淑女は何を忘れたかのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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淑女は何を忘れたか

[シュクジョハナニヲワスレタカ]
What Did the Lady Forget?
1937年上映時間:72分
平均点:7.74 / 10(Review 19人) (点数分布表示)
公開開始日(1937-03-03)
ドラマコメディモノクロ映画
新規登録(2003-10-15)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2013-10-13)【ESPERANZA】さん
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監督小津安二郎
助監督吉村公三郎
石川和雄
キャスト栗島すみ子(女優)麹町の夫人時子
斎藤達雄(男優)夫小宮
桑野通子(女優)大坂の姪節子
吉川満子(女優)田園調布の未亡人光子
飯田蝶子(女優)マダム千代子
葉山正雄(男優)藤雄
突貫小僧(男優)近所の小学生富夫
大山健二(男優)大学の先生
佐野周二(男優)大学の助手岡田
坂本武(男優)牛込の重役杉山
浪花友子(女優)芸者
上原謙(男優)大船のスター
鈴木歌子(女優)料亭の女将
出雲八重子(女優)女中のお文
立花泰子(女優)酒場のマダム
脚本ジェームス槇
伏見晁
音楽伊藤宣二
撮影茂原英雄
厚田雄春
製作松竹
配給松竹
美術浜田辰雄
衣装斎藤耐三
編集原研吉
録音妹尾芳三郎
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3.誰も彼もが煙草の煙で画面を燻らし、斉藤達雄と桑野通子がトレンチコートと帽子を身に着ける。ハリウッドの30年代ギャング映画を見るかのように、なんだかやけに楽しい。桑野の斜めにかぶった帽子、決まっている。斉藤達雄が粟島すみ子をピシャリと頬を打つ、決まっている。そこへ小津のギャグセンスが、かしこに顔を出し、男と女を軽妙に描いて見せる。何気ない会話と電灯の消滅がエロスを爆発させるラストには参った。ドアの開け閉めによる斎藤と桑野の演技と本気の繰り返しのギャグ。エロスとドア、これはまさにルビッチだ。
彦馬さん [DVD(邦画)] 10点(2006-12-12 17:52:01)
2.この完成度の高さは驚き!!(←注・小津2本目なんで→)最初は流石に古さは否めず・・感あったのですが、なんのなんの。面白い!!キャラ立ちは見事だし、観る側の視点を限定せず入り込ませてくれるんで。何よりユーモアに秀でてるのがいい。表情も素晴らしいやね。なんにしても、桑野通子♪あの回転の速さ、垢抜けた言い様に「確かにそうだ!」と勇気付けられ、身勝手に見える行動にホッと絆される。一見、好きにかき混ぜてるようで、「雨降って・・」になる様。喫茶店での叔母さんたちの会話と表情にハッとさせられる。愛らしいせっちゃんがくれたプレゼントに観る側も幸福な気分になるのは間違いない!!
れこばさん 10点(2004-09-05 21:19:09)(良:1票)
1.《ネタバレ》 小津で何を選ぶか?完成度なら「麦秋」だろう、釣りが好きなら「父ありき」だ、中年トリオアミーゴスと岡田茉莉子なら「秋日和」だ、加東大介なら「秋刀魚の味」だ、コンちゃんなら「彼岸花」だ、そしてアイドル映画なら、桑野通子の「淑女は何を忘れたか」だ。
大阪モダンガールは「ひっく」と酔いつぶれ、「北極!」ととんちを利かせ、ぼかんと斉藤達雄を殴る真似。そんな「せっちゃん」に斉藤達雄も悪のりし、小僧たちは「とんがらかっちゃ駄目よ」とわけわかんない歌を唄いはじめる。
こういう映画を見るために、私は映画を見ているのだと思う。
まぶぜたろうさん 10点(2003-12-03 21:21:57)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 7.74点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5315.79%
615.26%
7421.05%
8421.05%
9421.05%
10315.79%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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