17.《ネタバレ》 何て面白い作品なんだ!この作品を観てチャップリンって最高の喜劇俳優であって最高の映画監督だと思った。この映画、とにかく物凄い笑えるんだけど、笑いの中に見え隠れする人間の欲望と言いますか、飢えの全て、タイトル通りのお金に対する欲望、更に食べものに対する飢えと愛に対する飢え、人間の持っている飢えを全て描いている所がチャップリンならではの凄さであり、あの有名な山小屋でのシーンのパントマイムの芸の凄さは圧巻です。誰にも真似の出来ない映画、それがチャップリン映画の凄いところで、素晴らしいところです。 【青観】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-06-12 09:34:20) (良:4票) |
16.《ネタバレ》 これまた直球っすねぇ。鳥の首の動きもいいし、何よりこの作品は全てに対して伏線が素晴らしい。例えば大晦日のシーンでミートローフ?にスープを何度かかけたりしているシーンがありましたけど、それ以前に小屋で革靴を盛り付けるときスープ?を何度か革靴にかけていることを妙に思い出させてしまいそのお肉がなんか美味しそうに思えない(革靴の残像がこびりついて消えない)。他にもダンスシーンの時になんでズボンがズリ下がってくるのかと考えてみると「ああ多分革靴を食べた後にサスペンダーにも手を出したんだなぁ」と勝手に想像したりもできてしまう。さて今回のベストショットは大晦日にみんなが酒場で歌っているのをチャップリンがドアを半開きで開けてものすごく哀しげな表情で聞いているシーン。この表情に弱いし、涙が誘われるし、何よりそういう状況がものすごく自分の心に突き刺さった。 【tetsu78】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-05-09 00:30:05) |
15.■どんなに過酷な雪山であろうともまるで緊張感のないチャップリン^^ しかも彼本人の大袈裟なナレーションからパッと画面が変わってあの崖っぷちよろよろのシーンでしょ。そりゃ あの変なテンション引きづってしまいますよ、最後まで^^ そしてあのシーンって思い出すといつも笑いがこみ上げてきてしまいますもん、チャップ最高!やっぱあれ最高!^^ ■そして酒場であろうが雪山であろうが何処にでも同じ靴履いて出没してくるチャップリン^^ しかも片っぽ喰っちまったもんだから、あんな事になっちまってるんだけどさチャップリン^^ ■ダンスの際にズボンがずれずれベルト代わりにとっさに縛った紐に犬がついて来て、ちょっと困ってしまったチャップリン^^ しかも逆に困っておろおろ傍迷惑な顔をしているお犬様に逆に足蹴を喰らわしてちゃってるチャップリン^^ ■いやあ、彼を愛すべき要素がたっぷり詰まっちゃってますよね、これってば。 チャップ入門にはこれが一番最適だったのではないでしょうか ビデオであればカップリングとして洩れなく給料日も付いてきてるみたいだし。(←チャップリンの給料日。これもかなり面白いですよ。) 【3737】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-05-08 17:09:57) |
14.だいぶ昔に観たんやけど、この映画パンにフォークさして、人の足にみたててダンス踊るシーンがあって、もうあそこだけが、今でもすごい印象に残ってる。おしゃれというか、すごいアイデアで、観た当時、ほんまカルチャーショックをうけたわ。こんな表現方法があるんかって。で、たぶん、ダレもがやってみたくなるねんな~。ま、俺もやってみたけど、未見の方はあのシーンだけでも観る価値あると思うんやけど、どーやろね。俺若かったしね。 【なにわ君】さん 10点(2004-04-26 03:17:03) |
13.《ネタバレ》 自分の中で燦然と輝く喜劇の大傑作。 |
【zero828】さん 10点(2004-02-21 17:06:06) |
11.チャップリンって天才ですよね。現代でも通用する笑いのセンス、すごすぎます。 【ヒューマンガス】さん 10点(2004-01-23 17:31:01) |
10.《ネタバレ》 「靴食い」に「パンのダンス」と、見どころの多い映画だが、何と言ってもジョージアとの恋愛シーンがいい。酒場で写真を拾って必死で照れ隠しをしたり、いたずらのことは何も知らず、嬉しそうに小屋に入ってきたり。パーティ会場で歌われる「蛍の光」と、待ちぼうけを食らったチャーリーの対照も切ない。チャップリン作品の中では最も後味のいい作品の一つ。 【アイカワ】さん 10点(2003-11-05 18:44:16) |
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9.もう最高です!数々の名シーンがあるけど、どれをとっても素晴らしい。ゴールドラッシュにわく時代を背景に、人の欲望をシニカル・ブラックに描いていながら笑いでくるんで見せてしまう凄さはチャップリンならでは・・・本物の雪山でのロケ、靴を食べるシーン、小屋が傾き崖から落ちそうになるシーン、本物の熊まで登場、どれもチャップリンの納得のいくまで繰り返したのだろう。どれも最高の映像として残してくれた。飢えの頂点で人がニワトリに見え、傾いた小屋では自分だけが助かろうと人を踏み台にする。人間の本性の恐ろしさを描きながら、反面ラストでは落ちぶれた酒場の女性が彼を助けようとする愛も描く。素晴らしいアイデアとパフォーマンスで笑わせて、人間の恐ろしさも優しさも描き出してしまう。チャップリンはやっぱり素晴らしい!! 【キリコ】さん 10点(2003-06-20 14:42:20) (良:2票) |
【ひろみつ】さん 10点(2003-05-31 01:58:54) |
7.これ大好きです。途中なんども切ないシーンが登場するけど、ラストは一応ハッピーだし、お約束ギャグも満載。パンとフォークでダンスのパントマイムをするときのチャップリンの切ない表情が印象的でした。幼少時代もあんな風に踊ってたのかしら? |
6. 本作の真の価値は「欲望に取り憑かれた人間・極限状況に於ける人間の行動は時として滑稽でさえある」という極めてアイロニカルな視点にあるのであって、単なる安っぽい爆笑コント映画ではない!例えば飢餓の極致に達した相棒がチャップリンを見つめる内に七面鳥に見えてくる、というシーン。飢えを凌ごうとすれば、仲間をも食糧としてしか認識できなくなるのは近作では「ラビナス」なんかにもあったが、あんなドギツイ不快な描写をしなくても、「笑い」のオブラートに刳るんでソフィスティケイトしつつ、恐怖を描く程度のテクニックはチャップリンにとって造作もないことなのだ。アノ靴を食べるシーンも、そういう認識に立って観れば「おもろうてやがて哀しき」何とも言えぬペーソスに満ちていることに気付くハズ。チャップリンは稀代の映画作家であり、そんじょそこらのお笑い芸人とは全く次元を異にしていることを踏まえて観ないと作品全体を見誤ることになるので要注意! 【へちょちょ】さん 10点(2002-12-31 19:51:33) (良:2票) |
5.アイデアの神様ですな。 それと一つ裏話で靴を食べるシーンではなかなか満足通りにいかず何回も撮り直して下痢になり(靴が何か下剤効果のある食べ物でできていたらしい)最後の方には何度もトイレに駆け込んでいたということだけど、滑稽なシーンの裏には血の滲むような(?)努力が隠されているんすねぇ。やはりそこに監督としてのチャップリンの凄さがあるのだなと思う。 でもそのトイレに駆け込んでいる姿も靴のシーンにも劣らず十分滑稽だったろうなぁ(笑) 【たけぞう】さん 10点(2002-07-29 13:44:03) (笑:1票) |
4.チャップリンの映画はほぼ全部見た。もちろん黄金狂時代も大好きな作品の一つ。山小屋でのパントマイムはもはや芸術の域に達しています。ちなみにみんなが挙げてない中で面白かったシーンを挙げるとすれば・・・チャップリンが酒場で、床に落ちてる女性のブロマイドを拾おうとするんだけど、そばにいるオッサンに見られてて、なかなか拾えないシーンかな? すごくチャップリンっぽいよね。 【キャリオカ】さん [DVD(字幕)] 10点(2002-07-05 18:20:16) |
3.初めて見たチャップリンの作品。ドリフで見たことある様なシーンがいくつもあって、びっくりしたのを覚えてる。「僕の大好きなドリフに影響をあたえた人なのか。本当に凄い人なんだな」って。以来、何回か見てるけど、毎回楽しめるんだよね。ちょっと地味かもしんないけど、雪掻きのシーンが好き。 【qt】さん 10点(2002-06-10 21:58:42) (良:1票) |
【1】さん 10点(2001-08-29 17:31:38) |
【みわ】さん 10点(2001-04-21 18:59:39) |