意識を曝け出し、更に摩擦の相手にも人としての背景が存在するのですよ、という事を提示してゆきます。とりあえず言葉のナイフを突き出すアメリカ人と違って、日本人は顔で笑って腹にイチモツな人種ですし、島国ゆえの閉じた民族ゆえ表立った部分での摩擦はなかなか生じないところではありますが、ゆき過ぎたナショナリズムがやがて孤立を生み出すのはどの世界でも同じ事。だから前半で私が抱いたアメリカに対する意識もまた、それでいいのか?と省みさせることになるのですね。どの国、どの宗教、どの家に生まれたかはともかく、それは置いておいて、個人としてあなたは他の個人とどう接して生きるのさ?と、そういうレベルまで突き詰めて考えさせる映画だと思うのでした。世の中に本当に芯からの悪人はいない的な善の描写に多少甘さは感じたものの、そこで何もかもが悪の展開になっても仕方ないですしね。それにしても登場人物が多くて、場面があちこち飛びまくるので、この人は誰だったっけ?って考える状況いっぱい(父ちゃんの体を心配する差別主義者と、酷い事をする警官とが同じ人物である事すらしばらく気付かなかったという・・・)、疲れる映画でした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-03-10 20:59:59) |
2.脚本と役者の演技が最高でした。マット・ディロンがこんなにいい俳優だとは思わなかった。お父さんを助けるため必死に守りに行く女の子が姿が印象的です。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-02-28 00:01:09) |
【たま】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-02-12 16:24:39) |