4.《ネタバレ》 4時間は長すぎる。
しかも驚くほど地味なので、さらに長く感じる。
いくらベアールが魅惑的で、美しい肢体を晒してがんばったとしても、とてもじゃないけど最後まで持たない。
画家とモデルのリアルな間や空気感を出したかったのだろうが、この半分にまとめていいくらい。
絵画や芸術に関心が高いなら面白く見れるかもしれないが、エイターテイメント性に乏しいのできつい。
芸術家的というか哲学的というか、画家の思考回路や感受しているものがさっぱり理解できない。
フランス映画で時に遭遇する、自分の理解力を超えた難解すぎてお手上げの世界。
集中力も切れて、なんとか理解しようとする気も失せる。
絵のモデルをすることが、この映画を最後まで見ることと同じくらい大変なことはわかった。