1.《ネタバレ》 もうね,言いたい事全部書かせてもらいますね。1作目の公開当時「日本アニメブームの先駆けとなった金字塔的作品」と言われていたはずの「宇宙戦艦ヤマト」が,何故「日本アニメ界の最大の汚点」とまでこき下ろされるようになったのか,はっきり理解できましたとも。ひどい,ひどすぎる。「インデペンデンス・デイ」の公開時にも無意味な敵円盤のスケールのでかさが失笑を買っていたが,この作品にいたっては「別の銀河が異次元から現れて我々の銀河と正面衝突をする」「惑星が丸ごとワープして地球に接近する」という「インデペンデンス・デイ」のスタッフたちをも唖然とさせるむちゃくちゃな設定。「あいかわらずのヤマト以外の最新鋭艦の虚弱体質。」「今だに艦内でメロドラマの主人公になりきって浮きまくっている二人。」「有史以来ガミラスに攻撃されるまで2199年間異星からの攻撃を受けたことのない地球が,その後およそ2年ごと(オリンピックやワールドカップよりも短い間隔)に地球滅亡の危機にさらされ,その都度完璧に復興しているという都合のよさ。」と,「あれだけ痛い目にあっているのに今だにヤマト以上に使える戦艦や武器を開発しようとしないお間抜けさ。」そして,そして・・・「 3 年 前 に 死 ん だ は ず の 沖 田 艦 長 が 生 き て い た 」・・はァ??そんな,ヤマトのファンにとってこの上なく重要な事柄を「わしの誤診じゃった。」の軽い一言と「全国の皆さんにあやまらにゃならんのう。」などというくそおもしろくもないジョークで切り抜けようとしてんじゃねえぞ!コノヤロウ!(マイクを投げつける音)カン!カン!カン!(↓クルイベルさんごめんなさい)あなたが「ヤマトを愛する純真なファン」であるならば,絶対にこの作品を観てはいけません。これはアドバイスではなく,『警告』です。得点?そんなもの0点に決まっとろーが。