3.《ネタバレ》 アメリカ建国200年記念の名にふさわしい堂々とした西部劇。
フォレスト・カーターの原作に、イーストウッドの西部劇に対する愛情と野心を詰め込んだ傑作。
「許されざる者」や「ペイルライダー」も良いが、やはり俺は二挺拳銃の唸りが熱い本作を推す。
強烈なファーストシーン、カスタマイズ銃やガトリングの唸りなどガンファイトに富んだ血のたぎる作り込み。
時代のうねりによって復讐者と化す「ジョージー・ウェールズ」の波乱の旅を描く。
アメリカの豊かな自然、
西部の厳しき大地、
大地に生きる人間の生活感溢れる力強さ、
染み渡る日本的情緒、
カッコいいオッサン・・・!
主人公は最初普通の開拓民で、家族を殺された事で復讐の旅を続ける無敵の唾吐きガンマンになっていく過程が面白い。おまえは何回ツバを吐くんだ(笑)また主人公も仲間に助けられながら窮地を脱する場面もかなりあった。仲間あって無敵が本作の魅力でしょう。