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ファンタジア

[ファンタジア]
Fantasia
1940年上映時間:119分
平均点:7.38 / 10(Review 37人) (点数分布表示)
公開開始日(1955-09-28)
ファンタジーアニメシリーズものオムニバス音楽もの
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タイトル情報更新(2024-03-23)【イニシャルK】さん
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監督ベン・シャープスティーン(ノンクレジット)
ウォルト・ディズニーミッキーマウス(ノンクレジット)
矢島正明ナレーター(日本語吹き替え版)
松岡文雄(日本語吹き替え版)
出演レオポルド・ストコフスキーHimself(指揮者)
ポール・J・スミスバイオリニスト(ノンクレジット)
脚本ジョー・グラント
作曲ヨハン・ゼバスティアン・バッハ「トッカータとフーガ ニ短調」
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン「田園交響曲」
編曲レオポルド・ストコフスキー(ノンクレジット)
撮影ジェームズ・ウォン・ハウ(ノンクレジット)
製作ウォルト・ディズニー
ベン・シャープスティーン(ノンクレジット)
配給大映
その他ウォード・キンボール(アニメーションスーパーバイザー)
あらすじ
映画は冒頭で語る。「音楽家による表現ではなく、アニメーターの自由な発想で生み出した」と…チャイコフスキーの『くるみ割り人形』に乗せてキノコが、妖精が、金魚が踊る。ストラビンスキーの『春の祭典』に合わせて恐竜が生死を賭けて戦う。ムソルグスキーの『はげ山の一夜』では魔王の繰り広げる夜宴が…ってなんかロシア音楽のセレクトが妙に多いね。富も名声も得たディズニーが、クリエイティブな新境地を目指して送り出した一大実験アニメ。
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9.この作品はまず1940年製作という点に驚かされる。
圧倒的な映像クオリティの高さに感服させらます。
こんな技術力を持った国とよく戦争しようなんて思ったもんだ。
短編それぞれが素晴らしい出来で、映像と音楽が見事に調和している。
登場するキャラクターの中では、魔法使いの弟子のほうきが大好きです。
もとやさん [ビデオ(吹替)] 9点(2012-08-06 10:37:07)
8.これはアニメにクラシック音楽を取り入れ、これぞ芸術の世界というようなものを見せてくれている。この映画の存在無くして、その後のディズニー無しとでも言って良いほどの作品!美しく力強く、壮大なる音楽の素晴らしさに酔いしれ、動くキャラクター達の素晴らしさ、もうただただその美しい音楽と映像の前にこれが本当に1940年って、戦前の映画かよ!てなぐらいの凄い作品を見たように気がして、間違いなく傑作!ディズニーが生み出した最高のキャラクター、ミッキー・マウスは誰からも本当に愛されるキャラクターであり、アニメが芸術であり、映画は音楽の必要性も重要であることをこの映画は教えてくれている。タイトル通りの正しくファンタジーな傑作アニメとしていつまでも語り告がれるべき作品だと思います。
青観さん [DVD(字幕)] 9点(2011-02-12 22:11:18)
7.最初から最後まで、音と、色彩と、アニメーションの洪水。とても70年前の映画とは思えません。クラシックの演奏に乗せて、アニメーションが無声で展開されるので、普通のディズニー映画として観ると肩透かしを食らってしまうと思いますが、映画単体として観れば素晴らしい映画だと思います。特に気に入ったのは「くるみ割り人形」と「はげ山の一夜~アヴェ・マリア」。幻想的な音楽とアニメーションが見事に融合しています。この2つはディズニーらしいアニメーションでは無いのですが、私はこの2つが最も感動しました。あとは中間に挟まれる「サウンドトラック君」の演出も洒落ていて面白かった。
これは製作者が冒頭で述べていますが、作曲者の意匠に沿ってない曲が展開されるのが、ひとつだけ心残りな点です。それと言わずもがな、クラシックが好きでない人が観ると苦痛の2時間である可能性があります。そういう点では観る人を選ぶ映画かもしれない。
民朗さん [DVD(字幕)] 9点(2009-11-15 16:52:20)
6.これはまさにファシズムの脅威のさなかに作られた作品なんだ。ラストの「はげ山の一夜」から「アヴェマリア」の祈りに移っていく構成は、おそらくそれを意識したものだっただろう。しかしそれだけでなく、おそらく意識しないで表われたところ、たとえば繰り返される洪水のイメージなどに、時代の空気をより感じることができる。「春の祭典」、壮大なスケールを持った作品で、地球の誕生から恐竜の滅亡までをナマの体験のように繰り広げてくれる。しかしここに哺乳類は現われない。恐竜が滅亡に向けて行進した後、不吉な日蝕が始まり、地震が襲い洪水が地を覆う。このイメージが浮かんできたとき、時代の影響はまったくなかっただろうか。肉食恐竜が暴力で支配したあと死に絶え、次の哺乳類の時代を暗示させることもなく幕が閉じられる。この暗さ。進化論の世界に天地創造神話が割り込んできたような大洪水は、過去のものとしてではなく、近未来のものとして切実に予感されていたのではないか(洪水はあと「魔法使いの弟子」があるし、「田園」でも葡萄酒が)。『ファンタジア』中の最高傑作「花のワルツ」、咲き乱れる花を描いた春ではなく、滅びへ向かう秋から冬が描かれる。落葉も、さやから出てくる種も、それを吹き飛ばす風も(映画館で観たときここで泣けた)、氷結する水面もどれもこれも実に美しいが、その美しさはどこか鋭角的な手ざわりのある美しさで、春に向かう気分はどこにもない(「春の祭典」に哺乳類が登場しないように)。すべてが厳しい冬へなだれ込んでいく。こんな美がほかのディズニー作品にあっただろうか。あるいは深読みに過ぎるかも知れないが、「魔法使いの弟子」で次第に増殖し、一つの命令だけを守って行動する顔のないほうきたちの群れに、ファシズム社会を見ることはできないか。この曲の映像化はディズニーの若い頃からの夢だったそうで、だからこの楽しい音楽物語を政治的な連想で汚してしまうのは不本意なのだが、あのほうきの切れ端が立ち上がってくるところの怖さは、当時の時代の雰囲気とまったく無縁に作られたとは思えないのだ。さいわい現在の私たちはこの傑作を純粋に音と映像のアニメーション作品として楽しむことができる。ささいな動きにまで気が配られている丁寧さに感嘆していればそれでいいので、野暮なことに頭を回す必要はないのだが、時代の記録としてもやはり傑作だということを言っておきたくて。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 9点(2009-07-13 12:31:38)
5.1940年ですよ、戦前ですよ、まじすごいです。魔法使いの弟子は小さいとき見てすっごい怖かったんですけど、最近みたらやっぱり怖かった。放棄の影がせまってくるんだよ~。
bokugatobuさん 9点(2005-03-14 21:34:23)
4. ウォルト・ディズニーとレオポルト・ストコフスキーの出逢いがコノ世紀の傑作を生み出した!!クラシックを代表する名曲8曲とアニメーションを絶妙に融合させたディズニー氏のチョット凄過ぎな先取り感覚をミーハー丸出しで絶賛しつつ…9点進呈。デュカス「魔法使いの弟子」でのミッキーの魔法場面もマァ楽しいが、本作中の白眉は矢張りムソルグスキー「禿げ山の一夜」~シューベルト「アヴェ・マリア」~フィナーレに至る流れる如き一連のシークェンスだろう。暫し羽化登仙の境地であった。加えて本作が確立させた”ステレオ立体音響”の歴史的価値は計り知れないモノがあると思ってやまない。クラシック最高~!!
へちょちょさん 9点(2003-08-31 02:38:46)
3.小学校の団体鑑賞で観ました。ストーリーはあまり覚えていないのですが、どこかで聞いたことがあるクラシックの名曲がアニメーションと見事に融合していて夢を見ているような気分でした。ディズニーのアニメの中では最高峰だと思います。
キタロウさん 9点(2003-07-17 00:03:41)
2.小さい頃から大好きです。楽しい!
さみーさん 9点(2003-05-02 23:39:36)
1. ちっちゃい時におかんがビデオを買ってきて何回もみた記憶がある。
相対性理論2さん 9点(2003-04-20 02:39:07)
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【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 7.38点
000.00%
100.00%
212.70%
300.00%
4410.81%
512.70%
6410.81%
7513.51%
81027.03%
9924.32%
1038.11%

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