5.こういう、「映画でなければ表現できない世界」をもった作品はいいですね。
「映像へのこだわり」は近年、CGとか特殊メイクとかそういうほうばかりへ行ってしまって、こういうアナログ的世界が忘れられすぎてると思う。
良心的な供給側の人たちにもそういう思いはあるのだろう。
多くの女優がこの映画に出たがったということ、また実際にゴージャスな出演陣であることが、そのことを裏付けている。
内容はほのぼのしたものもありはしたけれど、ヒリヒリとしたものが多かった。
でも、多くの女優の「映画づくり」に賭ける意欲が伝わってきて、そのことに心がなごんだ。