2.《ネタバレ》 とてもつまらなそうな映画に思えてスルーしていましたが、ブラッド・バードが作った映画ということとTV連続ドラマ『アンダー・ザ・ドーム』のお姉さんが映画でどういう演技を見せるかも気になり、大ハズレ覚悟でレンタルしたのですが、まさか自分が涙を流してしまうとは思いもしませんでした。
夜の闇を照らすライトも、空を飛ぶ飛行機も、ボケットに入れられてゲームだって出来てしまう小型電話機も、黒人や女性が普通に社会参加できることも、そのむかし全ての人が「そんなの無理」と思い込み信じきっていたなら、誰もそれを現実に作ろうとはしなかっただろうし、今のこの世界は無いはずです。今のこの世界があるのは、無かったものを夢見て「作ろう」とした人たちがいたから。だから良いビジョンを持つことは大切なことだと思います。
子供の頃に夢想したキラキラ平和な未来のビジョンを、映画としては初めて目にしました!
忘れかけた大切なものを思い出させてくれました。
エンリケ・バリオス著 『アミ 小さな宇宙人』から、以下の言葉が、この映画を表すに最適と感じたので引用します。
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注意(おとなのみにむけた)
読み(観)続けないように!きっと面白くないでしょう。ここに書いてあるのは、すばらしいことばかりだから。
たいていのおとなにとって、おそろしいことのほうが、すばらしいことよりも、ずっと信じやすいことだから、ほんのひとにぎりのおとなしかぼくを理解しないだろう
この青く美しい、まるい地球の
未来の後継者であり
また、兄弟間に争いのない
新しい地球の建造者である
すべての国の
さまざまな年齢の
子どもたちに捧げる