5.実は期待していなかったが、間違いなく名作。
「人が争う時は、どちらも正しい」。この時代特有ではなく普遍的なテーマだが、現代でこういった作品を作る場合、複雑になり過ぎる可能性が高い。
人生、分かっているようで、でも行動は違っている。破滅的な方向に向かう時も意識はあるが止められない。
何故に生きにくいのか。幸せにしようとして、幸せになろうとして、でも直接的な表現は出来ない、どうしても。
子供は、未来は救いになるのだろうか...いや、幻想だろう。時代は形を変えて繰り返す。
あと、シルヴァ・コシナは美しい。