1.《ネタバレ》 これは酷い映画です。嫌な気分ですよ。
もし真夜中にドライブしていて、知らない道を走る不安、真っ暗な中でぜんぜん目的地にたどり着かない恐怖感、そして道がどんどんと細くなってゆき、その中を見知らぬ相手に物凄いスピードで追われる恐怖、、、、本当に怖いです。
いや、怖いというか、嫌な感じしかしません。
本当に彼女らにとっては悲劇でした。
究極のネタバレだけれども、女子高生が後ろの車にウンチを投げつけるところが凄い!
あと、「クシャミだと思った」っていうところで大爆笑した。
全編とおしてドキュメンタリーっぽいので、リアルというか、生々しい感じもあります。
彼女たちが他のホラー映画よりもリアルに「女子高生」な感じで良いデス。というのも、(変態妄想ですが)自分も女子高生になったつもりで、彼女らとドライブを体験しているような錯覚に軽く陥るからだ(ドキュメンタリー手法によって)。
他のティーン・ホラー映画などでは、男が必ず彼女等の側にいて、キスしたり、セックスしたり、ドラッグしたりしているが、この作品では女子達だけで濃密な(?)「女の世界」を醸し出しているのが良いのです(女子の世界も生々しいですね!)。正にそこには憧れの「ガールズトーク」空間が広がるです!
、、、いや~、途中で見るのを止めようかとも思ったが、しかし「どんでん返し」が必ずある物と思い(パッケージ裏にもそう書いてある)、それが見たいが為に最後まで観たデス。
犯人の女は、頭がどうにかしているとしか思えない。
彼女らは物凄い目に遭い、それは悲劇そのものですが、それを見た自分も悲劇でした。