ラヴ・ストリームスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ラヴ・ストリームス

[ラヴストリームス]
Love Streams
1983年上映時間:139分
平均点:6.25 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(1987-10-17)
ドラマ
新規登録(2008-12-16)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2023-07-22)【Olias】さん
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監督ジョン・カサヴェテス
キャストジョン・カサヴェテス(男優)
ジーナ・ローランズ(女優)
脚本ジョン・カサヴェテス
音楽ボー・ハーウッド
撮影アル・ルーバン
製作メナハム・ゴーラン
ヨーラン・グローバス
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1.《ネタバレ》 ジョン・カサヴェテス最高傑作の一つ。
カサヴェテスの映画ほど愛を描き、愛そのものがスクリーンに映されない事に対するもどかしさというか、苛立ちが悩ましい映画ばかり撮る監督もいないのじゃないだろうか。
特にこの映画のジーナ・ローランズほど「こわれゆく女」よりも痛々しく、滑稽で、愛に飢えた女性もいない。

それにカサヴェテス流「ガラスの仮面」ともいうべき「オープニング・ナイト」を彷彿とさせるミュージカル・シーンだが、そこでアリアの合唱を壮絶な奪い合いの彩りに使ってしまうカサヴェテスの恐ろしさよ!

劇中のカサヴェテスとジーナ・ローランズは愛し合っている筈なのに、何かと睨み合っているシーンばかり眼に飛び込んでくる。実際、二人とも離婚経験者で“苦い記憶”をずるずる引きずっているような感じも。その癖に片方がボーリング場でナンパのような事をすれば、もう一方も老婦人と踊り狂う。
だが、二人の関係は「喧嘩するほど仲が良い」というタイプの人間関係かも知れないし、本当はもっと熱い抱擁を交わしまくりたい中なのかも知れないというシーンも多く眼に映る。様はツンデ(ry
人を避ける孤独の中で愛を探す男、愛欲しさに狂っていく女。
男は美しい女が秘密を打ち明けるのをひたすら待ち続け、女も男が心を開いてそれを受け入れる瞬間を待ち続けてブッ倒れる。
この映画では彼女の幻覚だけだが、これが「グロリア」のジーナだったらイライラがピークに達してリボルバーで二人が乗った車をスクラップにしています。
まあ、そんな事をせずとも劇中の二人は口舌で斬り合ったり言葉で殴り合ってみたりと激しすぎる手探りをしているワケですがね。

彼女は空港で人を笑わせる“道化”地味た事もやるし、スクリュー・ボール・コメディのように大量の動物によって男を刺激しようともしている。実際、男は子供よりもその動物に対して心を開く素振りを見せたりする。

ひたすらそんな二人のやり取りを見せられてある者は劇中のジーナ以上に怒り、ある者は呆れ、ある者は感動する。いつかその感動を分かち合える人々が日本にも増える事を俺は信じたい。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-05-18 12:29:57)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.25点
000.00%
100.00%
2125.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6125.00%
700.00%
8125.00%
9125.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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