インターステラーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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インターステラー

[インターステラー]
Interstellar
2014年上映時間:169分
平均点:7.66 / 10(Review 185人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-11-22)
ドラマSFアドベンチャーミステリー
新規登録(2014-09-23)【ぴのづか】さん
タイトル情報更新(2023-06-15)【イニシャルK】さん
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監督クリストファー・ノーラン
キャストマシュー・マコノヒー(男優)ジョセフ・クーパー
アン・ハサウェイ(女優)アメリア・ブランド
ジェシカ・チャステイン(女優)マーフィー・クーパー(マーフ)
マッケンジー・フォイ(女優)マーフ(幼少期)
エレン・バースティン(女優)マーフ(老年期)
マイケル・ケイン(男優)ジョン・ブランド教授
ケイシー・アフレック(男優)トム・クーパー
ティモシー・シャラメ(男優)トム(幼少期)
ウェス・ベントレー(男優)ドイル博士
トファー・グレイス(男優)ゲティ医師
ジョン・リスゴー(男優)義父ドナルド・クーパー
ウィリアム・ディヴェイン(男優)ウィリアムズ
リーア・ケアンズ(女優)ロイス
デヴィッド・オイェロウォ(男優)校長
マット・デイモン(男優)マン博士
コレット・ウォルフ(女優)ハンリー先生
ビル・アーウィン〔男優・1950年生〕TARS
ジョシュ・スチュワートCASE
小原雅人ジョセフ・クーパー(日本語吹き替え版)
岡寛恵マーフ(日本語吹き替え版)
有本欽隆ブランド教授(日本語吹き替え版)
園崎未恵アメリア・ブランド(日本語吹き替え版)
土田大マン博士(日本語吹き替え版)
小松史法ドイル(日本語吹き替え版)
加瀬康之トム(日本語吹き替え版)
福田信昭義父ドナルド(日本語吹き替え版)
沢田敏子マーフ(老年期)(日本語吹き替え版)
諸星すみれマーフ(幼少期)(日本語吹き替え版)
上村祐翔トム(幼少期)(日本語吹き替え版)
竹口安芸子老女3(日本語吹き替え版)
藤本譲老人3(日本語吹き替え版)
小島敏彦NASA科学者(日本語吹き替え版)
水内清光校長(日本語吹き替え版)
白石充医者(日本語吹き替え版)
多田野曜平TARS(日本語吹き替え版)
脚本ジョナサン・ノーラン
クリストファー・ノーラン
音楽ハンス・ジマー
撮影ホイテ・ヴァン・ホイテマ
製作エマ・トーマス
クリストファー・ノーラン
リンダ・オブスト
製作総指揮トーマス・タル
制作東北新社(日本語版制作)
配給ワーナー・ブラザース
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
美術ネイサン・クロウリー(プロダクション・デザイン)
衣装メアリー・ゾフレス
編集リー・スミス〔編集〕
録音リチャード・キング[録音]
グレッグ・ランデイカー
日本語翻訳アンゼたかし
あらすじ
主人公の男はもとパイロット兼エンジニア。今は地球規模での食料不足のため農家を営んでいる。若くして妻に先立たれ息子と娘を義父と一緒に育てている。科学知識豊富な男は子供たちにも科学的思考ができるように教育していたが、最近娘が自分の部屋に幽霊がでると言い辟易していた。
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12
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27.《ネタバレ》 今世紀に入ってからは、SF出尽くし感がある分、安易な作品が減って、淘汰された質の高い作品が出始めているような気がします。本作品は、いわゆるウラシマ効果が主題で、これだけではまったく新鮮味がないわけですが、これに、時間が空間化された多次元空間の存在を組み合わせることで、終盤にあっという間に話が収斂して、見事に伏線が回収されて、感動を補強します。多次元空間の存在は、後から考えるとあまりにご都合主義なのですが、その映像表現が素晴らしいので、その場では魔法をかけられたように魅入ってしまい、粗探しモードにはなりませんでした。結局、良い作品をつくるということは、粗をなくすことにエネルギーを費やすのではなく、それを補ってあまりある何かを押し通すことなんだなと感じ入った次第です。
camusonさん [DVD(字幕)] 10点(2023-03-05 15:54:17)(良:1票)
26.《ネタバレ》 ワープホール通るときはえ~。津波を見上げてはえ~。5次元のなかにできた3次元にはえ~。なんだかすごい映像と不気味な音楽とでっかいスケール感に圧倒されまくり。マン博士との小競り合いなんてささいなことに見えます。このスケール感の腰を折っちゃうんじゃないかと...。そしてロボットのキャラが立ってていい。走ったり人運んだりするときのアナログな動きが癖になる。声は吹替の方が好きだな。最後ついでに助かってて本当によかったです。
Jar_harmonyさん [インターネット(吹替)] 10点(2022-12-09 20:58:30)(笑:1票)
25.《ネタバレ》 5次元の世界なんて3次元の頭ではどうあがいても意味不明ですが、難解すぎる理論物理学に種族保存本能的な愛とフロンティアスピリットで挑んでいく…
知見を超える妄想のような緊張感の連続でしたが、「人類を救うのは愛」みたいな展開に「穏やかな夜に身を任せて」ホット一息…
迫り来る人類終末への抵抗、種の保存のみに特化した「プランB」と今生きている人間を救う「プランA」、「B」ではなく「A」に希望を抱かせるようなラストに続編は?の期待…

見直したくなって翌日吹き替えにて視聴。
字幕スーパーを追わなくていいのであちこちに新たな気付きあり。
孤独死を恐れたマン博士のドッキング失敗後の一か八かの決死のトライ、さらに息もつかせぬ怒涛のブラックホール突入…
ネタバレしているのに初回以上のハラハラドキドキワクワクに満点に変更です!
ProPaceさん [インターネット(字幕)] 10点(2021-10-08 21:10:23)(良:2票)
24.私の中では、映画史に残るSF映画の金字塔。

オリジナル脚本で、ここまで壮大でエモーショナルなドラマは
今まで見たことがありません(お世辞抜きで)
緩急ある展開に合わせた選曲も素晴らしく、長尺でありながら
集中力が途切れることはありませんでした。
抑えるべき解説もありつつ、その宇宙の演出、表現力などもお見事。
細かい理屈は抜きで!!

勿論、ブルーレイも購入済みでもう何度も鑑賞しれますが、
分かっていても感動しちゃいます。

やっぱノーラン監督は凄いですね
【2020年9月4日 IMAX 劇場にて再鑑賞】
シネマブルクさん [映画館(字幕)] 10点(2020-03-25 22:01:49)
23.《ネタバレ》 ブルーレイは通常の2Kとその後に出た4Kとを持ってます。
まぁそのくらい好きです。
映画館で見たことないので映画館でもしやってたら絶対見に行く、ていうか家で爆音で見てもいいかもしれない。

いくつかのパートに分かれていて、それぞれが長いので普通の映画2、3本見たような錯覚に陥りますが
駄作三本の点数合計より点数は高いのでいいでしょう。

まず冒頭は滅びゆく地球。
「何が起こってるかよくわからないけどとにかく滅びそう、砂漠化の影響で野菜が取れない地球?」といったところで
延々農業をやってる父さんがメイン。
そう、「未知との遭遇」の感じなんですよねこのあたり。
ちょっとイカれたおじさんが毒電波受けてもっとおかしくなっていく、そんな感じ。
まぁあちらと違ってこちらは一応ナサなので少しはましですが。

そして宇宙に行く、土星とワームホールを通って水の惑星へ。
数時間に一回津波が来るのも、重力が強くて相対的に時間の流れが遅いのもいいとして、
どうしてあそこまで地面が同じ高さなんだ?
完全な球体の上に水があるのであろうか。

続いて本作の本編とも言うべき冬の星、マン博士の登場です。
「お前は火星でジャガイモでも作ってろ」とかいう悪口禁止ですよ。
ていうかこいつもなんでわざわざ奪おうとしたんだろうね。
「もう辛いから一緒に帰ろうよ」でいいじゃんね。

そして、ブラックホール、からの五次元。
ここで最初の娘の言ってたおかしな現象の正体がわかる。
そして-----

こうして書いてみると「あれ? 10点上げるような大傑作だっけ?」と思ってしまうが
やっぱり、家族愛、恋愛、友愛、人類愛、愛に、そう愛に生きなければならないのですよ信徒の皆さん!
というわけでおまーら、駄作だと途中で思っても3時間弱ちゃんと見るんやで。
少なくとも自分は「映画の中では」「2000年から2019年までで」最高だ。
殯の森が97点、ハルヒ消失が163点とするとインターステラーは169点やな。
そう、ハルヒと僅差なのはハルヒも上映時間が長いから(上記の点数は上映時間です)

まぁやっぱり、第9地区は9点にするよ、9だけに。
今思えばインターステラーより感動したかもしれないが、それでもインターステラーのほうが好きだ。
浦島が戻ってきたら娘がババアとか、最高じゃないですか。
にんじんさん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2019-12-04 20:20:08)
22.感動した。

感動した。

序盤はそこを描くかね。
描かないとこの感動はなかった。

思えば、次元を超越した概念はお化けなのかもしれない。
お化けはそこにいる、きっと帰ると信じてた。
そんなセリフは大人になったからだろ、ちょっとご都合主義かもしれないが、

破った約束を守りに帰ってくる、
そんな描写をした映画はあまりないのでは?
元祖さん [インターネット(字幕)] 10点(2019-01-01 22:53:15)
21.素晴らしい。実にエキサイティングでドラマチックな映画です。この映画の脚本を書いた方は天才なのではないでしょうか。
異星人とのドンパチも良いですが、SFの本質的な魅力と言う点でちょっと違うでしょう。この映画こそが、この映画こそが!SFです。「壮大なスペクタクル」ってこういう映画にこそ相応しい形容でしょう。
ヒューマンドラマもスパイスとして良く機能していたと思います。視聴後の爽快感はこのスパイスのお蔭です。

子供の頃の自分に感謝を伝えたい。君がSFが好きでいてくれたから、私は今こんなに素晴らしい映画を楽しめたのですから。
alianさん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2017-07-18 23:59:58)(良:1票)
20.《ネタバレ》 「うん、そうだよ!これがSF映画だよ!」
観終わった後の感想はこれです。

子供の頃、劇場で観た「未知との遭遇」。名作という噂は聞いていても実際に観るまでに時間がかかった「2001年宇宙の旅」等々
昔はセンスオブワンダーに溢れた「ガチな本物の重厚なSF映画」がたくさんあったのです。

それがいつのまにやら「SF風味」の娯楽作ばかり。
かつての名作「ガチな本物のSF映画」はすっかり過去の物となってしまいました。
しかし、ついにこの「インターステラー」が、その忘れていた「本物のSF映画」の存在を僕に思い出させてくれたのです。
それが実に40年ぶりというのはあまりにも時間が経ちすぎている気もしますが、きっとそこは重力の影響で時間の遅れでもあったのでしょうw

さてあらためて、
【この映画が、この映画こそがセンスオブワンダーです】
先に結論を言うとこれが僕のこの映画への評価です。

さて「ある程度のSF知識がない人にはハードルが高い」とも言われているこの映画ですが、実は日本人はその点においてめぐまれています。

昔から存在するSFアニメのおかげで、多くの人には無意識にある程度の基礎知識があるからです。

たとえば映画の終盤、クーパーが目覚めた病院で外を見ると野球をやっている風景が映し出され一瞬きれいになった地球かと思わせておいて実は空まで地面が続く姿が映し出されます。
多くの日本人はここで「あ、(オニール型の)スペースコロニーなんだ」と一瞬で理解できてしまう。
これはもちろんガンダムのおかげなのですが、しかし、これって実はけっこうすごい事です。

普通の国の人はそもそも(オニール型の)スペースコロニーの構造なんか知りません。
このシーンも「うわなんだろうこれ!」と思うわけです。
これを「なんか知らんけど未来だから空まで地面が続いてるのかな?」と思うか「スペースコロニーなんだ」とすっと納得するか、この映画を観る上ではこの違いは結構大きいと思います。

映画中で重要なワームホールについてはさすがに途中で(定番の紙を折り曲げるやり方で)簡単に説明してくれますが、これも多くの方は説明されなくても知っている事でしょう。

そもそもこの映画、SF映画としては非常にやさしい造りで、SF知識としては入門編レベルのものしか要求しませんし、「どう見ても伏線の腕時計」とか「どう見てもわざと壊されたとしか思えないKIPP」とか、映画中の伏線も簡単にわかるようになっています。

一部では難しいと言う話も聞きますが、実際のところ、このわかりやすい映画の内容を理解できないような人はほとんどいないでしょうし、もしいたらそれはちょっと問題だと自覚した方がいいレベルです。
映画の中にはこの映画より難しい内容のものがゴマンとありますから、他の映画を観るとき困ると思いますから。

閑話休題
さて、この映画の縦軸が「久しく忘れていたガチSF映画の復活」であるならば、横軸は「家族、父娘の愛の物語」です。
劇中でもおりにふれて愛について語られますが、この映画は本格SF映画でありつつも、かつてのSF映画にやや欠けていた「愛」を話の軸として取り込むことに成功していて、ややもすると無機的になりがちなSF映画に「暖かさ」や「感動」をプラスする事に見事に成功しています。

これこそがこの映画の素晴らしいところで、かつての本格SF映画に欠けていた「愛」を物語の核に据える事で、ついにかつての名作達を超える映画になれたと思うのです。

さて結論。
40年ぶりに現れた「本格SF映画」であり、そこに「人間の愛のドラマ」を絡める事でかつての名作を超えた最高峰だと言える名作です。
これに高得点をあげない事は許されません。
個人的には10点をあげるしかない映画です。

それにそれに、なによりも萌えキャラの「TARS」の存在。
この映画を観て「TARS」を好きにならずにいられる人がいるでしょうか?
いやいない!

C3P0でもHAL9000でもハロでもなんでもいいのですが、SF映画には「人間外でキャラが立ったやつ」の存在は極めて重要な位置をしめてきました。
その存在はSF映画の伝統芸です。
そして、TARS(CASEも)は、過去のそのようなキャラクターの魅力も受け継ぎつつ、それをさらに超えるものになっていて、個人的には「過去のSF映画全部の脇役相棒キャラで一番好きな奴」だと言っても過言ではありません。

ちなみに僕の正直度は80%程度とやや低めなので、このレビューはそれを前提として読んでいただけると幸いです。
あばれて万歳さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2016-11-08 12:58:04)(良:2票)
19.《ネタバレ》 コンタクト+アキラだった。
そして2001年宇宙の旅へのアンサーシネマだ!
ラストにも文句なし。
このクオリティでウラシマ効果をちゃんとやってる映画は、他にはほとんど無いに等しいのではないでしょうか。
欲を言えば飲み込まれた中での表現、こうするしかないかなーと思っていたらそうなっていたので、ちょっともどかしかったけど、これは科学解説ではなく映画なのですから、SFなのですから、これでいいのだ!
よこやまゆうきさん [インターネット(字幕)] 10点(2016-01-16 20:27:04)
18.親子の絆、自己の葛藤、人間の未来、宇宙の果て、あらゆる極限が見事に描かれている。スケールの大きなストーリーに、現実的な理論、人間性がバランスよく配置されていてリアルに映像化されている。序盤に散りばめられた伏線の回収もきっちりで完璧な映画。
Keytusさん [DVD(吹替)] 10点(2015-11-29 03:50:00)
17.《ネタバレ》 (真っ当な映画批評は他の優秀なレビュワー様にお任せして、私はいつも通り“自分語りの感想”でお許し願います。)私は親子の絆を描いた映画、それも“父と息子”を扱ったもの(例:ビッグ・フィッシュなど)に殊更弱い傾向があります。おそらく、父親に対するコンプレックスが極めて強いからでしょう。映画の中の“息子=自分自身”でした。そんな私も父親業を始めて10年が経ちます。長女もマーフと同じ10歳になりました。そんな理由から主人公への感情移入は半端ではなく、刻々と失われていく時間に胸を痛め、涙しました。息子の立場から父親の心境へ。人は変わってゆくのです。何故クーパーは宇宙へ旅立ったのでしょうか。種の存続を図るため。いえ、我が子の未来を守るため。息をしているだけで満足しないのが人間です。生きることより、活きること。彼は子供たちへ“希望”を贈るために命を賭したと考えます。もちろん、其処には自身の能力に対する“自己顕示欲”が在った事も見逃せません。彼の本質は農業家ではなくパイロットだったのですから。主人公の行動原理を“家族への愛”とするならば、マン博士のそれは“自己愛”です。同じく“愛”。ただし、ひたすら己が生に執着するマン博士と、自身を活かすことを望む主人公とでは、同じ愛でも値打ちは違うでしょう。この世で何よりも重い「子供との約束」を捨て、アメリア博士を救ったクーパーの献身は、漆黒のブラックホールの中「事象の地平線」を超え、人類を救う鍵となる「量子データ」の獲得という奇跡を生みました。彼が辿り付いた先は、時空を超える“5次元”の世界。そう、アメリア博士の言葉を借りるなら“愛”そのもの。クーパーが5次元で、最愛の娘と繋がったのは必然に他なりません。何故なら5次元に時や空間といった隔たりの概念は存在しないのです。あらゆるものを犠牲にして主人公が手に入れたのは、老いさらばえた愛娘が子孫に囲まれながら看取られる“最期の瞬間”を目にする権利。「だってパパは必ず帰るって言った」たった一言で全てが報われました。嗚呼、なんと切なくも美しい、そして幸せな光景でしょう。涙が溢れて仕方がありません。インターステラーは「星の間」。マーフという星、そしてアメリアという星。繋ぐのはクーパー。星の旅人が新世界を紡ぎます。
目隠シストさん [CS・衛星(吹替)] 10点(2015-10-20 01:15:02)(良:2票)
16.《ネタバレ》 マコノヒーは素晴らしいですね、ダラスカーボイクラブダッケ、あれからもとに戻ったんですよね、~最後に、アメリアを迎えに行ったんだよね、ちょっと、かなり感動を覚えました。楽しめました。5次元、今の他に、行きたい場所に、行きたい時に存在できる、そおいうせっていであれば、他の宇宙飛行士が、同じことができる、そおいうことなんだ。最後に時計で、モールスでという設定が時間の過去未来を感じましたね。面白かった、ただ娘の部屋を行き来した割には着替えシーンとか入浴シーンとかあってもいいのかな、とか不謹慎映画おたくの発言ですね。では。
yasutoさん [ビデオ(字幕)] 10点(2015-10-11 11:45:32)
15.《ネタバレ》 文句なく興味深い!この鑑賞後の感覚は何だろう?アメリカ数学的思考の頭の中身といったとこか?アメリカ文化の代表で、スヌーピーを取り上げると、あの絵は数式で置き換えられるような線でできている。対してサザエさんは置き換え不能である。そこに和洋の違いを見るといえば分かりやすいだろう。つまりスヌーピー文化の香りプンプンの映画だ。霊に導かれてるという経験は誰にでもあるだろう。これはそれをアメリカ的思考で映像化している、文句なくSF映画の金字塔である。大味なストーリーではあるが、細部に知的興奮が宿り、3時間近くがあっという間だった。クリストファーノーランは、どこまで洗練された思考で、映画を創っていくのだろう?今まで映画という文化は、いろんな要素を取り入れてきた。彼の登場は数学的論理の面白さを映画にもたらしてくれている。理系映画の幕開けを予感させる作品だ!「マトリックス」のようなプログラム的センスではなくて、数式的なセンスの映画の幕開けと言ったらいいか。もちろん満点だが、そのような旧来どおりの評価基準で収まらない作品だった。いや~、このような才能がドンドン映画界に来るといいね(^^♪
トントさん [DVD(字幕)] 10点(2015-07-12 00:38:47)(良:1票)
14.《ネタバレ》 重力とか5次元とか言われてもイメージはできないけど、時空を超えた愛というのは十分に表現できていて、泣きどころも多数。クーパーがモニタで家族の報告を受ける場面、本棚のシーン。マーフとの再会、1人ぼっちのアメリア。のシーンはグッときた。宇宙船や天体の意匠も十分素晴らしくて、音楽も感動につながる素晴らしいもので、数あるSF作品の中でも屈指の出来のひとつと評価した。相対性理論と時間の大切さの関係のくだりは基本設定として緊張感を生むのに成功してるし、TARSもいい味だしている。火の鳥のロビタ連想した。
タッチッチさん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2015-07-06 20:30:17)(良:2票)
13.《ネタバレ》 前の方が書かれていますが、隕石や大きな天変地異でなく、まさかの、でも本当に起き得るかもしれない静かな地球の終焉から始まり、素晴らしい音楽と共に心に訴えてくる素晴らしい映画でした。単純にSFとして観るのも十分に考証されているそうなのでトンデモすぎず面白く、かつ、やはりこれは父と娘の話。ラストの展開は衝撃でした。異なる時間の中を生きた2人を思うと、涙が出そうになった。
ネフェルタリさん [ブルーレイ(吹替)] 10点(2015-04-19 22:56:31)
12.《ネタバレ》 まず、前半描かれる世界の終わりが、核や隕石などの派手なものではなく、今、流行りのPM2・5風の静かなる終末描写で、そこで描かれるのは絶望感というより、何とも言えないさびしさに感じた。それと並行して、一つの家族の日常が淡々と展開される。一瞬、これSF映画?って思えるくらいで、少々退屈だったが、その後、主人公が宇宙へ行くと、そこでは、そのギャップを埋めるようにワンダーな宇宙の世界、サスペンス、アクションなどが繰り広げられる。特に、地表の1時間が地球の7年間に相当する逆精神と時の部屋(BYドラゴンボール)の水の惑星や、雲まで凍ている氷の惑星、実は球体であるワームホールなんかは、僕の知的好奇心を刺激してワクワクがとまんない。ワームホールの円を3次元にすると球になるとゆう説明なんかは目からウロコ状態。それと同時に親子の愛などもしっかり描かれ、お腹いっぱいに楽しめた。この映画を見てると、藤子・F・不二雄の昔の漫画「SF短篇集」を思い出す。オチも含めあれには、この映画と似たような話がゴロゴロあった。だから、藤子・F・不二雄っぽい映画にも感じた。科学を突き詰めれば、ファンタジーになるんだなー。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 10点(2015-04-17 12:57:42)(良:1票)
11.《ネタバレ》 これは物凄い傑作だ。 SF映画として語り継がれる映画になるだろう。
 単なるSFだけでなくヒューマンドラマとしても秀逸で鑑賞後は温かい感動に包まれる。 
 しっかりとした物理理論と科学知識に裏付けされたブラックホールやワームホールの映像化は称賛に値する。 映画全体を流れる重厚で荘厳な音楽と映像、静謐で美しくも哲学的な宇宙空間の世界、練り上げられた脚本、このどれもが素晴らしいセンスと完成度で描かれている。
 他にも極力CGを使わず現物を用いる撮影手法や誰も見た事が無い高次元の創造性等に驚嘆させられる。 
 内容的にはアメリアの言う理論より愛が重要で時空を超えられる力だというのが壮大なテーマである。 高次元の「彼ら」が進化した人類だったというシナリオも面白い。 「彼ら」が進化した未来の人類ならば未来人が過去に干渉した事により人類は救われる。 卵が先か鶏が先かというパラドックスだ。 高次元の存在は現在の人類には理解できないが、これは未来への人類の希望の物語である。  

 2001年宇宙の旅のオマージュも随所に見られるが、この映画は21世紀のSF映画に於ける新たなマスターピースである事は間違いない。
ryujinさん [ブルーレイ(吹替)] 10点(2015-04-14 03:55:31)(良:5票)
10.《ネタバレ》 荒廃とした地球、終わりのない砂嵐、それでも懸命に生きる農業を営む家族、一流の監督ならこれで一つ映画ができる。地球を捨てて他の惑星へと移住、これで一つ映画ができる。ブラックホールの特異点から時空を超える近未来科学、これで一つ映画ができる。しかしこの男にはそれらが一つの映画をつくるための部品に見えてしまうらしい。クリストファー・ノーランはそもそも映画をつくるときに描く構想の次元が違う。それはインセプションにも感じられたことだった。夢に潜り込むというワンアイデアで終わることなく、階層構造や時間の流れといった細部にまで徹底的に緻密に創り上げ、そこに強力なリアリティーを生み出す。この細部まで妥協を許さない徹底さこそ、この監督の真骨頂だと思う。まさに他の監督とは格が違う超一流の技だ。
インターステラーには科学があり、哲学があり、ロマンがあり、人間ドラマがあり、圧倒的なイマジネーションがある。映像、演出、ストーリー、セリフ、音楽のどこをとっても文句のつけどころがない。これほどスケールの大きな映画を私は他に知らない。映画史上に残る最高の映画だ。
ちなみにストーリーがご都合主義との批判があるが、可能であれば相対性理論や量子力学をさわりだけでも学んでから鑑賞するのが良いだろう。そうすればこれが単なるご都合主義な夢物語とは言い切れないことを少なからず理解できると思う。「起こりうることは起こる」のだから。
ばかぽんさん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2015-04-13 06:28:31)(良:5票)
9.《ネタバレ》 ハードSFながら愛がテーマの映画でもあり、人間ドラマのほうも素晴らしい仕上がりです。ロボットも出来が良く、まさかステンレスのブロック塀から哀愁が伝わってくるとは意外でした。当然ながらSF表現のほうも大変素晴らしくて、1時間で7年が過ぎてしまう水の惑星で大波に飲まれるシーン、氷の惑星の荒涼とした世界観、雲が崩れ落ちる描写も素晴らしいものです。もちろんガルガンチュアやワームホールも息を呑む美しさで、映画的でダイナミックな映像のオンパレードです。(ぜひ大画面で!)

特異点で止まって動けなくなるのはある意味リアルで怖い描写ですが、なぜブラックホール内部が5次元(テッセラクト)で時間旅行が可能なのかの説明はいまいちピンときません。そしてなぜテッセラクトが閉じられて主人公が宇宙へ放出されたのかも全く理解できませんでした。私なりに考えるならば、アン・ハサウェイの台詞にあったように「愛には人類の理解を超えた普遍的な力があると信じたい」=特異点で最も愛する子供へ繋がった、と解釈するのがストーリー上は自然なのかもしれません。

ノーラン映画にはいつも大穴が存在し、今回もかなり強引な流れといえます。その大穴を華麗にスルーできるかどうかが楽しめるか否かの分かれ道になると思います。私は大穴があっても10点評価にしたい。ただ、インセプションのほうがよりドラマチックだったという意味では、あちらのほうがより良かったように思いますが、まあ、ほとんど僅差です。ちなみに字幕と吹き替えを比べましたがやはり吹き替えのほうが判りやすいので、理解が浅い方は吹き替えで挑戦してみてください!近年稀にみるSF映画の傑作です!
アラジン2014さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2015-04-09 11:50:04)(良:3票)
8.《ネタバレ》 人の存在理由は真理探究だと思った。人の本能は真実を強く求めている。
神秘の源泉は真理欲求が生み出すものと仮定し、その現象は人の限界を突破しうる可能性を持つ。
科学的に相反するオカルトの存在も無意味では無く、直感も真理を目指す為に必要な要素なのだ。
全てに意味がある。なぜなら、起こりうる事は起こり、偶然は必然なのだから。

人類の命題が真理究明ならば、人はその為に誕生した事になり、
誕生以前に存在していた事物は、人が真理に到達する為に用意されていたと考えられる。
では何が用意したのか?
太古の昔から人知を超えた存在を神と呼び、現在も神が万物を創造したと考える人は多い。
作中では人類は異常気象や疫病により危機に瀕している。
誰もが神に救いの祈りを捧げていてもおかしくないのだが、そのような人たちはこの映画には登場しない。
即物的な救いを求めている人類に呼応したのは神ではなく「彼ら」だったーーー。

一般的に神とは聖書に出てくる神を指している。
この神は全知全能で完璧な存在であり、ある特質を持っている。
それが「愛」である。
聖書は分厚い本であり一読するに労力を必要とするが、教義は一言で説明ができる。
それは隣人愛である。自分を愛するように他人を愛しなさい。ただそれだけである。
ただし究極的に隣人愛を実践するということは、自分を殺しにくる相手も愛しなさいということである。
普通の人間なら理解も実践も難しい。しかし神はそれを望んでいる。

最初は愛を反理性的な本能からくる非科学的なものと考えていた男は、彼らの導きによって愛の本当の意味を知る。
愛は人を破滅させず救いをもたらすパワーであると。人類の次のステップである進化に必要な力であると知る。

彼らは神と同じく愛の重要性を教えてくれたのだ。
男の中で点と点が繋がり「彼らは我々だ」言った。三次元的思考が五次元空間を介する事で慧眼したのだろう。
その言葉を聞いて私は、もしかしたらこの世の全てを造ったのは我々自身なのかもしれないと思った。
宇宙は超ミクロな一点から始まった。その中に全てが詰まっており、全てが一つだった。
万物の根源は同じであり、優劣など無い意味ある存在なのだ。
直感は訴えかけてくる。いま理解ができないからといって存在しないとは限らない、いつか分かる時がくるかもしれないと。
起こりうる事は起こるのだ。
クロちゃんさん [映画館(字幕)] 10点(2014-12-31 19:18:07)
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【点数情報】

Review人数 185人
平均点数 7.66点
000.00%
100.00%
210.54%
342.16%
452.70%
573.78%
62815.14%
73016.22%
84624.86%
93720.00%
102714.59%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.61点 Review13人
2 ストーリー評価 7.70点 Review24人
3 鑑賞後の後味 8.40点 Review22人
4 音楽評価 7.81点 Review16人
5 感泣評価 7.18点 Review16人
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【アカデミー賞 情報】

2014年 87回
作曲賞(ドラマ)ハンス・ジマー候補(ノミネート) 
視覚効果賞 受賞 
音響効果賞リチャード・キング[録音]候補(ノミネート) 
音響賞グレッグ・ランデイカー候補(ノミネート) 
美術賞ネイサン・クロウリー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2014年 72回
作曲賞ハンス・ジマー候補(ノミネート) 

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