1.《ネタバレ》 死刑論に始まり、死を覚悟した男の遺言残しから、遺言映像の回収にヤキモキする女性。違法ソフトを売りさばく闇営業だった男とそれを買う客男性とのやり取り終えた後に一瞬だけの小休止。しかし、そこから嵐到来(笑)金魚のオバサンたち登場で息をつかせぬ展開、そしてこのオバサンたちの自己チュウさとその騒ぎようが凄い凄い、結果、アリの泉へ間に合うのかしらと見てるこちら側の関心をピークに引きつけてきたところでまさかの金魚鉢崩壊と客降ろし、金魚放流客放流(笑)。
その後、話を一旦、フラットな状態に戻し体制整えたというのに、次に登場するは口達者で小生意気な小さな刺客(笑)そこからパナヒ関係ないところで、その小さな刺客と通りすがりの少年との間で 金を返せ返さないの押し問答(笑)。
いやあ、この脚本、見てるこちらを実に飽きさせないっす。すごいっす。
〜中略〜
そして、その後、間に合ったのか気になっていた金魚のオバサンたちの元へと戻る脚本、締めの鮮やかさ。
素敵でしょうがないです。
僅か80分でイラン情勢を解りやすく記してくれたこの内容。素敵でしょうがないっす。その後、彼の生涯撮影作品チェックしてみましたが、次は遡ってオフサイド・ガールズというのを鑑賞してみたくなってしまいました。
因みに、イラン作品なんぞ、珍しいので個人的には1997年制作の桜桃の味以来となります。では、イラン作品なんて いる?イラン? 答えは要ります。こちら2作品共に一生涯忘れることが出来ない名作だ。