チンピラ(1996)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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チンピラ(1996)

[チンピラ]
1996年上映時間:101分
平均点:5.44 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(1996-12-21)
アクションドラマリメイクヤクザ・マフィア
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タイトル情報更新(2020-07-05)【イニシャルK】さん
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監督青山真治
キャスト大沢たかお(男優)藤川洋一
ダンカン(男優)梅沢道夫
石橋凌(男優)大谷
青山知可子(女優)美也
片岡礼子(女優)長崎裕子
寺島進(男優)松尾
光石研(男優)柳譲二
斉藤陽一郎(男優)
諏訪太朗(男優)
原作金子正次
脚本金子正次
音楽鮎川誠
撮影石井勲
製作タキコーポレーション
配給タキコーポレーション
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1.僕が青山作品が大好きだからそう思うのかもしれませんが、「実はすごくいい映画なんじゃないですか?」と真剣に思います。ストーリーは、84年の映画のリメイクなんですから、そのまんま古臭いチンピラ映画という感じです。しかし、感動という言葉が適切かどうかはわかりませんが、なんとも言えない不思議な心の高まりがありました。「うぉー!」と言いたい気分なんですが、これは涙を流すような性質の心の高ぶりじゃないです。観ていない人に薦めたいのが、とにかく大沢たかおとダンカンの演技が最高です。大沢たかおの、チンピラな社会に揉まれてガサガサに擦り切れていく感覚(下手な言い回しですが、)は、恋人役の片岡礼子との関係もあってとてもいい味をだしています。この時の片岡礼子も非常にいいです。しかし、それにも増してダンカンの「望んでもいない、意識してもないのに何故だか転落してしまう男」という存在は、「そうとしか生きられない運命」をすごく的確に示していて、「そういう人生」ってなんというか「哀れだなぁ」と同情とか憐憫だとか、とても切ない気分になりました。(しかし、ここで青山真治は涙を流すような描写をしたわけではない。)ダンカンは本当に、本当にいい俳優さんだと思います。一番好きなシーンはセスナを発見した瞬間です。この瞬間の顔がいいです。それに、その後の会話もいい。他にも「みっちゃん~」の歌がまた切ないんですよ、胸がキリキリ痛みます。話がこんなに単純なのに、こんなにガツンと心にくるとは思いませんでした。もう一度書きますが、この映画は涙を流すような描写は一切ありません、しかし切ない、しみじみと感じさせる映画です。
feroさん 9点(2003-12-12 00:44:49)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 5.44点
000.00%
1111.11%
200.00%
300.00%
4222.22%
5111.11%
6222.22%
7222.22%
800.00%
9111.11%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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