44.《ネタバレ》 人間の女性が登場しないという、特殊な映画。もしかするとメスはいるかもしれません。 初めて見た時どぎもを抜かれました。まさに大作、傑作にして問題作を見たという感動。心に残る恐怖。帰りの夜道は背後が怖かったです。 ハッピーエンド風を装いつつ、この後どうやって生き延びればいいのだ=やはりここで死ぬしかないという現実を目の当たりにして終わるラスト。しびれます。 メーターが吹っ切れた、エッジの効いた映画が好きなので、本作は大好物です。 私が歳をとったせいかスプラッターは苦手になったのですが、本作でぶった斬られるのは人間じゃないので当時はそこまで気にならず。 【ほとはら】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-03-23 22:18:24) (良:1票) |
43.35年以上前に初めてレンタルビデオで観て以来、本作の大ファンです。同じ日に「エイリアン」も観て、すっかりSFホラーのファンになり、同じようなジャンルの映画ばかりレンタルして観続けましたが、本作と「エイリアン」を超えるものは無かったように思います。私の好きなシーンは、ノルウェーの基地にあった顔が分裂している焼死体です。しばらく頭から離れない気味悪さですよね。今も時々観たくなる大好きな映画です。 【ぽじっこ】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2021-02-11 07:23:50) (良:1票) |
42.《ネタバレ》 ドンドン・・・ドンドン・・・ カーペンターズ監督が音楽も担当しているうような。 違うぞ、音楽はエンニオ・モリコーネでは? そうかもしれない。 だが、ドンドン・・・ドンドン・・・ 監督が原案を出した、そう私は考えている(私見)。 1982年公開の映画。 いま2020年だから、約40年前の映画。 木村拓哉(1972年生、元SMAP)が10歳のときに公開の映画。 神木隆之介(1993年生、人気俳優)が生まれる10年前に公開の映画。 CGもVFXも無い映画。 だけど、コンピュータ・チェスはあるぜえ。 ズルは許さんぜよ! 次は何が起こる? あいつは人間か? 調べてみるべえっ こんな面白い映画は珍しい。 老若男女が楽しめる映画。 ラストの息? さあね? 【激辛カレーライス】さん [地上波(吹替)] 10点(2020-12-10 21:42:55) |
41.《ネタバレ》 これ初めて観た時って、エイリアン以上に覚悟しながら観て、エイリアン以上にコワかったなあ。人間だったはずのモノが、人間ではなくなり、異形の生物へと変化していくグロテスクさ。何が起こるかわからない、いつどんな形で襲われるかわからない、ありとあらゆることが起こり得る恐怖。 閉塞状況の南極基地の中で、一体誰がすでに人間ではない「何か」となっているのか。みんなアヤシイのよね~。何しろ、どいつもこいつも、みんな妙に顔色悪いもんで。あはは。 で、この作品、さらにコワくて不気味でイヤラシイのが、何かが潜んでそうな「空間」を描いているところ。誰もいない基地内がボンヤリ描かれて、何かがいそうで、実際、例のあやしい犬がうろついていたりする。あるいは、人物の背後で、ボンヤリと開いたドア。 そういう不安をさそいつつ、モンスターの描写はしっかりとグロに徹する。バカバカしいまでにグロテスク、だけどそこには、こんなのどうやって撮影したんだろう、という驚きもあって(ここでCG使うと驚きが無くなってバカバカしさしか残らない、という例が『~ファーストコンタクト』)。 なのに、最後にあんなハリボテのボスキャラ出すから一気にコワくなくなっちゃったよ、という声もありますが、うん、まあ、そうなんでしょう。否定はしません、ハイ。 ところでラストシーンで、「吐く息が白くない人物がいて、アヤシイ。実は体を乗っ取られているのでは」という話が昔からありますけれども、一説によると、南極というところは空気が大変に澄んでいるため、もともとあんまり吐く息が白くならない、という話もあります(行ったことないのでホントかどうか知りませんが)。だとするなら、このラストシーンでやみくもに白い息を吐いているヤツ(オマエだよオマエ)こそが、アヤシイのだ、ということになりますが・・・。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2018-10-14 16:59:07) |
40.何から何まで大好きな映画です。 ほとんど怖いのですが、笑える場面もあり。 ラストが最高に上手いです。 【たぬき野郎】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-08-07 23:11:16) |
39.邦題もいいが、The Thingとして観るといい。 the thingという原題知ってセンス良さそだから借りてきたら大正解。 実は「深海からの物体X」を先に観ちゃってて、なんか遊星からのって古くさいし、表紙も少ししょぼそーで、っつーか実際古いし大したことないだろって思ってた。ところがどっこい!! おっさん1人キャーキャー言いながら楽しすぎる映画鑑賞になった。 タイトルも中身もインパクトありすぎ。こりゃ邦題つけるとなると、まさに遊星からの物体X… 日本ではタイトルつけにくくて仕方なくカルト映画みたいになってる気がする。 スリリングかつスタイリッシュなクリーチャー映画。シブパクの10-10。 これを観ずしてクリーチャーを語ることなかれ!! 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 10点(2013-02-02 22:32:10) |
38.《ネタバレ》 とにかく最高のB級です。映像技術が無くてもSFホラーを実現させた作品だと思ってます。北極、この良くわからない場所でおきる密室サスペンス。男達と犬の吐息とグチョグチョから湧き出る湯気、かなりむさいです。自分がキャラの一人だったらと想像すると嫌で嫌でたまらないですわ。しかもこの映画、いきなりくるんですよ。上手いことこっちの気を逸らせておいて、、、。胸ガバーーーとか、血がピギャーー!このタイミングかよ!って。それがこれまたちっちゃい部屋の中で。パニックっすわ。ちなみに自分は酒飲みマックが怪しいと思ってます。酒。ただ未だに観るたびに、悩まされます。もしかしたら結構適当なのかも知れないし。でもそんな投げっぱなしジャーマンな監督が好きですね。ベベン ベベン ベベンベンベンベベベン 【warrabit】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2010-12-18 03:00:09) |
37.《ネタバレ》 ハイテクCGを駆使することが出来なかったこの時代に、クリーチャー職人の不気味な造形やモゾモゾと動く様は見事の一言につきる。 登場人物の発言に情報操作されることにより、見ているほうも疑心暗鬼になる展開もなかなか。短絡的なハッピーエンドではなく、余韻を残すのもジョン・カーペンター監督の作品らしい終わり方。 【シバラク・オバマ】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-07-17 13:11:44) |
36.《ネタバレ》 血液検査のシーンは映画史上に残ると思う。今作ればCGだらけだろうが、昔のクリーチャー のほうがリアルだけに怖い。最初見た時はトラウマになりかけた。あと男しか出ないのだが、死を覚悟して人類のために闘う男の映画だ。怖くて痺れる映画だ。年に一回はこんな映画を作ってほしいっす。 【パオ吉】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-04-15 02:00:53) |
35.こんなめちゃくちゃな映画、最高です。血液検査のシーンはびびった。 【noji】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-03-22 12:21:23) |
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34.《ネタバレ》 小学校の頃にTVで放映され、翌日はクラスメートと大騒ぎでした(笑)気持ち悪くて怖いのだけれど、あの独創的な怪物達にワクワクしてしまいます♪今見直すと割と展開は淡々としていますが、それでも面白い。血液検査のシーンは何度も見てるいてわかっているはずなのに、手に汗握りビクビクしてしまう。定期的に見たくなるお気に入りの作品です! 【あっち】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-07-28 15:50:23) |
33.いやぁ~面白いです。 この映画、自身初のDVD購入作品であり、DVDに初めて出会った作品でもあるので思い入れもひとしお。 これからも何度も鑑賞する映画でしょう。 【悲喜こもごも】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-07-26 22:59:13) |
32.《ネタバレ》 何度観ても見入ってしまう魔法のような作品。怖いホント怖い・・・ 熱線での血液検査のシーンは、映画史に残る名場面(個人的に) R・ボッティンの造形物は、こちらにまで匂ってきそうな出来栄え。とても26年前の作品とは思えない。ハロウィンと並びカーペンターの最高傑作。観てまず損はしない作品。最近知ったのだが、後日談のゲームがあるらしいが、はたして・・・ 【キャラハン】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-01-08 19:36:44) |
31.《ネタバレ》 もはや古典といわれる本作だが、ロブ・ボッティンの手による「物体X」の造形は、今観ても全く色褪せることなく新鮮だ。「物体X」の七変化は、恐怖と同時に、「次はどうなるのだろう?」という見世物的な好奇心を刺激する。CGのない時代に、よくここまで出来たものだ。しかし、本作の魅力はそれだけではない。密閉された南極観測基地におけるヒーロー不在の状況(登場人物はむさ苦しい男だけ←コレ重要)、疑心暗鬼に駆られた者たちの心理サスペンス(血液検査のシーンの素晴らしさ!)、エンニオ・モリコーネによるカーペンター・サウンドの忠実な再現…と、挙げたら切りがない。これぞ名作! 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-11-18 07:13:53) |
30.《ネタバレ》 この映画は何回も観てるんだけど、ついこないだも観たけど、やっぱおもしろいな~。誰が物体Xかわかんないってストーリーが単純なのにすごくひきこまれる。それはあの不気味な特撮の影響や演技の効果でもあると思う。CG全盛の今、不可能な映像はないと言われてる今でも、あれほど、気持ち悪く奇妙でよくできた映像はあまり観ない。特にお腹が割れて手を飲み込むシーン、首がもげてクモみたいになるシーンはトラウマ光線でまくり。終わり方も後をひく感じでよいです。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-01-16 23:58:21) |
29.初めて見たのは子供の頃に見たTVだったけどあの頭から足が生えてきてってシーンがいまだに頭から離れない。今頃になって見直してもあのインパクトは変わらないSFホラーの傑作です。クリーチャーの造形はすばらしいと思います。最近原作も邦訳されて読みましたがなかなか面白かったです。 【dilfy】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-01-03 23:58:57) |
28.《ネタバレ》 面白い。エイリアンとは違った怖さがある。疑心暗鬼にかられる人々、知能犯な『物体』、絶望的なエンディング。カート・ラッセルですら怯む『物体』は強烈かつ悪夢。エイリアンがまだまだまともな野郎に見えてきた。 |
27.《ネタバレ》 ホラー映画の枠を越えた、サスペンス映画の金字塔的作品。CGを使うことが目的化してしまった今のホラー映画に対する強力なアンチテーゼ。マクレディ達がノルウェー基地からヘリで戻ってくるのを見ている犬の佇まいにものすごい恐怖を感じる。結論が出ているようで出ていないラストも見事。 【鳥居甲斐守】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-21 22:52:48) (良:2票) |
26.《ネタバレ》 血液検査のシーンも好きですが、個人的には電気ショックのシーンの方が不意打ちだったのでびっくりしました。中だるみもせずに、最後まで見せきってくれてます。 それにしてもよくまああんなに気持ち悪い形の宇宙人を作れるものだ、と思わず感心してしまう。 *追記。字幕で「確率が75パーセント」と言いたいだろうが「確立が75パーセント」って間違っているのがあった。 【θ】さん [地上波(吹替)] 10点(2006-12-18 18:06:58) (良:1票) |
25.モンスター映画の最高峰にしてサスペンスの最高峰です。公開当時は大コケし、おまけに批評家からあらん限りの罵声を浴びせられたものの、わかってる映画ファンたちによってほどなく傑作の評価を勝ち取った本作。この作品からはあらゆるサービスが排除されており、密室サスペンスやモンスター映画の本質でのみ勝負した、武骨で荒削りな作品となっています。盛り上がらない音楽、グロテスクなだけで美しさのない絵、男だけのむさい登場人物・・・、まさに見る人を選ぶ映画なのですが、そのハードで大人な仕上がりはSFホラーとして間違いのないものだと思います。「俺は人間だ。全員が顔を揃えたこの場で俺を襲わずになりを潜めてるということは、まだ人間が何人も残ってるということだな。徐々に同化して俺たちに勝つつもりだろうが、嵐が来るまでの6時間で俺は決着をつけてやるぞ」と、メンバーの中にいるであろう物体に向かってマクレディが対決宣言をするこの場面こそ、この映画の象徴的なシーンです。もしかしたら隣に座ってる仲間が物体かもしれないというサスペンス。物体がひとたびその正体を現せば地獄そのものという恐怖。そして、南極のど真ん中で逃げる場所のない、しかも誰が同化されているかわからない状況では救助隊を呼ぶこともできないという極限のシチュエーション。この3つが素晴らしい相乗効果をもたらし、他に類を見ないほどの異様な緊迫感を放っているのです。この映画に比べれば、「エイリアン」などディズニー映画程度にしか感じられません。それほどこの映画は怖い。ここまで緊迫感に溢れ、かつおぞましい映画は見たことがありません。原作「影が行く」が準備した、サスペンスとしてこれ以上ないシチュエーション。その本質を100%活かしてみせた、JCの生涯最高の演出。そして物体の恐怖を見事に具現化して見せた、ロブ・ボッティンの恐るべき想像力。この3つの才能によって、この映画の3つの要素は支えられ、奇跡的な傑作になりえたのでしょう。登場から四半世紀が経ついまだに、これに匹敵するホラー、これに匹敵するサスペンスは作られていません。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-03 02:15:18) (良:3票) |