30.《ネタバレ》 いやー長かった。でも、タランティーノらしさは満載です。最後はディカプリオを撃ったとこでまとめればいいのに・・・ 「ジャンゴーー」の音楽すごくいいな。 【ラグ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-08-24 23:39:11) |
29.《ネタバレ》 映画館で見たときは正直、面白いけど長すぎ!と思ったものです。最近BDを買って見直してみると、やっぱり長いんだけど、どのシーンもすべて面白い!これは楽しい。一見ダラダラ喋っているように見えても、裏にはキャラクターそれぞれの思惑が隠れていて、とてもスリリングな映画です。キャラクターが皆、嘘や秘密を持っていて、それがうまく物語と絡んでいます。同じ奴隷であるマンディンゴを見捨て、他の奴隷達からも憎まれるシーンなどはとても辛いしエグいところです。しかし、残酷なまでに「演技」することに徹したおかげで、クライマックスの脱出、反撃へと繋がっていくわけです。そしてジャンゴの「演技」ではなく「真意」を理解した男が一人ニヤリと笑う。このシーンが個人的に一番大好きなところです。見てるこっちもニヤリとします。タランティーノの「演技論」がふんだんに盛り込まれていますね(そういう意味ではベン・アフレックの「アルゴ」も似たような話です)。文字通り「演技合戦」が繰り広げられる映画なので、役者たちもとても活き活きしていました。サミュエルの演技を受け、ディカプリオがつられて素で笑ってるようにみえる箇所もあり、見てるこっちもクスクスしてしまいます。激昂したディカプリオが陶器を叩き割って手を怪我するシーンがありましたが、あれはアクシデントで本当に怪我してしまったようです。それでも演技をストップしないディカプリオの役者魂、アッパレ! 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-08-17 12:20:04) |
28.《ネタバレ》 得意の回りくどい会話を重ねながら、いつしかベタな王道を歩んでいる作りは、さすがタランティーノ。基本に忠実であることと、オリジナルなひねった味を出すことをきっちり両立しているのも、さすがタランティーノ。伝統と洗練の両方が存分に味わえる作品です。160分ありながら、ほとんど退屈しないのも凄い。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-08-17 02:03:10) |
27.とにかく盛り上がる映画ですね。何より素晴らしいのはクリストフ・ヴァルツとディカプリオの演技合戦でしょう。ふたりともとても楽しそうに演技されていて、見ているこっちが思わず絶頂してしまいそうなほどです。尺の長い映画ですが、常に緊張感があって、見ているうちは長さを感じませんでした。クライマックスのカタルシスの連続に顔の筋肉と涙腺が崩壊し、とても見苦しい姿で劇場を後にしてしまいました。本当に素晴らしい映画です。イングロリアス・バスターズに続く「仕返し映画」シリーズが素晴らしすぎて、タランティーノに抱かれてもいいと思ってます。抱いてください。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-08-15 23:52:46) |
26.2時間45分とアホほど長いけど、めっちゃ面白かった!!タランティーノの作風好きなら間違いない!こんなに長くする必要のないストーリーだけど、なんだかんだ楽しいので大丈夫。(2時間以内で納めればもっと絶賛してたと思うけど) ジェイミー・フォックスの眼力!そして、クリストフ・ヴァルツさんは、軽薄そうなのに強そうで、好きだわー。悪いレオ様も素敵だわー(手痛そう)。サミュエルさん憎たらしすぎだわー。 タラさんお得意の会話の多さも今回は無駄な雑談と感じさせない自然さで、かなり良い感じ。突然のバイオレンスや、音楽の使い方も切れ味衰えず。全編掴まれっぱなしでした。タラ作品で一番好きかもしれない。(もっと短ければ確実に!) ジャンゴジャンゴ!! 【すべから】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-04-29 12:55:36) |
25.《ネタバレ》 何かプロットが前回のイングロと似てるなあって思いました。 差別を受けた主人公が復讐を企てるが、敵がキレ者でなかなかうまく事が運ばず、でも最後にドカーン!!とブッ殺しまくる!! という事で、僕は前回のイングロの方が衝撃がすごくて、これは3部作にせよ、似てるのうって思ってしまいました。 でも始まりで流れる音楽から何かもう異様にテンションが高揚しましたっ!! いわゆる会話での緊張感が今回もやっぱりすごい。見てるこっちがもじもじしながら手汗ベチョベチョになる感じ笑。 個人的には、タランティーノ率いる鉱山の従業員を騙してブッ殺した後、白馬に乗って復讐へ行く…、彼は再び「unchained」となり、復讐しに行くのだった…!! これでエンドロールでも十分だったと思いますけどね。その後物語として、しっかりみんなブッ殺しちゃうのかー、って思いました。ある種ハッピーエンドですよね。 とてもハラハラドキドキして楽しめたのですが、さすがに「長い!」と思ってしまったので…。8点でフィニッシュです。 |
24.《ネタバレ》 やっぱ、タランティーノはいいなぁ。ディカプリが打たれるシーン。レザボアドックス思い出した。 サミュエルジャクソンがどえりゃー憎たらしい。 しかしあの当時の金持ちってあんな風に残虐だったんすかねぇ。犬に食わせたりとかたまらんばい。 【トメ吉】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-04-08 15:28:02) |
23.《ネタバレ》 さすがに、少々マンネリ化を感じずにはいられませんでした。ディカプリオも観る前は新鮮味もあり楽しみでしたが、いまいち迫力に欠けてた気がします。そもそも、彼が最大の敵だと思っていたのに…。結局、タランティーノ映画の常連であるサミュエルジャクソンにもってかれてたのが残念でした。でも、こちらの役はかなりシュールで笑っていいのか分からないきわどいキャラだったので良かったのではないでしょうか。 一方主役の二人は非常にカッコよかったです。特に相方のクリストフヴァルツは、周囲がコミカルな人達ばかりの中で、とてもシリアスな役柄で心理描写も秀逸でした。ジャンゴが彼を通じて変化していく様が面白く、長尺にも関わらず、飽きずに見ることができました。それだけに、敵側にもうちょい凶悪さみたいなのががほしかったです。 【やっぴーK】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-04-07 23:37:29) |
22.《ネタバレ》 いやー長い。さすがに長い。見終わって時計見たら3時間。納得!チョット疲れたなー。最初はおもしろく、見応えあるなぁ。賞金稼ぎかー。眠気もすごく....。でサミュエル・L・ジャクソンが出てくるとグっと締まる。ドンパチも過激でいい!!サミュエル・L・ジャクソンの可愛さが楽しかった。が、長い。 【reitengo】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-04-02 01:29:13) |
21.《ネタバレ》 ○西部劇好きのタランティーノらしく、いかにも西部劇らしいズームアップや設定の数々。すべてのオマージュは分からないが、見ていて楽しいし、オマージュ元の映画も観てみようと感じた。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-30 18:11:47) |
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20.《ネタバレ》 タランティーノ監督としては「イングロリアス・バスターズ」の方が良く出来てました。そう感じた理由はやはり終盤の食事シーンの会話劇に迫力が今ひとつ感じられなかったからでしょう。「イングロ・・」の地下酒場のシーンには及ばなかったと言うところで。 シュルツが意外にいい人になってしまい終盤ガマンしきれずに撃ち殺してしまうところに、案外タランティーノもいい人なのね、と思ってしまいました。ジャンゴが何度も拳銃に手をかけつつも我慢し通したのに、アンタがそこで切れちゃいかんでしょう。下手すれば全員その場で死んでたと言うのに。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-24 17:00:19) |
19.《ネタバレ》 ロバート・リチャードソンによる、ライトの強弱を極端につけた メリハリのある画面が西部劇によくはまっている。 会食シーンの張りつめた緊張感も、このライティングあってのものと云っていい。 松明の並ぶ夜襲場面の斜面のスケール感や、 バウンティ・ハンター:ジェイミー・フォックスの初仕事となる場面の 崖上からの俯瞰ショット。 または玄関口を見下ろすレオナルド・ディカプリオ邸の広間など、 高低を活かした空間処理が随所でドラマティックな効果をあげている。 ポイントを押さえた高速度撮影ショットのケレン味も、アップとロングの配分も、 作品トータルのドラマツルギーも、ジャンルのルールに忠実すぎるほど忠実であり、 その安定感こそ逆に不満要素かも知れない。 イーストウッド後では、本来タメとなるべきヒーロー&ヒロインの身体的被虐シーンも まるで物足りなく映ってしまう。 逆に、フォックスとクリストフ・ヴァルツが作中で二重の芝居を貫くために ポーカーフェイスを己に課す、その冷静を装う表情と内なる怒りのせめぎ合いが呼び込む 映画のエモーションこそ強烈だ。 上に並べた映画テクニックの巧さより何より、そこが本作の要だ。 あくまでクールな素振りと表情のまま、臨界点を超え 復讐のアクションに突入していく二人の姿に揺さぶられる。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2013-03-23 23:19:00) |
18.《ネタバレ》 レオ様もっと嫌なヤツにならなきゃあかんよ 【わんたん】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-17 23:51:57) |
17.メイン4人が夕食の晩餐で渡り合う30分間はものすごい迫力だったが、それだけの映画という気がしないでもない。要するに、監督のこれまでの作品のエッセンスをチョイスして、舞台を西部劇に置き換えただけなのね。なんでこれがアカデミー脚本賞なの~~ 【j-hitch】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-14 01:31:20) |
16.《ネタバレ》 奴隷制に踏み込んで尚且つ、面白い復讐劇に仕立てられてしびれました。敵が外道であればあるほどに、最後には最高のカタルシスが待っているのです。 【leo】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-11 21:58:30) |
15.★3時間弱はやっぱ長いかな。食べてる間はウマイナー、のラーメンなんだけど、食べ終わってみたらちと量が多すぎて・・・みたいな感じ。 ★たぶん、ジャンゴとシュルツがコンビを組むまでと、クライマックスの銃撃戦でカタを付けずに後までひっぱったの・・・つまりイントロとコーダが長すぎるかな。だいたいディカプリオが悪役やるってのが話題の一つなのに、初登場がまだなの?って。最期も少し肩透かしなような。 ★「イングロリアス~」に続き、ケレン味暴力描写たっぷりなものの、わかりやすさ見やすさでは初心者にも十分な作り。引用とかオマージュとかわからなくっても十分楽しめました。ただそろそろネタ的にはワンパターンな感じもする。 ★それならそれでもいいけど、別にあれほどの長さで大サービスしてくれなくってもいいよ、第一必要な尺とも思えないしね、ってことで。ええと、水戸黄門や必殺仕事人の年末ワイド版みたいな感じ?いやちょっと違うか・・・ 【wagasi】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-10 13:52:05) |
14.《ネタバレ》 またも主人公による復讐の物語 同作同様ふざけた様子は今回も少なく至って真面目な作品だった。 なぜこの作品で脚本賞を受賞したのか若干疑問だが 作品としての完成度はさすがはタランティーノと言ったところで マカロニウエスタンを知らない僕でも十分に楽しめた。 生々しい暴力描写で、画と言葉から 奴隷制度の残酷なさまが監督ならでわの世界観で表現していた。 問題になるんじゃないかという量の差別的発言が乱用されているが リアルに表現するにはこの程度の過激さは必要だと思うし 他の監督じゃこうはいかないだろうなと感じた。 三兄弟の最後の一人の射殺シーンの白い花に飛び散る血しぶきや、 ビッグ・ダディの射殺シーン等センスはやっぱりすさまじい。 演技に関しては皆さん書かれてますが やはりサミュエル・L・ジャクソンとディカプリオが輝きすぎていて、ジェイミー・フォックスがかすんでいた。 声のでかいガサツで意地悪い黒人と我侭で傲慢なフランスかぶれの大金持ちを それぞれ見事に演じていた。 音楽はもはや言うまでも無く最高のです。さすが。 お約束のごとく監督もちゃっかり登場⇒爆死のくだりは笑いましたwww テーマのある真面目な作品もいいけれど ばかばかしくてコメディ要素あふれるタランティーノ映画もまた見たいものです。 【走馬灯】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-09 23:27:35) |
13.《ネタバレ》 爽快で3時間飽きることなくあっという間でした。テンポが良いです。何の意味もないシーンをきっちりとっちゃって、しかもそれでだれないとこがさすが!アクションシーンはさすがです。ディカプリオは、別にあの役は違う人でもいいじゃんと思ったんですが、ディカプリオがでることで、アクセントになって映画自体が引き締まった感がありました。タランティーノのおそまつな死に方に笑いました 【はちまろ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2013-03-09 18:26:47) |
12.《ネタバレ》 基本的にタラちゃん好きです、今回は比較的にあっさりでバカ度合いも控えめ、ウエスタンでやりたかった事を詰め込みましたといった感じでしょうかね、無難に面白かったかな、最近はタラ抗体ができてしまったのか、意外性とか驚きが薄れているかもしれない。キャラは相変わらずいい味出してますね。出たがりタラちゃんの弾けぶりもいい感じでしたね、なんか太ったかな? 【ないとれいん】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-06 09:19:53) |
11.《ネタバレ》 タラにしては王道的ストーリーでアッサリ風味かな。映画好きらしく相変わらずオマージュがそこら中に溢れてますが、パクリと言われないのは映画への情熱とセンスと実績なんだろう。あと人徳もありそう。今回は黒人奴隷制度と復讐の西部劇。黒人への差別用語の連発でアメリカの南部辺りでは当たり前だったといいますが、差別もなく平和な日本で育った多くの日本人には想像も出来ない悪辣な世界だったんだろうな。惨たらしい場面もありますが、アレ以上のことも多くあったんだろう。考えてみたら一見リベラルなアメリカは差別や暴力で溢れかえってるんだよな。現代でも肌の色で判断し侮蔑する人がいるけど私には到底理解できないですね。 主要4人は良い味が出てますが、ジャンゴが主役ですが恩人であり師匠のシュルツに、極悪人キャンディは執事スティーブンにそれぞれ完全に食われてますね。ヴァルツ演じるシュルツは飄々とした能天気さで抜群に良かったです。彼が退場するあたりがピークだったかな。まあ殺さないで欲しかったキャラですが、あの場面で銃撃戦をして皆殺しで終わらせた方がスッキリしたと思いますね。あとは蛇足的だったし。 スティーブンはカルビンを御輿として担いでいるだけで、実は実権を握っている裏ボス的で面白かった。「二○ー、ニ○ー」と黒人差別用語でジャンゴを罵ってましたが、それを聞いている奴隷の面々誰もが「お前もな」と心の中で思ったコトだろう。サミュエルの顔芸を含めた怪演ブリは凄かったです。 そういえばタラが出てきた瞬間ニヤっとしてしまったんですが、さらにあのオチには笑っちゃいましたね。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-06 00:36:06) |