1.とりあえずカートの名前を出さないで欲しかった。確かに、ある程度NIRVANAのことを知っていないと深く感じ入ることができないであろうシーンは多くありましたが、「架空の作品」だなんて最後に提示するのは逃げですよ。作品に対する予備知識を持たず、ただただカート・コバーンを描いた作品であると期待して見に来たファンに対して失礼だ。インスパイアされたんならされたで後日談ででも語ればいい。それをわざわざ大々的な宣伝文句として(監督にそういう意図はなかったのかもしれないが結果としてそうなっている)使っているのに腹が立つ。 まあ、この落胆は映画館での新作ラインナップのCMを見たときはガンガンNIRVANAの曲が使われていたことで否応無しに期待を高めれたのが原因だと思うが…。とにかく一ファンとしては正当に評価ができない。