1.《ネタバレ》 怖い映画は好きな方なので期待して観たのですが思いっきり期待をハズしてくれました。この映画のダメなところを幾つか挙げてみると、まず殺人鬼に狙われる連中が「こっちは6、むこうは1で6対1なんだ」とか言って強がっている割には全員がビビり過ぎていて襲われる前からギャ~ギャ~と必要以上にうるさすぎなんです。またこの連中は必要以上にうるさいだけでなく頭もかなり悪いみたいで意味のない単独行動で殺人鬼に見つかったり、仲間を殺人鬼と間違えて火だるまにしたり、いよいよクライマックスといったところでは灯台を敢えて上に逃げて案の定逃げ場をなくして仕方なくロープで降りようとしているところを殺人鬼にロープを切られそうになってビビったりしています。怖い映画を観るつもりだったのに“この映画は観客を笑わそうとしてるのか!?”と呆れてしまいました。原題がLIGHTHOUSEなのに原題と勘違いさせそうなキリング・オブ・サイレンスという紛らわしい邦題も一体何なのでしょうか、ただほんの少しですが結構上手い撮り方だと思うシーンもありますよ、トイレで殺人鬼をやりすごそうとするシーンとか。