チャーリーとチョコレート工場のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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チャーリーとチョコレート工場

[チャーリートチョコレートコウジョウ]
Charlie and the Chocolate Factory
2005年上映時間:115分
平均点:6.50 / 10(Review 315人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-09-10)
コメディアドベンチャーファンタジーミュージカルファミリーリメイク小説の映画化グルメもの
新規登録(2004-11-05)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2023-11-14)【イニシャルK】さん
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監督ティム・バートン
キャストジョニー・デップ(男優)ウィリー・ウォンカ
フレディ・ハイモア(男優)チャーリー・バケット
デヴィッド・ケリー〔男優・1929年生〕(男優)ジョーじいちゃん
ヘレナ・ボナム=カーター(女優)バケット夫人
ノア・テイラー(男優)バケット氏
ミッシー・パイル(女優)ボーレカード夫人
ジェームズ・フォックス〔男優〕(男優)ソルト氏
ディープ・ロイ(男優)ウンパ・ルンパ
クリストファー・リー(男優)ドクター・ウォンカ
アダム・ゴドレー(男優)ティービー氏
アナソフィア・ロブ(女優)ヴァイオレット・ボーレカード
ジュリア・ウィンター(女優)ベルーカ・ソルト
ジョーダン・フライ(男優)マイク・ティービー
アイリーン・エッセル(女優)ジョゼフィーンおばあちゃん
藤原啓治ウィリー・ウォンカ(日本語吹き替え版【ソフト】)
清川元夢ジョーじいちゃん(日本語吹き替え版【ソフト】)
山像かおりバケット夫人(日本語吹き替え版【ソフト】)
咲野俊介バケット氏(日本語吹き替え版【ソフト】)
石塚理恵ボーレガード夫人(日本語吹き替え版【ソフト】)
小林修ソルト氏(日本語吹き替え版【ソフト】)
内田直哉ティービー氏(日本語吹き替え版【ソフト】)/ソルト氏(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
さとうあいグループ夫人(日本語吹き替え版【ソフト】)
家弓家正ドクター・ウォンカ(日本語吹き替え版【ソフト】)
京田尚子ジョセフィーンおばあちゃん(日本語吹き替え版【ソフト】)
永井一郎ジョージおじいちゃん(日本語吹き替え版【ソフト】)
福田信昭小売店主(日本語吹き替え版【ソフト】)
島香裕ナレーター(日本語吹き替え版【ソフト】)
宮野真守ウィリー・ウォンカ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
大木民夫ジョーじいちゃん(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
渡辺美佐〔声優〕バケット夫人(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
家中宏バケット氏(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
篠原恵美ボーレガード夫人(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
中村秀利ティービー氏(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
堀越真己グループ夫人(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
久米明ドクター・ウォンカ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
かないみかバイオレット・ボーレガード(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
三輪勝恵ベルーカ・ソルト(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
山口勝平マイク・ティービー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
日高のり子オーガスタス・グループ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
翠準子ジョージーナおばあちゃん(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
竹口安芸子ジョゼフィーンおばあちゃん(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
大竹宏ジョージおじいちゃん(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
宝亀克寿小売店主(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
中村正[声優]ナレーター(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
夏樹リオ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
原作ロアルド・ダール「チョコレート工場の秘密」
脚本ジョン・オーガスト
音楽ダニー・エルフマン
作曲リヒャルト・シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」
撮影フィリップ・ルースロ
製作リチャード・D・ザナック
ブラッド・グレイ
ワーナー・ブラザース
製作総指揮ブルース・バーマン
パトリック・マコーミック
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクニール・スキャンラン
特撮ニール・スキャンラン(アニマトロニクス)
アンディ・ガーナー(操演)
ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
シネサイト社(視覚効果)
デジタル・ドメイン社(視覚効果)
フレームストアCFC(視覚効果)
アサイラムVFX(タイトル・シークエンス部分)
美術アレックス・マクドウェル(プロダクション・デザイン)
アンディ・ニコルソン〔美術〕(美術監督)
ピーター・ヤング(美術)(セット装飾)
ロバート・ドーソン[タイトル](タイトル・デザイン)
衣装ガブリエラ・ペスクッチ
編集クリス・レベンゾン
あらすじ
従業員がいないはずのウォンカ社は、世界中に人気チョコレートを出荷しているお菓子メーカー。工場の中に何があるのか、みんなが不思議に思ってるんだけど、ついにその秘密が明かされる事になったんだ。世界のウォンカ・チョコのどれかに、工場への招待券が5枚だけ入っているんだって! 強運を持つ5人の子供たちは、果たして工場の中で何を見るんでしょう? 鬼才ロアルド・ダールの原作に、鬼才ティム・バートン&鬼才ジョニー・デップが挑むカラフルな原色ブラック・コメディ。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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32.《ネタバレ》 初めて観たのはDVDだった。
そして、それを買うとウォンカのチョコが付いて来た…うん。
でも、驚くほどに甘くて美味しかったと記憶している。

――チャーリーとチョコレート工場(2005年)

もう「凍えるような寒さ」と言えば、この映画の情景が浮かぶ。
それがチョコの甘さで溶けていくような風景が好きなんだよな…。
その佇まいを観せる映画なので、良かったら観て欲しい。
いや、既に観た人は、想い出すって意味ででも。

   *   *   *

やっぱりティム・バートンは素晴らしい。
高い芸術性と、腕のある監督業の両立を魅せてくれる。

しかし、この”現代の童話か?”と思わせてくれるキャラクターが秀逸。
何よりも、ウォンカーのチョコレート工場に招かれた子供たち。
そして、そのバカな家族が紹介される様が滅茶苦茶に面白い。
うん「子は親の鏡」とか「背中を見て育つ」とか聞くけど、まさにそれを表現。
何にしても「人の家をジャッジ」するときゃ、誰もが冷静だが…自分の子供に対しては、そうもいかないくらい熱心……だから親なんだろうね。

――そして、アレ。

出てくるチャーリーの家族が最高なんだよ!マジでっ!
あのお爺ちゃん、お婆ちゃんらが異常に可愛いし、(人生経験からか)優しいのがツボだったし、中でも一緒に工場に向かう「ジョーじいちゃん(デヴィッド・ケリー)」が最高だったなぁ…。

んで、ジョージおじいちゃんは永井一郎氏が吹き替えをしててさ?
当然、この声が素晴らしくて、ずっと観て・聴いて来た身体に沁みついてるのを実感。
いや「サザエさんの父さん」は永井氏じゃなきゃなー、と改めて思う。
また、カツオを怒る声が聞きたいくらいだ。

簡潔に言うと「家族の愛」もテーマの一つ。
ウォンカが、ずぅぅぅぅぅぅぅっと心の奥に仕舞いこんでいる父親「ドクター・ウォンカ(クリストファー・リー)」が最高だ。
何ちゅう配役だよ、さすがティムバートン!俺は最初観たときゃ泣いたし!

しかし、最初に観た時の印象は10年以上を隔てても、当時のままに解放されてゆく。
当時から想ってたが…ウォンカの狂った様を観てると…アレだ!

――君、もしかして正体はジョーカーか?

なんて、思ってしまう程に狂気的な存在だったけど、話が進んで行くと、色んな家族を観た事で段々と氷解してゆく。
最期にはチャーリーと、あそこまで心を通わせてるってのは相当に素晴らしい。

俺は、こういうベタなのにも弱いんだよなーと再確認……いや、チョロいわ。


ずっと昔に「夢のチョコレート工場(1971年)」も観たけど、小人族のウンパ・ルンパだっけ?
あの表現方法の発展って言うか「近代映画的なCG技術」を観て…当時、リメイクでも映画の進化のさせ方を知ったのも思い出す。
いや、顔が全員同じで(オマケに南米系っぽいんで)スター・ウォーズ/エピソード2の「クローンドロイドかよ!」って思ったけど。

ともあれ、うん。
過去の「世界名作劇場」を観た後のような、胸の暖かくなる気持ち。
そんな、暖かい気持ちを感じさせて貰った。

ダークでありつつ、温かい気持ち…
そんな映画を操るティム・バートンを称えたい。

素晴らしいなぁ、本当に。

.
映画の奴隷さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2023-01-25 21:36:01)
31.ものすご~くいい感じのときの、とんねるずのコントのような映画でした。もちろん、ほめています。はい。
なたねさん [地上波(吹替)] 9点(2012-08-11 22:08:24)(笑:1票)
30.《ネタバレ》 実写とアニメの中間のような作りで、
おとぎ話やテーマパークの要素を含み、随所にティム・バートンらしさを感じさせます。
ジョニー・デップ演じるウィリー・ウォンカは、
5人の子供とその親たちをチョコレート工場に招待するが、
ウォンカ自身も子供の様で、
生意気な子供たちが工場内で勝手な事をするのを無理には止めず、
結果的に罰を与えて、楽しんでいるように見え、
観ている側としても罰の与え方、会話のやり取りなど楽しめました。

ウンパ・ルンパのパレードのような歌だったり、
工場内のユニークさ、
ウォンカの不思議さやそのキャラ、
やっぱり得意ですね。
そして、自分がこの感じが好きだと改めて感じました。

テーマ・パークにあったらこんなアトラクションがあったら
面白く、人気出そうですね。

映画の雰囲気や作りがおとぎ話のようなので、
ベタなこんな終わり方でもスッキリとしており、嫌な感じがしませんでした。
コショリンさん [DVD(字幕)] 9点(2007-09-08 07:45:33)
29.最初からひきつけられ、最後までわくわくしながら見てしまいました。おもしろかった~最高でした。高校生の息子が知らぬうちに横にいてこの子も最後まで見ていました。試験中ですが・・・。あのばかげた親子たちに比べたらまだずいぶんましな私たちですし、チャーリーの家より貧乏ではないとも実感しましたし・・・。そして私も息子もけんかしながらもつながっているんだともお互い思ったでしょう。何もしゃべらず終わったあと部屋にもどった息子がどう感じたかあとで聞いてみよう。
ぼちぼちさんさん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-24 14:20:42)
28.ウンパ・ルンパは女友達には皆ウケてました(私にはせんだみつお氏に見えたけど(^^;)

デップのキャラにもうひとつひねりが欲しかったかな…贅沢な要望ですけどね
栗頭豆蔵さん [映画館(字幕)] 9点(2006-05-07 01:03:03)(笑:1票)
27.《ネタバレ》 すばらしい映画でした。この1年で見た映画では、分野は違うものの「バタフライ・エフェクト」と同程度の評価をしたいです。まずは、ジョニー・デップ。この人は決して2枚目スターではなく個性派俳優です。表情、表現ともこだわりを持って演技している。ティム・バートンとのコンビでは一段と引き立つ。次にテーマが良い、子供にも見せてあげたい。加えて、ティム・バートンらしさが随所に出ていたところも良い、歓迎の演奏をした人形たちがグロテスクに燃えていくシーンはいかにも、と感じました。後味もいいし映像もきれいだし、久しぶりに見て良かったと思える映画でした。
ぼぎーさん [映画館(字幕)] 9点(2006-03-19 23:53:50)
26.子供は純真です。この映画でも純真な善と悪の両面を、欲と競争心で動機づけして勧善懲悪で描いてあります。ウンパルンパの役者さんの顔はマジでウケます。しかしそれは突き詰めて考えると、観ている僕らの性根にある、(言っちゃあなんだけど)東南アジア系の人々や生活の貧しい者を見下している部分を、ティム・バートン監督が独特の残酷で幻想的な手法でえぐっているように思います。次々と脱落していく家族たちの存在が僕らの代役をしているように思います。ノリノリで軽くて意地悪なウォンカ自身も、チャーリーや他の悪ガキとの接触を通じて、自身のノスタルジーを懐古します。いつまでも子供の心を持ち続けていたつもりが、失いかけていた大切なものに気がつきます。この映画ではウィリー・ウォンカは絶大な成功者です。しかし所有していないものがあった。それは…。おとぎ話には必ず何かしらの教訓があります。愉快で不思議でちょっぴり残酷な映画です。でも5歳ぐらいの子供がこの映画を観ても、この映画のテーマは分かってもらえるのではないかと思います。
どんぶり侍・剣道5級さん [DVD(吹替)] 9点(2006-02-05 22:30:27)
25.《ネタバレ》 前作の映画も見たんですが、こちらの方が現在にアレンジされて面白かったな。前作と今作ではラストが違うんだな。でもストーリーは一緒だ。当然か
たこらさん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-02-05 02:39:36)
24.《ネタバレ》 夢のチョコレート工場の方にもレビューしましたが、この原作の大ファンです。ワイルダー版が本当に楽しくてよかったので、こちらにはあまり期待していなかったのですが、こちらはこちらでやっぱりよかった^^ただ、金のチケットが当たるまでの過程の描き方がいまいちだったので1点マイナスです。原作は、チャーリー君がネコババしても仕方ない、むしろネコババしてくれって思える描かれ方をされているんですが、本作はそこがイマイチ弱いんですよね~。要は貧乏度合いが足りないと思うのです。時代が現代に設定されているみたいなので、そこんとこは難しかったのかもしれません。だってどんな貧乏だって戸籍さえしっかりしていれば、最低限の生活は保障されている時代ですからね。あとウンパルンパ、すごかったです^^親父なんだけど、ものすごく可愛くてよかった♪マスゲームというか、あの一糸乱れぬダンス最高です!私もウンパルンパつれて帰りたくなりましたwでもウンパルンパに関しては、実は前作の方に軍配をあげてしまうんですが。この作品よかったと思われた方は、ぜひ「夢のチョコレート工場」の方もごらんいただきたいと思います。
へっぽこさん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-20 10:41:52)
23.ホントに観てよかったと思う面白い映画でした☆ティム・バートンらしい。クスッとわらいたくなるようなシーンが多く、ファンタジー映画かと思えばちょっぴりグロかったり…大人から子供まで楽しめるようなこのバランスが好きです。脇までいい役者ばかりなのも良い。
mamimamiyaさん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-07 00:30:47)
22.昔、学校の図書館で特に人気のある児童書が「チョコレート工場のひみつ」だった。だけど、私は読んでませんでした。だって、当時はチョコレートが嫌いだったから(今は食べれるようになって、体型に影響が出てるが)。だから「自分以外は皆知ってるだろう」ってくらい有名な児童書だと思って、大人になってから意地になって洋書を購入→ページをめくらず放置。そんな時に公開を知りました。まずは旅行中の機内で見て、感激。デップ最高! ウンパ・ルンパ爆笑! 飛行機の中で「うぷぷ…」と笑う怪しい奴になってしまった。その後、1971年の「夢のチョコレート工場」も借りて見たら、もう一度どうしてもジョニー・デップの世界をスクリーンで見たくなり、滑り込みで劇場に行ってきました。はー、やっぱり好きだわ、これ…。デップの「ギュキュッ」という手袋は、お父さんとのつながり?と、再会のシーンの二人を再度見たら「やっぱりそうだよな」と思ってしまった。唯一苦手なシーンはウンパ・ルンパの現地食の虫つぶし。いも虫、大っ嫌いなんです…作り物と分かってもだめですね。「夢の~」は原題「ウィリー・ウォンカと~」なわけですが、私はこちらの方が「ウィリー・ウォンカ」キャラは強く感じることが出来たかも。はっ、好みの問題か? チャーリーと家族も、とってもよかった。置いといた原作、読むぞ!
ちゃいちゃいさん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-24 10:41:57)
21.色彩豊かでキレイなのに、割とドスグロイ所があるのが好き◎
ヒロヒロさん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-07 18:55:21)
20.《ネタバレ》 子供向け?と思っていたけど実は大人(子供を持つ親)にこそ見てもらいたい映画だった。こんな子供に育てるとこんな事になりますよ。親がしっかりしないと自分の子がこんな目に会いますよ。という警告にも見え、大変考えさせられた映画だった。最後は大人になりきれていないウォンカも少し大人になれた。親(じいじ、ばあば含め)の愛は子供にとって最高の褒美であると感じた。又、ジョニーデップの演技力には感心させられる。変な奴と思いながらも最後まで引き付けられてしまった。時折織り交ぜるウンパ・ルンパのプチミュージカルは面白くワクワクさせられるし、チョコレート工場の創造性も◎。
まさきちさん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-28 11:47:13)
19.スクリーンを前にして突然不安に駆られるほど期待しまくって行ったけれど大正解。今までに見たバートン作品での中では一番。最高に悪趣味でカラフルで可笑しくて酷くてアホっぽい。脱力系映画の最高峰。大体クリストファー・リーとジョニー・デップが親子設定だなんて、キャスティングの時点で笑いが止まらない。
和狗さん [試写会(字幕)] 9点(2005-10-27 16:15:30)(良:1票)
18.他の映画と比較しようがないわ。ゴールデンチケットが当たった瞬間、泣いているのを彼女に見られて笑われた。恥ずかしかったから、マイナス1点です。
シネマパラダイスさん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-13 02:40:12)
17.一言で言うなら、予想以上に原作に忠実だった。それでいて監督をはじめとする制作陣の原作への深いリスペクトがバートン一流のこだわりとなって作品中に満ちていて、双方のファンである私は始めから終わりまで感激の思いが絶えなかった。特に、チャーリーとその家族のライフスタイルは完璧といってもいいぐらい原作に忠実に再現されていた。ただ、原作でのイノセントな奇人ウォンカ氏を演じるにはデップはやはり美しすぎた。その異質な存在感のせいでウォンカ氏が奇人変人どころか狂人に見えてしまい、結果的に作品のカラーはかなりブラックなものになっていた。ところがそこに原作にないウォンカ自身の生い立ちストーリーを絡めることで、最後にはこのブラックさが一転してハートウォーミングなエンディングにつながるというバートンファンのツボを突いた展開にうならされる。原作を大切にしつつしっかりバートン風味が効いているという監督の職人芸に拍手。マイナス1点は今回はコドモ同行につき吹き替えでしか観られなかったため。
lady wolfさん [映画館(吹替)] 9点(2005-10-11 23:42:00)
16. 相変わらず、バートンは世界の作り方が上手い。よくもまぁ、あんなにハマる役者を見つけられるもんだ。でもこれ、やっぱりうんぱるんぱの映画だね。
マックロウさん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-03 00:38:12)
15.《ネタバレ》 謎のモノリスにはやられました。体が半分欠けちゃうかも、なんて言うから、なんだ無事じゃないの、と思いきや。そりゃそーなりますよね。騙された!てか、忘れてただけだけど... 絵と脚本に騙された、と思いたいです。最後は、涙が出ました。
よしふみさん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-02 22:19:12)
14.やはりジョニデのキャラはおいしいです。ツボですね。ラストにおける家族がキーワードもツボですしおとぎ話がピタリとはまっていい感じです。
とまさん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-01 22:51:32)
13.私はオリジナリティというやつに結構敏感である。テレビドラマのタイトルに映画の邦題のパクリ(「恋に落ちて」とかね)があるだけで観る気もおきない。それと、愛する人を失う主人公の嘆きを泣き所に持ってくる、邦画の凡作にありがちな映画も駄目。そりゃ悲しいでしょうよ、もらい泣きもするでしょうよ、だから何?親兄弟が死んだら誰が描いても悲しい。それを売り物にするのは凡人のやることだ。ところで人が涙する場面1つないこの映画だけど、何故か涙ぐんでしまうんだな。それは、大げさに言えば、本当にオリジナリティのあるものを見つけた喜びの涙ともいうべき貴重なものだ。この家族が住んでいる家がとても良い。こだわり方が半端じゃなく、あの扉を開け閉めする何の変哲もない動作が泣かせるのである。貧乏だけど温かい、というとてもわかりやすいことをものすごい労力とこだわりを持って描いていることに感動してしまうのである。後々考えてみると、やりたいことを思うとおりにやっているこの監督への賞賛というか羨望の涙でもある。リメイクだからオリジナリティはない、等という低次元の問題ではない。とにかくストーリではなく、描き方が想像を超越しているのだ。このオリジナリティは伝染し易い。自分の態度にもこだわりが生まれる。「まわりの点数はこのくらいか、でもこのくらいが妥当だな」みたいな、周りの評価との調整を図りながら映画を評価する、そんな独自性の無い行動がケチに思えてくる。良いものは良い、悪いものは悪い、それでいいじゃないか!
「アドルフの画集」で若き日のヒットラー役を演じた俳優がお父さん役で、これが底抜けにいい人を演じていたのも個人的には泣き所だった。日本語吹き替えはまわりの子供が五月蠅くて正直うざいんだけど、初日だったせいもあり、子供達の爆笑が大いに映画を盛り上げた。子供向けとしては毒気が強すぎるが、映画嫌いの7才の次男を映画好きに変えてしまうパワーは凄すぎ。
正義と微笑さん [映画館(吹替)] 9点(2005-10-01 02:50:28)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 315人
平均点数 6.50点
010.32%
141.27%
230.95%
3134.13%
4247.62%
54012.70%
65818.41%
77122.54%
86019.05%
93210.16%
1092.86%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.15点 Review40人
2 ストーリー評価 5.98点 Review51人
3 鑑賞後の後味 6.54点 Review53人
4 音楽評価 7.49点 Review59人
5 感泣評価 4.18点 Review38人
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【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
衣装デザイン賞ガブリエラ・ペスクッチ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2005年 63回
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ジョニー・デップ候補(ノミネート) 

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