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組織

[ソシキ]
The Outfit
1973年上映時間:105分
平均点:7.33 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
アクションドラマ犯罪もの小説の映画化
新規登録(2003-12-06)【ドラえもん】さん
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監督ジョン・フリン
キャストロバート・デュヴァル(男優)
カレン・ブラック(女優)
ロバート・ライアン(男優)
リチャード・ジャッケル(男優)
マリー・ウィンザー(女優)
ジョー・ドン・ベイカー(男優)
ジョアンナ・キャシディ(女優)
ビル・マッキーニー(男優)
ヘンリー・ジョーンズ[男優](男優)
原作リチャード・スターク
脚本ジョン・フリン
音楽ジェリー・フィールディング
撮影ブルース・サーティース
製作MGM
編集ラルフ・E・ウィンターズ
字幕翻訳岡枝慎二
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2.主演はロバート・デュヴァル、アクション映画のヒーローにしては、颯爽とした身のこなしがある訳でなし、精悍な顔立ちがある訳でなし、そもそも髪がある訳で無し。しかしこのヒーローらしからぬ彼が主役を演じることで、通常のヒーロー像に収まらない存在感、いわば「このヒト、何しでかすやら予想できない」という、独特の雰囲気があります。刑務所から出た彼は、謎の組織に襲われ、逆にその組織に闘いを挑んでいく、というオハナシですが、これがどんな組織で、なぜ彼を狙うのか、なんてコトはもうどうでもよくて、映画の中では一応説明されるけど、形だけの説明であって中身は無いに等しい。そもそもこの主人公が、そんなコトを気にしている気配が無いのだから。ただただ、このクセのある主人公を含めた男女3人組が、組織に立ち向かっていく姿が描かれるんですね。そこには逡巡も恐れもなく、すべてが刹那的。ワイルドでドライ。3人組の中に女性がひとり混じることによってわずかにウェットな部分が生じるのだけれど、それとてむしろ、作品全体のドライさを際立たせる役割に過ぎないかのような。とにかくシブい映画なのです。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 9点(2012-06-09 17:35:24)
1.《ネタバレ》 例えば、二人の殺し屋がある男の家にやってくる。二手に分かれ男を捜す。一人が裏庭で殺す男を見つけ銃を構える。しかし、まだ撃たない。もう一人の殺し屋がやってくる。銃を構え、二人同時に撃つ。例えば、ある男がいかにも淫乱そうな女に誘惑されるが、男は仁義を重んじ手を出さない。その女の亭主がやってくる。亭主はその場の雰囲気を即座に察し、男をとがめようとはしない。
この映画にはワイヤーアクションも、CGも、爆発シーンも、派手なカメラワークも、いいテンポと称する細かなカッティングもないが、このようなかっちょいいディティールと、いかにもな顔をした傍役たち、それを生かす演出、1カットでキャラクターや物語を説明しうる技量がある。今のアクション映画にはそれがない。だからつまらない。当分の間、ハリウッド製アクションは輸入せず、70年代アクションだけをリバイバルしてはどうか。
まぶぜたろうさん 9点(2003-12-07 00:02:26)(良:3票)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.33点
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300.00%
400.00%
500.00%
6233.33%
7233.33%
800.00%
9233.33%
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