1.《ネタバレ》 明るく、段取り好きな砂田さんのキャラクターが素敵で、とても微笑ましく見られた。それを受け継いで、父親が死ぬ寸前まで段取りの確認をする長男も、なんだかとても良い感じ。周りの家族も皆、暖かく、孫も純粋で、この映画には悪意の欠片も見当たらない。まるで、正しい死に方講座を見せられてるかのように、キッチリと亡くなります。
衰弱していく姿は、流石に辛かったけど、最後の最後までユーモアを忘れない砂田さんは、本当にカッコ良かったっす!
残された遺族が困らないようにしっかり自分の死の段取りをするのも素晴らしいけど、それを通じて死ぬ間際まで自分の家族
とコミュニケーションをしっかりと、とり続けたっていう所が、何より良い死に方だな、と思った。
良い死に方は、本人だけじゃ成立しないね。