143.《ネタバレ》 実在した伝説的犯罪者カップル・ボニー&クライドを題材にしたものですが、警察側の方が悪役のように憎々しく演じていることからもかなり美化されているでしょうし、あくまで犯罪劇ではなく二人の奇妙で強い繋がりに焦点を当てた作品なので実話としての伝記的要素は薄いですが一本の虚構の映画としてはなかなか素晴らしいです。 特筆すべきは最初と最後のシーン。冒頭のフェイ・ダナウェイのあのエロティックさ!本作を観るまで私の中ではおばさんのフェイ・ダナウェイのイメージしかなく、こんなにも美しいとは驚きでした(逆に失礼?)。そして鳥篭から救い出しに来たようなクライドとボニーとの出会いが良い。窓から覗いていた裸のダナウェイが急ぎ服を着ながら階段を転げ落ちるようにビーティのもとへ向かう姿は運命を感じさせます。そしてラストの壮絶な絶命シーンの前に二人が見つめ合い一瞬だけ見せる微笑み。ダナウェイの表情は始めのアンニュイなものとは対照的に大事なものを手にしたように生き生きとして充足感に満ちています。全編に流れる当時アメリカの不況社会、ボニー視点で見ればクライドは白馬に乗った王子様であり、彼に不能という設定を加えることで二人の絆を純愛とし神聖なカップルとして描いたファンタジーでもあると思います。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-10-19 18:45:17) (良:3票) |
142.《ネタバレ》 やはりラストシーンは衝撃的でした。お互いの目と目が合って、短い時間にアングルが何度も変わる瞬間、まるで悪戯を見つけられた子供のように、ニッコリと笑うのです。台詞はありませんが、「あ、見つかっちゃった」と聞こえてくるようでした。 【shoukan】さん [地上波(字幕)] 8点(2007-07-21 23:59:39) |
141.《ネタバレ》 金より刺激が欲しい・・・と言いたげな若者二人の無軌道ぶりに腹が立つような、共感するような。金を奪い、時には人も殺すが、いずれは真っ当な職に就くと話す呑気さをボニーの母親に否定されるシーンが印象的。ラストシーンは・・・ああ、これが有名な・・・と納得。思わず身を乗り出す激しさでした。 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-10 03:16:21) |
140.Bonnie And Clyde という言葉だけ知っていたので、どんな2人なのかと思ってみました。古い映画だし、なんか映像がかっこよかった。ボニーは超キュートだし。今の時代に満足がいかず、楽しいことをやってきた二人の最期のむなしさといったらないですね。すごく悲しかった。 【リノ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-05-28 02:12:08) |
139.「明日に向って撃て!」の、ラストを見せない素晴らしさ。本作の、ラストを見せる素晴らしさ。 【えいざっく】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-03-16 16:15:32) |
138.《ネタバレ》 クライドかっこええな。中盤の銃撃戦、そしてラストシーンが壮絶でした。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-02-27 20:03:20) |
137.カラー画像初期なのか、どうも人工的な色合いだったけど、それがまたこの映画の雰囲気をよい感じでかもし出していた。助演女優賞をとったあのおばちゃんの演技、観ている時は「ホントにうざいおばちゃんだな!」と思ったが確かにあれが演技となればそれはアカデミー賞とるだけあるなという感じだった。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-02-19 18:04:18) |
136.この映画のジーン・ハックマン、マジ最高です。 【Junker】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-28 02:14:41) |
【たま】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-30 22:30:40) |
134.主人公たちのやってることがよくわからん。展開がいまいち掴めない。でも、まぁ当時は新しかったんでしょうね・・・今見ても面白いけど。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-08 15:55:43) |
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《改行表示》【STEVE-O】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-28 06:18:30) |
《改行表示》132.《ネタバレ》 ボニーとクライドが撃たれる前に一瞬見つめあう、あの1秒にも満たないカットとあの表情が、この映画のすべてを物語っているようにも思えた。 この1秒にも満たない一瞬のシーンがあることによって、この映画に対する評価が個人的にずいぶん変わったと思う。 あの表情に二人の人生が凝縮されている気がした。 心身ともに休まることがない荒れた逃亡生活で、母親にも満足に会う事もできず、最愛の母親からも見放されてしまっている。 この世界に足を踏み入れなければ、退屈かもしれないが平凡でも幸せな一生を送れたかもしれない。 クライドが初めて殺人を犯したときに、今すぐ俺と別れろと言われたこともあり、なんどかクライドと離れる機会もあったかもしれない。 それでもこのような生き方を選んだことに対して、まったく後悔をしていない、むしろ、ボニーとクライドの二人はお互いに感謝の気持ちが溢れているよう表情に思えた。 あの一瞬のシーンによって、前のストーリーの全てが活きてくる。そんな素晴らしい演出は見事としかいいようがない。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-09 23:42:12) (良:3票) |
131.う~ん、好きな人は好きなんでしょう~ 公開当時としては結構衝撃的だったのかも..作品の内容は..何もない..まぁ~やってること自体が意味ない..からね~.. 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-06-16 16:48:32) |
130.『ゴッドファーザー』のソニー襲撃シーンの元ネタはこれだったのか。それはともかく、確かにあのラストはすごいです。前半とは対照的に、ただただ加速度的に落ちぶれていく彼らの様子を綴った後だから余計に痛い。個人的には最後までB&Cの二人だけの物語の方がよかった気がするので、ちょっと減点。 【とかげ12号】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-12 22:16:57) |
129.この映画、すっごく惹かれます。なんか好きなんだなーうまく言えないけど。やってることは最低なのに軽く流していく感じと、あの合間に流れるカウボーイっぽい音楽が最高。二人とも大ケガしててもあの音楽流れてた(ちょっとマイナー気味に)、いい!と思った。でも、お兄さん夫婦がすごく悲惨で心が痛くなった。ラストの凄惨さは、やっぱり二人の大罪を物語っているようです。ラスト前に二人が「もしまともな人生だとしたら・・」って話すとこがやけに心に残りました。あとフェイ・ダナウェイがほんと美しい。 【queequeg】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-15 12:29:41) |
128.”明日に向って撃て”を先に見たせいもあったんでしょうけどこっちはどうもいまいちな感じがしました。カントリーミュージックがバック流れている時もいまいちテンポのよさを感じませんでした。ただボニーのファッションはgoodでした! 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-10-28 13:05:14) |
127.確かにラストシーンは衝撃かもしれないけど今見てみるとどうだろう。予想できる範囲内だし衝撃度だけならもっとすごいのが今の映画にもゴロゴロあると思う。 【ゆきむら】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-17 13:04:15) |
126.主役二人が美男美女。あっけなさすぎるけどあの結末は好きですね。ジーン・ワイルダーは「夢のチョコレート工場」の時よりもぽっちゃりしてましたね。 【およこ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-11 10:32:01) |
125.物凄い衝撃的なラストシーンを象徴する何とも悲しくも切ない悲劇なんだけど、全編に漂うユーモアと乾いた雰囲気が好きで何度も観ています。ウォーレン・ビューティのかっこ良さは勿論のこと、フェイ・ダナウェイの圧倒的な存在感はいつまでも心に残ります。更に脇役のジーン・ハックマンの存在も忘れることは出来ない映画です。 【青観】さん [地上波(字幕)] 9点(2005-07-31 09:00:25) |
124.《ネタバレ》 『夢のチョコレート工場』のワンカ役・ジーンワイルダーが出演しているという事で観ました。 ラストシーンは本当に印象的、そして斬新なものでした。音楽が流れているのにエンドクレジット?がなく、画面はずっと真っ黒・・・二人の「あっけない」最期が、感慨深いものに感じられました 【kokayu】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-29 14:11:49) |