1.《ネタバレ》 かなりドラマチックな『2』。『1』よりも時間は短くなりましたが、リロとスティッチが二人で一緒にいる時間は『2』のほうが長いです。
とにかくリロとスティッチのコンビは最高です。2人が一緒に行動する様子は微笑ましくて仕方がありません。そういった意味では、二人のかけ合い漫才が盛りだくさんの『2』は『1』より断然好みです。
今回のストーリーは、ディズニーにしては結構シリアスです。悪い子に戻ることを恐れるスティッチが健気で可愛すぎます。
そしてスティッチの様子が本気でおかしいことに、ついに気付くリロ。それからのラスト10分は、かなりヤバイくらいに良いストーリーに仕上がっています。正直、こんなにありふれたストレートなお話で、心にぐっときて涙腺がゆるむとは思いもしませんでした。
決して年のせいだけではないでしょう。
きっとそれくらい人物の見せかたが上手で、短時間でもしっかり思い入れが強くなったからだと思います。
それにしてもこの作品、エルヴィス愛が半端じゃない。
やたらエルヴィスを推してくるのがおかしくて仕方がない。
『リロ&スティッチ』。全然期待しないまま鑑賞しましたが、このシリーズは当たりかもしれないです。