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バンブルビー

[バンブルビー]
Bumblebee
2018年上映時間:114分
平均点:7.31 / 10(Review 26人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-03-22)
公開終了日(2019-07-24)
アクションSFアドベンチャーシリーズものTVの映画化漫画の映画化
新規登録(2019-03-03)【たろさ】さん
タイトル情報更新(2023-11-05)【イニシャルK】さん
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監督トラヴィス・ナイト〔アニメ監督〕
キャストヘイリー・スタインフェルド(女優)チャーリー・ワトソン
ジョン・シナ(男優)バーンズ
スティーヴン・シュナイダー(男優)ロン
ジョン・オーティス(男優)パウエル博士
グリン・ターマン(男優)ウェーレン司令官
レン・キャリオー(男優)ハンクおじさん
ディラン・オブライエン〔男優・1991年生〕B-127(バンブルビー)
アンジェラ・バセットシャッター
ジャスティン・セロードロップキック
木村良平B-127(バンブルビー)(日本語吹き替え版)
土屋太鳳チャーリー・ワトソン(日本語吹き替え版)
志尊淳ギレルモ・“メモ”・グティエレス(日本語吹き替え版)
悠木碧シャッター(日本語吹き替え版)
玄田哲章オプティマス・プライム(日本語吹き替え版)
楠大典バーンズ(日本語吹き替え版)
宝亀克寿ハンクおじさん(日本語吹き替え版)
後藤敦パウエル(日本語吹き替え版)
藤原夏海オーティス・ワトソン(日本語吹き替え版)
音楽ダリオ・マリアネッリ
撮影エンリケ・シャディアック
製作ドン・マーフィ〔製作〕
マイケル・ベイ
製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ
ブライアン・ゴールドナー
配給東和ピクチャーズ
編集ポール・ルベル
日本語翻訳岸田恵子
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1.《ネタバレ》 これは泣いた。もうガチで泣いた。
小学生の頃からトランスフォーマーで遊んできたけど、これは僕がずっと観たかったトランスフォーマーだった。

本作はベイ版の前日譚とのことだが、過去作との矛盾が散見され、実はリブートとの噂まで出ているので、シリーズファンすら混乱気味である。気にせずに楽しもう。(そもそもベイ版ではビーは既にWW2でナチス相手に暴れていた設定)

トランスフォーマーはベイを監督に据え、5作品が制作されきたが、もはや何をやっているのか分からないほど散らかっており、映画として誉められる出来ではなかっただろう。(個人的には大好きだが)
しかしトラビス・ナイト版はベイとは対照的にコンパクトにまとめられ、チャーリーとビーの絆を丁寧に追っていく。
エモーショナルなアクションは、ファミリー映画を逸脱せぬようにとても見やすく、変形ギミックを活かすアイデアに満ちている。

まず映像が良い。複雑なキャラデザだった過去作では、もはや変形はほとんど描かれなくなってしまったが、今作では80年代という舞台を加味し、当時のG1世代を思い起こさせるレトロで簡素なデザインが採用されている。(サイバトロン星のトランスフォーマー達に興奮するファンも多いだろう。)

彼らが現実のトイのようにガシャンガシャンとパーツを移動させて変形すれば、否が応でも子供心がくすぐられるというものだ。
実際、チャーリーがワーゲンの下にビーの顔を発見するシーンは、ある種のメッセージだろう。多くの車型TFトイは車体下部にロボットの顔が配置されることが多いのだ。これは僕が親しんできた、あのおもちゃの映画なのだ。


もちろんただの回顧主義だけではなく、シンプルなデザインの恩恵で、アクションはとても見やすい。
変形ギミックも、作中至る所で活かされており、今更ながら他のSF作品との違いを見せつけてくれる。
例えば、チャーリーとメモの距離をぐっと近づけたチェイスシーン、或いは吹き飛ばされた勢いそのままにに変形し、継ぎ目ない攻撃を見せる戦闘描写、そしてビーのお茶目な一面をのぞかせる感情表現として。敵のトリプルチェンジャー(三段変形)もせわしなく変形し、見せ場を盛り上げてくれる。

またクライマックスでは、同時進行するイベントをワンショットで処理するなど、ナイトはアクションの見せ方もずば抜けている。
アニメ作品で鳴らしてきた彼だが、実写でもその技巧やセンスを遺憾なく発揮したといえるだろう。
主要キャラを黄色、赤、青と特徴づけたり、小さな子供に分かりやすいような配慮も優しくて好きだ。

そんな本作の最も良い点は、他のどのTF映画よりもドラマ性とメッセージ性に長けている点だろう。
ほんの数年前に、本作とほぼ同じプロットのSFファミリー映画が制作されいるように、話自体は有りがちだ。
しかしチャーリーとビーの交流は、丁寧な人物描写に裏打ちされ、爽やかな感動をもたらしてくれる。

日本公開時に字幕が出るか不明だが、チャーリーを映して去るカマロのミラーには「ミラーに映る物体は、実際には見えている場所よりも近くにあります」という旨の注意喚起が表記されている。(アメリカでは安全面からこの表記が義務付けられているのである)

「世界を救え!!」と訴え続けてきたベイ版とは、全く別のアプローチがここで結実している。

大好きだったお父さんも、遠くに行ってしまったようで今も一番身近な心にいるということ。
心が離れてしまったようでも、家族の愛はいつもチャーリーを見守っているということ。
それはきっとバンブルビーにとっても同じ。

傷ついた二人が絆を深め、お互いに再生を促していく。
EDテーマの歌詞(主演のヘイリーちゃんが作詞して歌っている)に、「一人では見つけられなかった気持ちを君がくれたんだよ」とあるように、目に見える以上の力がチャーリーやビー、そして家族を繋げているのである。
これぞまさにトランスフォーマーシリーズに受け継がれる「モア・ザン・ミーツ・ジ・アイ」の精神ではないだろうか。

子どものころ、おもちゃで遊びながら「彼らと友だちになりたいな」と空想したものだが、「バンブルビー」はそんな僕が本当に観たかったトランスフォーマー映画であり、号泣ファミリー映画に仕上がっていた。

余談ですが僕は「トゥルー・グリッド」以来、ヘイリーちゃん追い続けています。初期は「存在感あるなぁ」的な感じで見てたのですが、今では曲を発表すればヘビロテし、海外でヘイリーちゃん似を見つければ必ずナンパするなど、半ば変態じみた目線で彼女を見ています。そんで今回のヘイリーちゃんなんですが、もう可愛くて可愛くて…はい満点。
※映画も良かったです。
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕なし「原語」)] 10点(2019-03-04 15:23:53)
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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 7.31点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
513.85%
6519.23%
7934.62%
8830.77%
927.69%
1013.85%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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