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嵐ケ丘(1939)

[アラシガオカ]
(嵐が丘)
Wuthering Heights
1939年上映時間:105分
平均点:6.82 / 10(Review 22人) (点数分布表示)
公開開始日(1950-12-01)
ドラマモノクロ映画ロマンス小説の映画化
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タイトル情報更新(2022-04-24)【Olias】さん
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監督ウィリアム・ワイラー
キャストローレンス・オリヴィエ(男優)ヒースクリフ
マール・オベロン(女優)キャシー
デヴィッド・ニーヴン(男優)エドガー
ジェラルディン・フィッツジェラルド(女優)イザベラ
フローラ・ロブソン(女優)エレン
レオ・G・キャロル(男優)ジョセフ
ドナルド・クリスプ(男優)ケネス博士
古澤徹ヒースクリフ(日本語吹き替え版【PDDVD】)
湯屋敦子キャシー(日本路恵き替え版【PDDVD】)
鳥海勝美エドガー(日本語吹き替え版【PDDVD】)
新田昌玄ヒースクリフ(日本語吹き替え版【NHK】)
寺田路恵キャシー(日本路恵き替え版【NHK】)
木下秀雄エドガー(日本語吹き替え版【NHK】)
水城蘭子イザベラ(日本語吹き替え版【NHK】)
原作エミリー・ブロンテ
脚本ベン・ヘクト
ジョン・ヒューストン(ノンクレジット)
チャールズ・マッカーサー
音楽アルフレッド・ニューマン
撮影グレッグ・トーランド
製作サミュエル・ゴールドウィン
美術ジェームズ・バセヴィ
編集ダニエル・マンデル(編集)
その他サミュエル・ゴールドウィン(プレゼンター)
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1.《ネタバレ》  この映画を見たのは、中学生の頃。もともと、テレビ放映されたローマの休日(1953年)に感激し、ウィリアム・ワイラー監督の名が、私の中に強く刻み付けられていました。そして、ワイラー監督が亡くなった後の追悼上映として当作品がリバイバルされ、単身、映画館へ足を運んだのでした。まだガキだった当時の私には【真に愛しているのはヒースクリフなのに、隣人の上流階級の子息・エドガーと結婚してしまうキャシーの心情】は理解し難いものでした。しかし、単なるメロドラマを越えた格調高さは、理解できました。上映が終わり、館内が明るくなったとき、若いカップルのお姉さんが大泣きして、お兄さんが優しくなだめていたのを、今でも覚えています。
 大人になり、ビデオであらためて再見したときには、キャシーの心情を理解できるようになり、マール・オベロンのきめ細やかな演技と、それを引き出したワイラー監督をはじめとするスタッフの技量にあらためて感心させられました。エンディングでは、映画館でお見かけしたお姉さん同様、泣けました…。
 これとは別に、原作小説を読む機会があったのですが、映画と内容が異なっているのに驚きました。私はそれまで「小説の映画化なら、如何に原作に忠実か」を価値基準にしていましたが、以後「脚色によって独立した作品として完成しているなら、この限りではない」と考えを修正するきっかけにもなった映画でもあります。今でも私にとって「嵐ケ丘」とは、アルフレッド・ニューマンの甘いBGMと共に思い出される、このワイラー版です。
 さて、採点ですが…今では「この映画の撮影で渡米していたローレンス・オリビエを追って来たビビアン・リーが、風と共に去りぬ(1939年)のスカーレット・オハラ役に抜擢されることになった」というように、映画史の文脈で抜粋される程度です。しかし、私にとっては、思い出深いメロドラマの古典です。ワイラー監督への敬意を込め10点を献上します。
せんべいさん [映画館(字幕)] 10点(2015-08-23 21:50:25)
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 6.82点
000.00%
100.00%
200.00%
314.55%
414.55%
5313.64%
614.55%
71045.45%
8313.64%
929.09%
1014.55%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.33点 Review3人
2 ストーリー評価 8.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review4人
4 音楽評価 9.50点 Review2人
5 感泣評価 8.66点 Review3人
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【アカデミー賞 情報】

1939年 12回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ローレンス・オリヴィエ候補(ノミネート) 
助演女優賞ジェラルディン・フィッツジェラルド候補(ノミネート) 
監督賞ウィリアム・ワイラー候補(ノミネート) 
撮影賞グレッグ・トーランド受賞白黒
作曲賞(ドラマ)アルフレッド・ニューマン候補(ノミネート) 
美術賞ジェームズ・バセヴィ候補(ノミネート) 
脚色賞ベン・ヘクト候補(ノミネート) 
脚色賞チャールズ・マッカーサー候補(ノミネート) 

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